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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第193号:2023年5月24日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第193号です。
緑が鮮やかな季節になってきましたね。先日、35年以上ぶりに、京都市山
科区にある「毘沙門堂」へ行ってきました。青もみじが本当にきれいでした。
前回、この地を訪れたのは小学校5年生の頃。琵琶湖疎水沿いの道と参道が
交差するところが、マラソン大会の折り返し地点で、走ることが大嫌いな私に
は、ただただ嫌な記憶しか残っておらず…。
汗だくになりながら、最後の階段を登り切り、御朱印をもらって、さあ帰ろ
うと思った時、そのマラソン大会の折り返し地点に立っていた先生のにこやか
な顔と、その時にかけられた声が急に甦ってきてました。
「さあ、残り半分。ファイト~」
「そうや…、駅まで歩かんとアカンやん…。ここは折り返し地点や…」
35年以上経過しているのに、あの苦痛が甦ってきました。帰りの電車内
は爆睡し、家でもぐったりしていたのは言うまでもありません。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
「乙訓絆サークル」が始動!
NPO法人乙訓障害者事業協会
乙訓もも所長 藤田 晃久氏
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
お役に立ちそうな情報があれば、お知り合いの方などに、広く紹介して
ください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみて
ください。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対
応します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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「乙訓絆サークル」が始動!
NPO法人乙訓障害者事業協会
乙訓もも所長 藤田 晃久
「チーム絆・地域チーム」で乙訓地域を担当させていただいている乙訓ももの
藤田です。
先般、内閣府から2022年11月に調査した15~64歳でひきこもり状
態にある方の推計は146万人に上り、男性が6割、女性が4割を占め、主な
理由は「退職」が最も多く、次いで「新型コロナの流行」であると発表されま
した。
調査内容のとおり、ひきこもり状態にある方の対象年齢は幅広く、また当事
者がひきこもらざるを得なくなった原因も様々で、それらが複雑に絡み合って
いるため、一人ひとりに合ったオーダーメイド型の支援が必要とされています。
多種多様な支援を行うためには、一つの支援機関だけでは限界があり、あらゆ
る支援機関や社会資源が連携して支えていくことが必要となります。
そこで、昨年度2月に乙訓ももは、様々な支援機関や社会資源が互いに顔の
見える関係性を作り、スムーズに連携することが可能になるように乙訓地域独
自のひきこもり支援ネットワーク会議「乙訓絆サークル」を立ち上げました。
この「乙訓絆サークル」は、行政の各課やひきこもりに関わる支援機関の他
に、社会福祉協議会に地域包括支援センター(高齢者支援)や地域の市民活動
団体(子育て支援、障害分野など)、特別支援学校やフリースクール、民生児
童委員や地域の中小企業経営者、個人事業主などにご参加いただき、入口から
出口までの支援で連携できるネットワークづくりを目指しています。参加者は、
それぞれ日々専門的に活動されていますが、「他の領域や分野の方と意見交換
する場はとても新鮮である」との感想をいただいており、膠着しがちなひきこ
もりのケースにおいて、支援の打開策を模索し、支援者自身も癒される場にな
ればとの思いです。
今年度は、この「乙訓絆サークル」を2回開催し継続することで、ひきこも
りは個人や世帯の課題ではなく地域の課題と捉え、ひきこもり状態にある方を
地域で支えるネットワークと文化を育んでいきたいと考えています。
┗■ 3.イベント等情報
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◎令和5年度ひきこもりを支える家族教室について
京都府家庭支援総合センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家族を
対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理
解や対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、御家族の不安や孤
立感を和らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家
族の方々に、意見交換をしていただく家族交流も行っています。
令和5年度の日程とプログラム内容が決定しました。この家族教室は、年度途
中参加も大歓迎です。先日、第1回目(5月19日分)が終了しました。5月3
0日開催分は、まだ予約を受け付けています。
ご興味のある方は、是非、ご参加ください。
なお、新型コロナウイルス感染症対策について見直しが図られましたが、昨年
度に引き続き、以下の点に留意し、家族教室を開催することとします。状況に応
じて、延期または中止する可能性があることをご承知置きください。
*1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全予約制
とします。
*1グループは4~5名の少人数で実施します。最大5グループ、1回で最大25
名とします。
*会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。
参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話い
ただき、参加の予約をお願いいたします(京都府在住の方、ひきこもり当事者が
京都府在住の御家族の方に限らせていただきます)。
電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
注※参加には事前予約が必要です。
◇令和5年度ひきこもりを支える家族教室
<日程>
(第1回) 5月30日(火) オリエンテーション、ひきこもりの基本的知識を学ぶ
(第2回) 6月27日(火)、30日(金) ストレスを知る、考える
(第3回) 7月21日(金)、25日(火) プチ・ライフプランセミナー
