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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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第188号:2022年12月26日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第188号
です。
今年も残りわずかとなりました。寒さも一段と厳しくなってきておりますの
で、くれぐれもお身体大切になさってくださいね。
さて、来年の干支「卯年」は、ウサギがぴょんぴょん跳ねる様子から、景気
が上向きになりやすい、回復しやすい年と言われているようです。
コロナ禍に加え、食料品、日用品、燃料費などの高騰が続いており、まだま
だ先行きは不透明なところはありますが、干支の力を信じて、少しでも良い方
向に進んで行くことを願っています。
今年もいろいろとお世話になりました。来る新しい年が皆様にとって良い年
となりますように…。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
令和4年度「ひきこもり当事者とその家族等の将来設計支援業務」
~5年目を迎え、コロナの影響によるオンライン配信は3年目となりました~
NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(略称LPW)
代表 河田 桂子 氏(将来設計支援業務担当)
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
お役に立ちそうな情報があれば、お知り合いの方などに、広く紹介して
ください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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令和4年度「ひきこもり当事者とその家族等の将来設計支援業務」
~5年目を迎え、コロナの影響によるオンライン配信は3年目となりました~
NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(略称LPW)
代表 河田 桂子 氏(将来設計支援業務担当)
9月、10月に府内4か所でセミナーが無事に開催できましたが、その折に
はチーム絆地域チームの皆様に大変お世話になりお礼申し上げます。
* 各セミナー参加者数についてご報告させて頂きます。
?9/17 中丹会場 西舞鶴西駅交流センター 会場のみ16名
?9/24 丹後会場 アグリセンター大宮 会場のみ24名
?10/8 中部会場 向日市まちテラス向日 会場35名、オンライン13名
計48名
?10/15 南部会場 文化パルク城陽 会場23名、オンライン28名
計51名
前半90分はライフプランセミナー、後半は法律、社会保障、発達障害につ
いての専門セミナーと地域支援情報紹介という構成でした。参加者内訳は全
体把握が難しいですが、コロナの影響もあるのか80歳代以上の方は5年前よ
りは減少し、40歳代、50歳代の当事者、兄弟、若い世代のご両親が増えて
いる印象です。
京都府内でも各市町村が独自でライフプランセミナーを開催されるように
なり、ご高齢のご家族はそちらの方が参加しやすいとも聞いています。
今年度は「発達障害の方へのライフスキル」を加えたこともあり、充実し
ていたとご感想を頂く反面、「各講師のお話をもっとゆっくり聞きたかった」
「半日でなく午前、午後通した1日のセミナーにして欲しい」というご意見
もありました。
これから3月までは「個別相談」を受け付けています。ファイナンシャルプ
ラン作成のご希望者は定員(6名)に近づいていますが、他の相談に関しまし
ては余裕がありますので、是非ご検討、お問い合わせいただければと思いま
す。世界的な物価高騰、年金制度の変更も現実となっておりますので既にご
相談を受けられた方にとってもライフプランの見直しが必要となっています。
LPWの地元、京都市内の地域ケア会議に呼ばれると「8050」でなく
「9060」が増え「その世代はご自分から支援相談に行かれない(恥の文
化)、高齢介護の申請さえされないので地域包括にもつながっていない」と
の意見が各地域支援の現場から出され、家族全体の地域からの孤立化が進ん
でいることを感じます。何とか、この将来設計支援業務などにつながってい
ただければと思います。
私事ですが、昨年団塊世代の夫が亡くなりました。「我が家もライフプラ
ンを立てなければ」と思いつつ先送りしてきた事を大変後悔しています。
告知から亡くなるまで2か月半の間に最低限の準備をしましたが、治療の
間にそのような手続きをすることは精神的に重いものでした。自分自身のこ
のような経験から、ライフプランは是非、ご家族がお元気な間に着手して頂
きたいと思います。
┗■ 3.イベント等情報
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◎令和4年度 ひきこもりを支える家族教室の開催について
京都府家庭支援総合センターでは、ひきこもり状態にある方を支えるご家族を
対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理
解や対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、ご家族の不安や孤
立感を和らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家
族の方々に、意見交換をしていただく家族交流も行っています。
第8回目のプログラムは、終了しました。この家族教室は途中からの参加も大
歓迎です。ご興味のある方は、是非、ご参加ください。
引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めて参りますが、感染状況等
に応じて、当日のプログラム内容を一部変更したり、家族教室そのものを延期ま
たは中止したりする可能性があることをご承知置きください。
なお、第5回の家族教室から、通常どおり、家族交流会を実施しています。参
加いただく方におかれましては、以下の点について、御協力いただきますよう、
お願いします。
*1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全予約制と
します。
*参加者には、会場に入る前の検温、手指の消毒、マスクの着用に御協力をお願
いします。
*会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。
参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話い
ただき、参加の予約をお願いいたします(京都府在住の方、ひきこもり当事者が
京都府在住の御家族の方に限らせていただきます)。
電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
注※参加には事前予約が必要です。
◇令和4年度ひきこもりを支える家族教室プログラム
<日程>
(第9回)令和5年1月24日(火)、1月27日(金) 発達障害がある方の支援事例
(第10回) 2月21日(火)、2月24日(金) 振り返り、まとめ
▼各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。なお、両日参加は
できません。どちらか1回とさせていただきます。
▼日時:毎回13時30分~15時15分
▼内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターホームページにも掲載しています。
会場は京都府家庭支援総合センターで
注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
