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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第218号:2025年7月2日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第218号です。
最近、スーパーに行くと、梅とともに梅干しや梅酒を作るセットが売られている
のを見ますが、スーパーの食材を見ていると、季節感を感じられますね。
私も実家の梅の出来が良かったので、採って帰り、早速大量に梅酒を作りました。
オーソドックスな梅酒は、氷砂糖とホワイトリカーでつくりますが、今回、我が
家はウイスキーを使用しました。(個人的感想ですが、コクがあって美味しいので
す。)
…で、梅酒として飲めるのは早くても3箇月後。
待ち遠しいですが、暑い夏を乗り切ったら…の楽しみとして、頑張ってみたいと
思います。
今年度も酷暑となりそうです。皆さまも熱中症に気を付けて、お過ごしください。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
お役に立ちそうな情報があれば、お知り合いの方などに、広く紹介して
ください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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ひきこもり支援ハンドブック~寄り添うための羅針盤~
京都府家庭支援総合センター
ひきこもり支援担当
令和7年1月、厚生労働省が、支援者向けの「ひきこもり支援ハンドブック~寄り添
うための羅針盤~」を作成しました。このハンドブックは、支援にあたっての参考(拠
り所)となるよう、支援を行う前提や基本的な考え方、支援のポイント等が掲載されて
います。
また、多くの支援事例も掲載されています。その中に、「支援における価値や倫理」と
いう項目があり、そこに3つの大切なことが書かれています。
1.人間観~「人として尊厳ある存在」と認識し、その背景を理解する~
ご本人は多くの傷つき体験を経験し、生きづらさを抱え、他者との関わりが困難な状態
から「ひきこもる」という自己防衛の状態になっているといえます。動き出すために自
らのエネルギーを貯めている状態であるということや、「ひきこもる」ことは誰にでも、
どの家族にも起こりうることであるという理解が必要です。
2.社会観~社会の在り方を問う~
これまで培ってきた固有の価値観や社会通念上の常識、一般的な価値観にとらわれるの
ではなく、ひきこもり状態となった当時の社会環境や時代背景にも着目し、本人を取り
巻く社会がどうあるべきかを考えていきながら、支援にあたることが大切です。
3.支援観~本人の意思を尊重する~
ご本人の意向を踏まえて丁寧に取り組むことが必要です。将来像は多様であり、実現す
るための支援や、その到達点も多様です。ご本人との対話や協議を重ねながら、意思や
思いの表出を促し、本人の自律の力を醸成(ある状態や気運を徐々に作り出すこと)し
ていく支援が必要です。
ひきこもりは、いじめやリストラ、生活困窮といった社会問題が顕在化する中で、年齢を
問わず、誰にでも、どの家庭にも起こり得ることです。個人、その家族の問題という捉え方
ではなく、社会全体の課題であるという認識を持っておくことが大切です。また、皆さんが
歩んでこられた時代背景も全く異なります。その時々で、いろいろな時代背景、大変さがあ
るということを認識しておくこと、昭和・平成・令和という時代にある背景、風景もしっか
りと持っておくことが大切だと思いました。そして、何より、ご本人の意思や思いを表出で
きるように、ご本人との関係性をいかに構築していくかが大切であること再認識しました。
このハンドブックですが、誰でも閲覧ができます。厚生労働省のホームページに掲載され
ていますので、是非、ご一読いただければと思います。
ご家族は、ご本人にとったら、一番身近な支援者でもあります。このハンドブックの内容
を共有し、ご家族とともに、ご本人の支援を考えていきたいと考えています。
(厚生労働省 ひきこもり支援推進事業)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/hikikomori/index.html
┗■ 3.イベント等情報
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◎令和7年度ひきこもりを支える家族教室について
京都府家庭支援総合センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家族を対
象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理解や
対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、御家族の不安や孤立感を
和らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家族の方々
に、意見交換をしていただく家族交流も行っています。
次回の家族教室は第3回。
チーム絆地域チーム NPO法人乙訓障害者事業協会「乙訓もも」の藤田所長に、
ひきこもり支援で大切にされていることや、当事者との関わりの中で大事にされて
いること等をお話いただきます。興味のある方は、是非、ご参加ください。
家族教室では、1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、
完全予約制とします。1グループは4~6名の少人数で実施します。最大5グル-
プ、1回で最大30名とします。会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹
底します。
参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話いた
だき、参加の予約をお願いいたします(京都府在住の方、ひきこもり当事者が京都
府在住の御家族の方に限らせていただきます)。
電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
注※参加には事前予約が必要です。
令和7年度ひきこもりを支える家族教室
<日程>
(第3回) 7月25日(金)、29日(火) 様々な価値観に触れる~チーム絆地域チーム「乙訓もも」の取り組み~
(第4回) 8月26日(火)、29日(金) コミュニケーションって何??
