ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第184号


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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-  
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              第184号:2022年8月23日発行


 □  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第184号
  です。


   毎日、暑い日が続いていますね。

   小学生の頃、家の網戸に霧吹きで水をかけたら涼しい風が入ってきて、
  子どもながらに、「そうだ、水を撒けば冷えるんだ」と思って、気化熱
  の効果なんか知らなかったのですが、それ以来、こまめに水を撒いた
  (打ち水をした)記憶があります。

   そんなことを毎日続けていたら、人間だけでなく虫たちも心地よかっ
  たようで、家の隙間にスズメバチがいつの間にか大きな巣を作ってしま
  いました。涼を求めたはずなのに、蜂の巣を撤去してもらうまでの間、
  窓を閉め切り、灼熱の夏になったのは言うまでもありませんが…。

   昔、夕方になると、あちこちで白いランニングシャツ(タンクトップ)
  と白いステテコ姿のおじさんが、ホースで水を撒いておられたのですが、
  今では、そのような姿もほとんど見かけなくなりましたね。

   ちょっと昔を思い出し、先人の知恵を活かしてみませんか。

   打ち水が「焼け石に水」にならないように、この暑さだからこそ、環
  境問題、気候変動を意識して、自分のできることを少しずつやっていこ
  うと思っています。                 

 
    
   ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
 
  1.はじめに

  2.リレーコラム
    学齢期の方を対象とした不登校・ひきこもり支援について
                   京都府脱ひきこもり支援センター
                           北部サテライト     

  3.イベント等情報

  4.京都府からのお知らせ

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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
  きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
  お役に立ちそうな情報があれば、お知り合いの方などに、広く紹介して
   ください。

 □ バックナンバーはポータルサイトで!
   「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
   (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
    ています。

 □ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

   相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
  ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
   ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
  します。

   また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
  閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
 
   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/



┗■ 2.リレーコラム
 └────────────────────────────――――
   学齢期の方を対象とした不登校・ひきこもり支援について

                       京都府脱ひきこもり支援センター
                               北部サテライト


  京都府脱ひきこもり支援センターは、ひきこもりの状態でお困りのご本人やご家
 族からの相談をお受けして、ひきこもりの状況を把握するとともに、社会参加、そ
 して自立に至るまでの支援が適切に行われるよう、関係機関・団体と連携して活動
 を行っています。

  さて、当センターには、平成29年4月の開設当初から『早期支援特別班』という
 支援チームがあります。ひきこもりの状態で困っている方の中には、不登校を経験
 して、ひきこもり状態に移るケースもあることから、早期支援特別班は、学校在学
 中の早い段階から不登校やひきこもりがちで困っているご本人とご家族に対して、
 教師OBが支援コーディネーターとして支援活動を行っています。支援においては、
 ご相談を受けた後に、所内で精神保健福祉相談員や臨床心理士等の専門職とともに
 アセスメントを行い、当事者の方々のニーズに沿って面談や学習支援等を行いつつ、
 教育機関をはじめとする関係機関・団体と連携・協働して適切な支援組織に支援を
 つなぐ活動を行っています。京都府北部(中丹・丹後地域)においては、福知山市
 内に所在する北部サテライトに2名の早期支援特別班の支援コーディネーターが常
 駐して支援活動を行っているところです(※京都府南丹・山城・乙訓地域は京都市
 東山区に所在する京都府脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センター
 内)の3名の早期支援特別班支援コーディネーターが担当)。

  早期支援特別班の支援の一例としては、中学生で長期の不登校でお困りの方につ
 いて、中学在学時から支援を行い、必要な場合は中学卒業後も支援を継続して、ご
 本人が高校等の学業の継続が不安な場合の学習支援、進路の変更において相談支援
 を行い、また、ひきこもり状態になるリスクを軽減する取組み、ご家族の本人への
 対応について助言等を行っています。さらに早期支援特別班の支援においては、個々
 の支援事案の状況により、京都府がひきこもり支援業務を委託する民間支援組織
 「チーム絆」地域チーム(府内6地域6団体。京都府北部では、「NPO法人ニュート
 ラル」(中丹地域)、「企業組合労協センター事業団『ひととわ』」(丹後地域)
 が今年度活動中)や教育、医療、福祉、就労他の各関係機関・団体と連携協働しつ
 つ、適切な支援につながるよう、活動を行っています。

  ひきこもりの状態にあることの理由は様々でありますが、ひきこもりの状態が長
 期に渡って継続し、ひきこもり状態での辛さ、社会参加や自立への機会がつかめな
 いことなどで困っておられる方々もおられると思います。その際、ご本人やご家族
 が孤立した状況でありますと、ますます社会参加・自立に向けて一歩を踏み出す機
 会がつかみ難いこともあると考えられます。

