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2017/12
15:31
時代が変わる、人も変わる
ペレファーチェン
1970年代の頃、ビートルズが流行ると世の中の人々は茶髪やギターを「不良」だと言ったではありませんか。
そして今の、働かない若者、恋愛しない若者、セックスしない若者の増加を、「時代の進歩」だと考えられる人は少ないのです。
今私は、indeedというアプリで、お金が無くなったら仕事をする、というアルバイトのみで暮らしてます。
時給1000円の仕事も普通にあります。
履歴書が面倒な時は履歴書不要で探します。
この働き方は、親からすると不安かもしれませんが、
私は「自由」と「安定」が両立しない時代になったと思います。
1950年代~2010年代は、正社員なりなんなり、安定した収入こそ自由の証しでした。
安定=自由の時代です。
マイカー、マイホーム、子供は大学へ、
結婚して家を買う、新しい家電、
これらが成功の証しであり自由でした。
しかし、資本主義が成熟し物質がありあまり、人口が減少すると、
一気に社会は「自由か、安定か、」
という選択肢になります。
私達はよく、親から
「そんなんじゃ食べていけない」とか、
「頑張らないと生活できない」と言われますが、この親の不安や心配は根拠があるのでしょうか?
資本主義への考察や、人工知能の発達、
少子高齢化による住宅価格の暴落、
これらへの考察があって捻出されたのでしょうか?
いや、単なる不安や心配が大半でしょう。
唯物史観、つまり環境が人を変える、という観点から話すと、
日本社会そのものが「成長から縮小」の時代に入っているのですから、個人の生き方も成長からスマート化に変わるのです。
ミニマリストが増えた原因もこれです。
私達はもはや、生きていくに、お金がそんなにかかりません。
衣食住に必要なお金は月8万あれば十分すぎます。
ちなみに、私は実家に住まわせてもらってますが月6万の収入で、実家への家賃1万であります。
これで十分です。
それで外国語を習ったり、外国人の友達を作るために教会に行ったりしてます。
友達と話す自由な時間をたくさん持つのが私の今の優先順位です。
何が言いたいかと言うと、「自由な時間」を確保するために、安定した収入を目指す必要が無いと言う事です。
そしてニートや引きこもりの人は、
自由な時間があるというポイントが実は利点なんです。
働くという事に価値的優先性を置かなくて良いのです
ですから真に自分が好きな事を極める、学習するチャンスなんです。
人工知能の登場により、2023年〜2025年がおそらくその時でしょうが、
日本人の仕事は50%は減少します。
清掃員、レジ打ち、タクシー、トラック運転手、薬剤師、弁護士、司法書士、町医者、
公認会計士、電車やバスの運転手、
等々は2020年代に消滅するのです。
ですから働いていない人は実は時代を先取りできるかもしれないチャンスなんです。