(第5回) 9月26日(金)、30日(火) ライフプランを考える~就労や福祉から見た将来設計~
(第6回)10月28日(火)、31日(金) ひきこもり経験者の体験談
(第7回)11月25日(火)、28日(金) ひきこもり経験者が語りあう
(第8回)12月19日(金)、23日(火) 続・コミュニケーション力を高める
(第9回)令和8年
1月27日(火)、30日(金) 続々・コミュニケーションを考える
(第10回) 2月24日(火)、27日(金) 振り返り、まとめ
各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。なお、両日
参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。
日時:毎回13時30分~15時30分
内容の詳細については、京都府ひきこもり支援ポータルサイトにも掲載しています。
会場は京都府家庭支援総合センターです。
注)プログラムの内容については、変更される場合があります。
◎令和7年度ひきこもりを支える北部家族教室のお知らせ
京都府家庭支援総合センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家族を
対象とした家族教室を実施しています。
次回の北部家族教室は第2回。
「コミュニケーションについて学ぶ」と題して、コミュニケーション、「伝える
技術」や「聴く技術」について考えたいと思います。興味のある方は、是非、ご参
加してください。
会場、日時、内容等は下記を御参照ください。北部地域のお住まいの方であれ
ば、どちらの会場にご参加いただいても構いません。
参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話い
ただき、参加の予約をお願いいたします。
なお、このプログラムは京都府在住の方、ひきこもり当事者が京都府在住の御
家族の方に限らせていただきます。
電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
注※参加には事前予約が必要です。
◇令和7年度ひきこもりを支える北部家族教室
<プログラム>
(第2回)コミュニケーションについて学ぶ
(第3回)続・さまざまな価値観に触れる~臨床心理士から見た、ひきこもり支援の実際~
(第4回)支援事例から学ぶ
(第5回)ひきこもり経験者から学ぶ~当事者の思い~
<日時>
(会場)中丹広域振興局舞鶴総合庁舎(舞鶴市字浜2020)
(第2回)令和7年8月27日(水曜日)13時30分~15時30分
(第3回)令和7年10月16日(木曜日)13時30分~15時30分
(第4回)令和7年12月18日(木曜日)13時30分~15時30分
(会場未定)
(第5回)令和8年3月12日(木曜日)14時00分~16時00分
各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。
第5回については、ひきこもり北部家族研修会を兼ねて実施します。会場は現在、
調整中です。詳細が決まりましたら、改めてご連絡させていただきます。
内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターのホームページ、京都府ひき
こもり支援ポータルサイトにも掲載しています。
◎令和7年度ひきこもり北部相談の日程について
京都府家庭支援総合センターでは、毎月2回、京都府中丹西保健所を中心に、ひ
きこもり北部相談を実施しています。
「今の状態を変えたい」、「自信が持てない」と悩んでおられる当事者の方、
「どう接していけば良いかわからない」、「本人の状態をどう捉えたらよいかわか
らない」と困っておられるご家族の相談をお伺いします。また、市町のひきこもり
相談窓口や各支援機関のご相談もお受けし、連携を図りながら、当事者やご家族に
とってよりよい支援を検討していきます。どうぞ、お気軽にご相談ください。
なお、相談は事前予約制になっています。相談をご希望される方は、ひきこもり
相談専門電話(075)531-5255(平日午前9時~午後4時)までお電話ください。また、
「遠くて行けない」、「交通手段がない」等、ご家庭の事情がある場合も、お気軽
にご相談ください。
<今後の日程>
(令和7年度)
令和7年 7月16日(水)
8月 6日(水)、20日(水)
9月 3日(水)、17日(水)
10月 1日(水)、15日(水)
11月 5日(水)、19日(水)
12月 3日(水)、17日(水)
令和8年 1月 7日(水)、21日(水)
2月 4日(水)、18日(水)
3月 4日(水)、18日(水)
<場所>京都府中丹西保健所(京都府福知山市篠尾新町1丁目91)第4会議室他
<お問い合わせ> 京都府家庭支援総合センターひきこもり支援相談電話
電話:(075)531-5255(9時~16時)
◎「令和7年度 宇治市不登校・ひきこもりについて学ぶ 第1回市民講演会」のお知らせ
宇治市では、不登校・ひきこもりについて学ぶ市民講演会を、宇治市地域福祉課と
「特定非営利活動法人ほっこりスペースあい」の共催で行います。講師の木場律士(きば ただし)
さんは、医療現場を中心として、不登校やひきこもり、心身症や発達障害など様々な問題に対し
て心理支援を実践しておられます。2回シリーズで講演してくださいます。(8月に予定)
ご家族や市民の方、支援者の方、関心のある方、どなたもどうぞご参加ください。
宇治市民以外の方も参加できます。
「令和7年度 宇治市不登校・ひきこもりについて学ぶ 第1回市民講演会」
日 時 : 令和7年7月12日(土) 14:00~16:00(受付13:30)
場 所 : 宇治市産業会館 1階 多目的ホール
講 師 : 木場 律志さん
(甲南女子大学 心理学部心理学科 講師
甲南女子大学 心理臨床センター こころの相談室 相談員)
テーマ : 「不登校・ひきこもりからの回復のヒント~『心の元気』という考え方~」
