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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第192号:2023年4月18日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第192号です。
2023年3月27日、文化庁が京都に移転されました。その文化庁の第23代
長官は都倉俊一さん。皆さんもご存じのように、ピンクレディーさんやフィンガー
5さん、山口百恵さん等、様々な歌手のヒット曲を作曲されています。
私はたくさんあるヒット曲の中でも、狩人さんの「あずさ2号」のサウンドが大
好きです。もの悲しい雰囲気から始まるイントロ、「8時ちょうどの~」からの迫
力、兄弟デュオならではの美しいハーモニー、歌詞も相まって、頭の中でヒロイン
の物語、情景が広がってきます。ちなみに、私のカラオケの十八番の1つで、兄の
久仁彦さん、弟の高道さんのそれぞれのパートを歌うことができます(笑)。
気候も良くなりましたし、どこか旅に出たいですね。
春まだ浅い信濃路も良いな~、お遍路の旅も良いな~、野球も観に行きたいな~
と、旅行会社のパンフレットを片手に、気持ちだけ日本全国、旅しています。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
「小さな発見、小さな喜び」
京都府家庭支援総合センター
ひきこもり支援担当
相談員(臨床心理士) 福本 萌
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
お役に立ちそうな情報があれば、お知り合いの方などに、広く紹介して
ください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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「小さな発見、小さな喜び」
京都府家庭支援総合センター
ひきこもり支援担当
相談員(臨床心理士) 福本 萌
「今日は味噌汁を食べたいなあ」と思った時、たいていの場合、常備してある
インスタント味噌汁に手が伸びます。手早く作ることが出来て、おまけにリーズ
ナブル。朝の慌ただしい時間にはもってこいだなと常日頃から感じています。
ちょっと料理をしてみようかと本屋に出向いた時、棚には、「作り置き」、
「時短」といった、短時間で効率よくこなす術を伝授してくれる本をよく見かけ
ます。見てみると、なるほどお手軽でコスパも良しと、「時短」を求める人間に
は、おあつらえ向きのレシピがずらっと並んでおり、ページをめくるたびに多種
多様のレシピに感動しています。
コンビニは、「時短」の宝庫のようで、ラーメンやスパゲッティなどの麺類か
ら、だし巻き卵、ポテトサラダまで、欲しいものが瞬時に手に入り、自分で作る
時の手間暇をショートカットで美味しくいつでも食べられるというのはなんとも
ありがたいことだと思います。
「時短」の便利さを感じる反面、時折、じっくりと時間をかけて、味噌汁やだ
し巻き卵を作りたい気持ちになることがあります。先日、ふと「だし巻き卵」を
食べたいなと思い立ち、ネットで調べたレシピを見ながらいつも使う市販の出汁
ではなく、一から出汁をとるところからやっていました。普段使わず仕舞い込ん
でいる昆布をひっぱりだし、布巾で昆布の表面を拭いてみる。その際は、うま味
成分がなくならないように丁寧に…。出汁をとる間の昆布の香りや手触り、出汁
の色。完成した出汁で「だし巻き卵」を作る時の、フライパンからふわっと立ち
上る優しい匂い、いつもより綺麗に巻けた時の満足感。日頃、ショートカットし
がちな過程や気にも留めないようなことも、一つ一つの手順や小さな発見を楽し
むと、その時間そのものがとても贅沢に感じました。完成した「だし巻き卵」は
自分でもびっくりするぐらい美味しく、食べ終わった後も幸せの余韻が残ってい
ました。
慌ただしい毎日の中では、ついつい効率よく時間を使うことを考えがちで、じ
っくりと一つのことを楽しむことが難しいですが、ごくたまにでも、普段は気に
も留めないささやかなことやちょっとしたことにでも目を向けてみると、これま
で気付かなかった小さな幸せを発見することが出来るのではないかと思います。
┗■ 3.イベント等情報
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◎令和5年度ひきこもりを支える家族教室について
京都府家庭支援総合センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家族を
対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理
解や対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、御家族の不安や孤
立感を和らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家
族の方々に、意見交換をしていただく家族交流も行っています。
令和5年度の日程とプログラム内容が決定しました。この家族教室は、年度途
中参加も大歓迎です。ご興味のある方は、是非、ご参加ください。
なお、新型コロナウイルス感染症対策について見直しが図られているところで
すが、昨年度に引き続き、以下の点に留意し、家族教室を開催することとします。
状況に応じて、延期または中止する可能性があることをご承知置きください。
*1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全予約制
とします。
*1グループは4~5名の少人数で実施します。最大5グループ、1回で最大25名
とします。
*会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。
参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話い
ただき、参加の予約をお願いいたします(京都府在住の方、ひきこもり当事者が
京都府在住の御家族の方に限らせていただきます)。
電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
注※参加には事前予約が必要です。
◇令和5年度ひきこもりを支える家族教室
<日程>
(第1回) 5月19日(金)、30日(火) オリエンテーション、ひきこもりの基本的知識を学ぶ
(第2回) 6月27日(火)、30日(金) ストレスを知る、考える
(第3回) 7月21日(金)、25日(火) プチ・ライフプランセミナー
(第4回) 8月25日(金)、29日(火) ご自身の性格傾向を知る~TEG3.から見えてくるもの~
(第5回) 9月26日(火)、29日(金) 続・ご自身の考え方を知る~認知行動療法の視点~