  『ひとりで悩まず、みんなで考えて支え合う』ことが、ひきこもり状態からの改
 善をすすめる上で大切なことだと思っています。当センターにお気兼ねなくご相談
 いただきたいと思います。



┗■ 3.イベント等情報
 └────────────────────────────――――
 ◎令和4年度 ひきこもりを支える家族教室の開催について

   京都府家庭支援総合センターでは、ひきこもり状態にある方を支えるご家族を
  対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理
  解や対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、ご家族の不安や孤
  立感を和らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家
  族の方々に、意見交換をしていただく家族交流も行っています。

   第3回目のプログラムは、終了しました。この家族教室は途中参加も大歓迎で
  す。ご興味のある方は、是非、ご参加ください。

   なお、臨時号のメールマガジンでもお伝えしましたが、新型コロナウイルス感
  染症予防の観点から、第4回の家族教室は、後半に実施している家族交流会を中
  止し、話題提供のみとさせていただきます。

   昨年度に引き続き、以下の点に留意しながら、感染拡大防止に努めて参ります
  が、感染状況等に応じて、当日のプログラム内容を一部変更したり、家族教室そ
  のものを延期または中止したりする可能性があることをご承知置きください。

  *1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全予約制と
   します。
  *参加者には、会場に入る前の検温、手指の消毒、マスクの着用に御協力をお願
   いします。
  *会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。

   参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話い
  ただき、参加の予約をお願いいたします(京都府在住の方、ひきこもり当事者が
  京都府在住の御家族の方に限らせていただきます)。

   電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
   注※参加には事前予約が必要です。

   ◇令和4年度ひきこもりを支える家族教室プログラム
  <日程>
  (第4回)8月30日(火)、9月 2日(金)   子どもの自己肯定感を高めるために親ができること
   (第5回)9月27日(火)、9月30日(金)  支援事例(不登校からのひきこもり支援)から
                     子どもへの接し方を考える
   (第6回)10月25日(火)、10月28日(金) 作業療法士会の取り組み、支援事例の紹介
  (特別編)11月11日(金)       精神科医の話を聴く
   (第7回)11月15日(火)、11月25日(金) 経験者の体験談とトークセッション
  (第8回)12月13日(火)、12月16日(金) ご自身の考え方を知る~認知行動量方の視点~
  (第9回)令和5年
       1月24日(火)、1月27日(金)  発達障害がある方の支援事例
  (第10回) 2月21日(火)、2月24日(金)   振り返り、まとめ

   ▼各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。なお、両日参加は
   できません。どちらか1回とさせていただきます。
   ▼日時:毎回13時30分~15時15分
   ▼内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターホームページにも掲載しています。
    会場は京都府家庭支援総合センターです。特別編(11月11日)、第7回(11月15日、11月
    25日)開催分については、会場を変更して実施します。

   注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
   注2)北部地域での家族教室については、開催方法、内容等も含め検討中です。詳細が決定
      次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。



 ◎令和4年度ひきこもり北部相談の実施について

    京都府家庭支援総合センターでは、毎月2回、京都府中丹西保健所を中心に、ひ
  きこもり北部相談を実施しています。「今の状態を変えたい」、「自信が持てない」
  と悩んでおられる当事者の方、「どう接していけば良いかわからない」、「本人の
  状態をどう捉えたらよいかわからない」と困っておられるご家族の相談をお伺いし
  ます。
   また、令和4年度も、北京都若者サポートステーションと連携し、「働きたいけ
  ど、どう進めてよいかわからない」、「働く自信が持てない」、「自分の得意なこ
  と、苦手なことがわからず、何が向いているのかわからない」、「働こうと思って
  いる本人をどのようにサポートすればよいかわからない」といった、ご本人やご家
  族の就労に関する相談をお聴きします。どうぞ、お気軽にご相談ください。
 
   なお、相談は事前予約制になっています。相談をご希望される方は、ひきこもり
  相談専門電話(075)531-5255(平日の午前9時~午後4時)までお電話ください。ま
  た、「遠くて行けない」、「交通手段がない」等、ご家庭の事情がある場合も、お
  気軽にご相談ください。

  <日程>
   令和4年 9月 7日(水)、21日(水)
       10月 5日(水)、19日(水)
       11月 2日(水)、16日(水)
       12月 7日(水)、21日(水)
   令和5年 1月11日(水)、18日(水)
        2月 1日(水)、15日(水)
        3月 1日(水)、15日(水)

  <場所>京都府中丹西保健所(京都府福知山市篠尾新町1丁目91)第4会議室他
  <お問い合わせ> 京都府家庭支援総合センターひきこもり支援相談電話
             電話:(075)531-5255(9時~16時)