定 員 : 80名(定員に達した時点で締め切りとします。)
申し込み先: 宇治市ひきこもり相談窓口「相談ルーム あんど・ゆー」
お名前(ふりがな)、電話番号、所属(該当者のみ)を下記まで
お知らせください。
E-mail andyou@eos.ocn.ne.jp
電話 0774-25-2781
Fax 0774-38-5058
問い合わせ・当日連絡先:特定非営利活動法人ほっこりスペースあい
電話 0774-32-6187
◎厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」からのお知らせ
厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」が開設しています。
ひきこもりに関する基礎情報や全国の相談窓口、イベント情報等が掲載されています。随時更
新されていきますので、是非、ご覧ください。
▼【支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」】
各種イベントの詳細や当事者・経験者の声に触れよう!
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
└────────────────────────────――――
京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府家庭支援
総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談等の支援
を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を府内に設置してい
ます。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひきこもり
状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していきます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
└────────────────────────────┘
★★★ 乙訓地域チーム(向日市、長岡京市、大山崎町)★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 南丹地域チーム(亀岡市、南丹市、京丹波町) ★★★
株式会社エデュワーク
住所:亀岡市塩屋町14 リベーラ塩屋308号室
電話:070-1775-0796
受付時間:月~金 11:00~18:00
★★★ 中丹地域チーム(福知山市、舞鶴市、綾部市) ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム(宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町) ★★★
労働者協同組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市峰山町杉谷29-4
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00(水曜日午後は閉館)
~山城地域について~
○宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町は、市町のそれ
ぞれの相談窓口がご担当いたします。
・宇治市 相談ルームあんど・ゆー
宇治市宇治琵琶45 宇治市総合福祉会館1階
(0774)25-2781
・城陽市 NPO法人ほっこりスペースあい
宇治市木幡赤塚47番地12
(0774)38ー5058
・八幡市 健康福祉部生活支援課 相談支援係
八幡市八幡園内75 八幡市役所3階30番窓口
(075)983-1138
・京田辺市 仕事とくらしの相談室ぷらす
京田辺市田辺80 京田辺市役所
(0774)64-1371
京田辺市社会福祉協議会「ふれあい相談窓口」
京田辺市興戸犬伏5-8
(0774)62-5447
・木津川市 健康福祉部くらしサポート課
木津川市木津南垣外110-9
(0774)79-0307
・久御山町 福祉課
京都府久世郡久御山町島田ミスノ38
(075)631-9902、(0774)45-3902
○井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村の方のご相談は、京都
府脱ひきこもり支援センターが町村役場の方と連携を図りながら、対応いたしま
す。相談場所等については、町村の役場と調整の上、決定していきます。
京都府脱ひきこもり支援センター又は以下の町村窓口にご相談ください。
・宇治田原町 福祉課
綴喜郡宇治田原町大字立川小字坂口18番地の1
(0774)88-6635
・精華町 いざわファーム株式会社
相楽郡精華町祝園長塚17番地5
(0774)98-0015
・南山城村 税住民福祉課
相楽郡南山城村大字北大河原小字久保14番地
(0743)93-0103
*京都府脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センター内)
住所:京都市東山区清水四丁目185-1
電話:(075)531-5255
受付時間:月~金 9:00~16:00
────────────────────────────────☆
▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第218号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、7月下旬に配信予定です。
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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