(第4回) 8月25日(金)、29日(火) ご自身の性格傾向を知る~TEG3.から見えてくるもの~
(第5回) 9月26日(火)、29日(金) 続・ご自身の考え方を知る~認知行動療法の視点~
(第6回)10月20日(金)、31日(火) ひきこもり経験者の体験談
(第7回)11月24日(金)、28日(火) さまざまな価値観に触れる~福祉施設の方の話しを聴いてみよう~
(第8回)12月19日(火)、22日(金) コミュニケーションスタイル
(第9回)令和6年
1月26日(金)、30日(火) コミュニケーションを考える
(第10回) 2月27日(火)、3月1日(金)振り返り、まとめ
各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。なお、
両日参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。
日時:毎回13時30分~15時30分
内容の詳細については、京都府ひきこもり支援ポータルサイトにも掲載してい
ます。
会場は京都府家庭支援総合センターです。第7回(11月24日、11月28日)
開催分については、会場及び開始時刻を変更して実施します。
注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
注2)北部地域での家族教室については、開催方法、内容等も含め検討中です。
詳細が決定次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。
◎令和5年度ひきこもり北部相談について
京都府家庭支援総合センターでは、毎月2回、京都府中丹西保健所を中心に、
ひきこもり北部相談を実施しています。「今の状態を変えたい」、「自信が持て
ない」と悩んでおられる当事者の方、「どう接していけば良いかわからない」、
「本人の状態をどう捉えたらよいかわからない」と困っておられるご家族の相談
をお伺いします。
また、令和5年度も、北京都若者サポートステーションと連携し、「働きたい
けど、どう進めてよいかわからない」、「働く自信が持てない」、「自分の得意
なこと、苦手なことがわからず、何が向いているのかわからない」、「働こうと
思っている本人をどのようにサポートすればよいかわからない」といった、ご本
人やご家族の就労に関する相談をお聴きします。どうぞ、お気軽にご相談くださ
い。
なお、相談は事前予約制になっています。相談をご希望される方は、ひきこも
り相談専門電話(075)531-5255(平日午前9時~午後4時)までお電話ください。
また、「遠くて行けない」、「交通手段がない」等、ご家庭の事情がある場合
も、お気軽にご相談ください。
<日程>
(令和5年度)
令和5年 6月 7日(水)、21日(水)
7月 5日(水)、19日(水)
8月 2日(水)、23日(水)
9月 6日(水)、20日(水)
10月 4日(水)、18日(水)
11月 1日(水)、15日(水)
12月 6日(水)、20日(水)
令和6年 1月10日(水)、17日(水)
2月 7日(水)、21日(水)
3月 6日(水)、13日(水)
<場所>京都府中丹西保健所(京都府福知山市篠尾新町1丁目91)第4会議室
他
<お問い合わせ> 京都府家庭支援総合センターひきこもり支援相談電話
電話:(075)531-5255(9時~16時)
◎厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」からのお知らせ
厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」が開設しています。
ひきこもりに関する基礎情報や全国の相談窓口、イベント情報等が掲載されています。
随時更新されていきますので、是非、ご覧ください。
▼【支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」】
各種イベントの詳細や当事者・経験者の声に触れよう!
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
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京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府家庭支
援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談等の支
援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を府内に設置し
ています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひきこも
り状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していきます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
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│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
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★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府チーム絆 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市峰山町杉谷29-4
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00(水曜日午後は閉館)
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▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第193号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、6月下旬に配信予定です。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
┃
┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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