注2)北部地域での家族教室については、開催方法、内容等も含め検討中です。詳細が決定
次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。
◎令和4年度ひきこもり北部相談の実施について
京都府家庭支援総合センターでは、毎月2回、京都府中丹西保健所を中心に、ひ
きこもり北部相談を実施しています。「今の状態を変えたい」、「自信が持てない」
と悩んでおられる当事者の方、「どう接していけば良いかわからない」、「本人の
状態をどう捉えたらよいかわからない」と困っておられるご家族の相談をお伺いし
ます。
また、令和4年度も、北京都若者サポートステーションと連携し、「働きたいけ
ど、どう進めてよいかわからない」、「働く自信が持てない」、「自分の得意なこ
と、苦手なことがわからず、何が向いているのかわからない」、「働こうと思って
いる本人をどのようにサポートすればよいかわからない」といった、ご本人やご家
族の就労に関する相談をお聴きします。どうぞ、お気軽にご相談ください。
なお、相談は事前予約制になっています。相談をご希望される方は、ひきこもり
相談専門電話(075)531-5255(平日の午前9時~午後4時)までお電話ください。ま
た、「遠くて行けない」、「交通手段がない」等、ご家庭の事情がある場合も、お
気軽にご相談ください。
<日程>
令和5年 1月11日(水)、18日(水)
2月 1日(水)、15日(水)
3月 1日(水)、15日(水)
<場所>京都府中丹西保健所(京都府福知山市篠尾新町1丁目91)第4会議室他
<お問い合わせ> 京都府家庭支援総合センターひきこもり支援相談電話
電話:(075)531-5255(9時~16時)
◎第2回 京都市ひきこもり家族研修会・交流会のお知らせ
京都市では、ひきこもり状態にある方の御家族を対象に、ひきこもりについての理
解を深め、御家族の思いを共有することを目的とした研修会及び家族交流会を開催し
ます。
第2回目となる今回は、将来の生活設計について、ファイナンシャルプランナーの
講演と、同じような思いを抱える家族同士の交流会を開催します。この会に参加して、
今後の生活の見通しを立てる方法や、ひきこもっている方との関わり方等のヒントを
見つけませんか。また、他の参加者と交流してリラックスした時間を過ごしましょう。
ご興味のある方は、是非、御参加ください。
日時:令和5年3月3日(金)
研修会…14時~15時、交流会…15時~16時
※研修会のみの参加、または家族交流会は「聞くだけ」の参加も可能。
場所:ウィングス京都 2階 セミナーA・B
(京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262)
地下鉄烏丸線「四条」、市バス「四条烏丸」下車
四条東洞院交差点を北に徒歩 約10分
対象:ひきこもり状態にある方のご家族
(本人又はご家族が京都市在住の方とさせていただきます)
定員:30名(先着順) ※参加無料
講演:「ひきこもりの方とその家族のためのライフプラン~将来に備えて今からできること~」
講師:FPオフィスライフ*カラーズ代表 薮内 美樹 氏
ファイナンシャルプランナー(以下、FP)。「働けない子どものお金を
考える会(東京)」FPメンバー。2010年から、活動拠点である京都
の NPO法人「若者と家族のライフプランを考える会(LPW)」の協力
FPとし て、ひきこもりや障害のある子の世帯のライフプラン相談を担当。
申込・問合せ:電話、FAXまたは申込フォームでお申込みください。
申込の際は、参加区分(「研修会と交流会の両方に参加」
または「研修会のみ参加」)と、参加者の氏名、居住区名、
電話番号、年代をお伝えください。
インターネットでもお申込みいただけます。申込フォーム
(QRコード)は、「京都市ホームページ京都市情報館」に
ある案内(下記、ホームページ)をご参照ください。
京都市子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部育成推進課
電話 (075)748-0016
FAX(075)251-2322
ホームページはこちらをご参照ください。
https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/page/0000303214.html
◎厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」開設のお知らせ
厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」が開設されまし
た。ひきこもりに関する基礎情報や全国の相談窓口、イベント情報等が掲載されています。
随時更新されていきますので、是非、ご覧ください。
▼【支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」】
各種イベントの詳細や当事者・経験者の声に触れよう!
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/
▼【高橋みなみ×映像作家ユージン】
ひきこもりは誰にでもどの家族にも起こりうる?ひきこもりへの理解をすすめるアニ
メーション
https://youtu.be/3epEtMpNVxk
▼【各種イベント案内】
1.「ひきこもりVOICE STATION フェス」
日時:令和5年2月5日(日) 13:00~16:05
会場:TOKYO FMホール ※YouTube Liveにて同時配信
内容:司会進行にタレントの高橋みなみさんをお招きし、ひきこもりへの誤解と偏見を
フリップトーク等を通じてひきこもり当事者・家族・支援者の声を、社会に向けて
発信します。
2.「ひきこもり集中相談会」
時間:令和5年2月5日(日)16:15~19:25 (1組30分程度)
内容:ひきこもりについて悩みや不安を抱える方(当事者ご本人・ご家族)を対象に、
ひきこもり経験者・支援者がオンライン(Zoom)や電話等によりお話をお伺いする
相談会を、フェスの同日に開催します。
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
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京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
府内に設置しています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
ます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
└────────────────────────────┘
★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府チーム絆 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:30~17:30
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市峰山町杉谷29-4
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00(水曜日午後は閉館)
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▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第188号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、令和5年1月下旬に配信予定です。
どうぞ、良いお年をお迎えください。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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