(第6回)10月20日(金)、31日(火) ひきこもり経験者の体験談
(第7回)11月24日(金)、28日(火) さまざまな価値観に触れる~福祉施設の方の話しを聴いてみよう~
(第8回)12月19日(火)、22日(金) コミュニケーションスタイル
(第9回)令和6年
1月26日(金)、30日(火) コミュニケーションを考える
(第10回) 2月27日(火)、3月1日(金)振り返り、まとめ
各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。なお、両日
参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。
日時:毎回13時30分~15時30分
内容の詳細については、京都府ひきこもり支援ポータルサイトにも掲載しています。
会場は京都府家庭支援総合センターです。第7回(11月24日、11月28日)開催分につい
ては、会場及び開始時刻を変更して実施します。
注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
注2)北部地域での家族教室については、開催方法、内容等も含め検討中です。詳細が
決定次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。
◎令和5年度ひきこもり北部相談について
京都府家庭支援総合センターでは、毎月2回、京都府中丹西保健所を中心に、ひ
きこもり北部相談を実施しています。「今の状態を変えたい」、「自信が持てない」
と悩んでおられる当事者の方、「どう接していけば良いかわからない」、「本人の
状態をどう捉えたらよいかわからない」と困っておられるご家族の相談をお伺いし
ます。
また、令和5年度も、北京都若者サポートステーションと連携し、「働きたいけ
ど、どう進めてよいかわからない」、「働く自信が持てない」、「自分の得意なこ
と、苦手なことがわからず、何が向いているのかわからない」、「働こうと思って
いる本人をどのようにサポートすればよいかわからない」といった、ご本人やご家
族の就労に関する相談をお聴きします。どうぞ、お気軽にご相談ください。
なお、相談は事前予約制になっています。相談をご希望される方は、ひきこもり
相談専門電話(075)531-5255(平日午前9時~午後4時)までお電話ください。また、
「遠くて行けない」、「交通手段がない」等、ご家庭の事情がある場合も、お気軽
にご相談ください。
<日程>
(令和5年度)
令和5年 5月10日(水)、17日(水)
6月 7日(水)、21日(水)
7月 5日(水)、19日(水)
8月 2日(水)、23日(水)
9月 6日(水)、20日(水)
10月 4日(水)、18日(水)
11月 1日(水)、15日(水)
12月 6日(水)、20日(水)
令和6年 1月10日(水)、17日(水)
2月 7日(水)、21日(水)
3月 6日(水)、13日(水)
<場所>京都府中丹西保健所(京都府福知山市篠尾新町1丁目91)第4会議室他
<お問い合わせ> 京都府家庭支援総合センターひきこもり支援相談電話
電話:(075)531-5255(9時~16時)
◎厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」からのお知らせ
厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」が開設しています。
ひきこもりに関する基礎情報や全国の相談窓口、イベント情報等が掲載されています。随時更
新されていきますので、是非、ご覧ください。
▼【支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」】
各種イベントの詳細や当事者・経験者の声に触れよう!
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/
▼【おウチde俳句大賞「ひきこもごも部門」俳句募集中!】
TV番組「プレバト!!」でお馴染みの夏井いつきさんが審査員を務める「おウチde俳句大賞」
とひきこもりVOICE STATIONとがコラボ。人間関係、家族関係、病気や障がい、介護や育児など
様々な理由で生きづらさを抱えながら、「おウチ」にひきこもらざるを得ない方々の日々の「気
づき」や「思い」を伝える一句を募集する「ひきこもごも部門」を新設しました。
この機会にぜひ、俳句づくりに挑戦してみてはいかがですか?
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/haiku/
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
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京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
府内に設置しています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
ます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 午前9時~午後4時 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
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│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
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★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府チーム絆 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市峰山町杉谷29-4
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00(水曜日午後は閉館)
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▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第192号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、5月下旬に配信予定です。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター)
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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