 ◎第18回青空教育講演会としゃべり場のお知らせ

   京都南部少年少女自立支援の会「青空」は、京都南部の退職教員が立ち上げ
  た任意の団体です。宇治市や精華町に青少年の居場所である「青空ハウス」を
  開設しています。
   青空では、医師・臨床心理士で、佐保川診療所 所長である田中茂樹さんを
  お招きし、「子どもを信じる子育てと教育」をテーマに、お話しをいただくこ
  とになりました。ご興味のある方は、是非、御参加ください。
  
    日時:2022年9月10日(土)
         18時30分~21時30分(開場は18時~)
     
    場所:宇治市生涯学習センター 第1ホール

    講演:「子どもを信じる子育てと教育」
       講師:田中 茂樹氏
          ・医師・臨床心理士 佐保川診療所 所長
          ・著書「子どもを信じること」 大隈書店

    参加方法:
       会場参加の場合
       ・前日までに、下記のメールアドレスまたは青空ホットラインにご連絡
        ください。

       Zoom申込の場合
       ・前日までに、下記のメールアドレスにメールをしていただければ、折り
        返し、当日のパスワードを送信させていただきます。
     
       ※できるだけ、会場にお越しください。
       ※感染防止等で、会場の使用ができない時は、Zoom配信のみになり
        ます。 

    申込・問合せ:青空ホットライン  電話:(080)2502-5159
                     メール:aozora0274@outlook.jp


 ◎厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」開設のお知らせ

  このたび、厚生労働省ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」が
 開設されました。ひきこもりに関する基礎情報や全国の相談窓口、イベント情報等が掲載
 されています。随時更新されていきますので、是非、ご覧ください。
 
  https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/  
 
 【主な掲載内容】
  ・ひきこもりに関する基礎情報
  ・全国の相談窓口
  ・イベント情報(シンポジウム/サミットなど)※イベント動画も後日掲載します
  ・当事者経験のある著名人・専門家によるインタビュー記事
  ・当事者や家族、支援者の声を集めたラジオ風音声コンテンツ など
 
          
     
 ◎新型コロナウイルス感染症予防について◎

   新型コロナウイルス オミクロン株の新たな変異がみられるという報道もあり、
  1日の感染者数も高止まりの状況が続いています。

   家庭支援総合センター、チーム絆地域チームにおける相談、イベント等につき
  まして、状況に応じて、変更する場合があります。もし、変更があった場合等に
  つきましては、臨時のメールマガジンを送信する等して、ご案内をさせていただ
  きます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
 
   皆さまにおかれましては、すでに実践いただいているところですが、今後も引
  き続き、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

  *感染を防ぐために*
   ~3つの基本~
   ・正しいマスクの着用
   ・こまめな手洗い
   ・外出先での手指消毒設備の活用

  ~ディスタンス~
  ・人と人との距離を確保して、大声での会話を控える

  ~換気~
  ・正しく換気
  ・こまめに換気

  ~リスク回避~
  ・感染リスクを回避
   人混みを避ける
   基本的な感染対策等の実践

 

┗■ 4.京都府からのお知らせ 
     脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
 └────────────────────────────――――

  京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府家庭支
 援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
  また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談等の支
 援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を府内に設置し
 ています。
  脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひきこも
 り状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していきます。

 ☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00   ※祝日・年末年始を除く
   来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
  
   ┌────────────────────────────┐
   │ひきこもり相談専用電話:075-531-5255          │
   │問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp    │         
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 乙訓地域チーム★★★
  NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
   住所:長岡京市開田1丁目5-5
   電話:075-952-2890
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 山城北地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい	
   住所:宇治市木幡赤塚47-12
   電話:0774-32-6187
   受付日時:月~金 10:00~17:00

 ★★★ 山城南地域チーム ★★★
  社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
   住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
   電話:080-4682-8032
   受付日時:月~土 10:00~17:00

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  京都府チーム絆 学びの森
   住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
   電話:0771-20-4829
   受付日時:月~金 10:30~17:30

 ★★★ 中丹地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル
   住所:福知山市厚中町206
   電話:090-7363-8530
   受付日時:月~金 9:00~16:00
 
 ★★★ 丹後地域チーム ★★★
  企業組合労協センター事業団『ひととわ』
   住所:京丹後市峰山町杉谷29-4
   電話:080-2507-9010
   受付日時:月~金 9:00~18:00(水曜日午後は閉館)


────────────────────────────────☆


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第184号は
 いかがでしたでしょうか?
  次号は、9月下旬に配信予定です。
  
        
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
┃
┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
┃ 
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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