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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第172号:2021年8月24日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第172号
です。
このたびの豪雨災害により、全国各地で土砂崩れ、河川の氾濫など大
きな被害が出ています。被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上
げます。
今回の豪雨に関する報道では、「今までに経験したことがない」、
「何十年に一度の豪雨」というフレーズを何度も耳にしました。
これから日本は台風シーズンに突入していきます。
大雨の時は、河川に近づかない、明るいうちに早めの避難をする、家
族で避難場所、避難経路を確認しておく等、これを機会に是非、ご家庭
でも防災について、お話ししていただけたらと思います。
幾分涼しさを感じるようにもなりましたが、まだまだ残暑も厳しい状
況です。皆さま、どうぞお身体を大切になさってください。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
「京都府が行うひきこもり支援について」
京都府脱ひきこもり支援センター 北部サテライト
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
┗■ 1.はじめに
└──────────────────────────―――――
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
お役に立ちそうな情報があれば、お知り合いの方などに、広く紹介して
ください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
└────────────────────────────――――
「京都府が行うひきこもり支援について」
京都府脱ひきこもり支援センター 北部サテライト
京都府脱ひきこもり支援センターが平成29年4月に設置されてから今
年で5年目となります。当センターは、ひきこもりの状態でお困りのご本
人やご家族からの相談をお受けして、ひきこもりの状況を把握するととも
に、社会参加、そして自立に至るまでの支援について、京都府がひきこも
り支援業務を委託する民間支援組織「チーム絆地域チーム」(府内6地域
に6団体。京都府北部では、「NPO法人ニュートラル」(中丹地域)、
「企業組合労協センター事業団『ひととわ』」(丹後地域)が活動中)や
医療、福祉、教育、就労他の関係機関・団体と連携協働しつつ、適切な支
援に繋ぐ活動を行っています。
京都府脱ひきこもり支援センターの活動としては、京都府家庭支援総合
センター(京都市東山区)内にある当センターが、臨床心理士や精神保健
福祉相談員による「専門相談」窓口を設置して、府内全域の全年齢を対象
にひきこもりに関するご相談を対面や電話、メール等によりお受けしてい
る他、北部地域での来所相談や訪問相談も実施しているところです。また、
当センターは相談者のニーズに沿って支援を行っておりますが、ひきこも
りについての正しい知識や情報の提供と参加者が意見交流を行う「家族教
室」の開催やひきこもり経験者のアドバイスによるひきこもり当事者の不
安や精神的な負担の軽減を図る「絆パートナー」の派遣、就労を目指す方
に就労を体験していただく「職親事業」等も実施しています。さらに、当
センターでは開設当初から『早期支援特別班』という支援チームを立ち上
げており、教員OBが支援コーディネーターとして、不登校・ひきこもり
がちで困っている学齢期のご本人やそのご家族を対象に支援を行っており、
当事者の不登校・ひきこもりの状態についてお聴きした上で、教育機関を
はじめとする関係機関・団体と連携協働して適切な支援に支つなぐ活動を
行っています。
京都府北部(中丹・丹後地域)においては、福知山市内の北部サテライ
トに2名の支援コーディネーターが常駐して支援活動を行っており、支援
の一例として、中学生で長期の不登校でお困りの方について、在学時はも
とより必要な場合は卒業後も支援を継続して、ひきこもり状態になる等の
リスクを軽減する取組み等を行っているところです。
京都府では、当センターをひきこもり支援の拠点として、ひきこもり相
談のワンストップサービス機能を提供するとともに、府内各地域における
ひきこもり支援に係る関係機関・団体による地域ネットワークの構築や、
ひきこもり支援に係る情報の幅広い提供(ライフプランセミナー等)を行
う他、各地域でのひきこもり支援活動の維持発展に向け、ひきこもり支援
関係者向け研修の開催や、ひきこもり支援に係る関係機関・団体による地
域ネットワークの構築、ひきこもり相談にかかる各行政機関への指導助言、
ひきこもり状態の方の社会参加を促すために社会参加支援事業を行う民間
団体に対する補助事業等を実施しています。
ひきこもりの状態にあることの理由は様々であり、ひきこもりの状態は、
他者や社会との交わりにおいて生じる乗り越え難い障壁や苦痛から心身を
保護するために、一時的に避難している状態であると定義されている面も
あります。他方で、ひきこもりの状態が長期に渡って継続し、ひきこもり
状態での辛さや社会参加や自立への機会がつかめずに困っておられる方々
もおられると思います。その際、ご本人やご家族が孤立した状況であると、
ご本人やご家族が疲弊したり、ひきこもりの状態から社会参加・自立に向
けて一歩を踏み出す機会がつかみ難かったりすることもあると考えられま
す。
ひきこもり状態からの改善をすすめることにおいて『ひとりで悩まず、
みんなで考えて支え合う』ことが大切なことです。当センターでは、専門
のスタッフが相談でのお話しをお受けしていますので、お気兼ねなくご相
談いただきたいと思います。
┗■ 3.イベント等情報
└────────────────────────────――――
◎第4回ひきこもりを支える家族教室の中止について◎
皆さま、すでにご承知のとおり、新型コロナウイルスの変異株が猛威を
振るい、全国的に感染拡大している状況が続いております。報道等によれ
ば、変異株の感染力は強く、マスクを着用していても感染したという事例
も報告されています。京都府におきましては、このたび、4度目の緊急事
態宣言が発令されました。
京都府脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもりを支える家族教室を
開催しているところですが、第4回の家族教室(8月31日、9月3日実
施分)につきましては、やむを得ず、中止させていただく判断をいたしま
した。参加を希望されていた方、ご検討されていた方には、大変申し訳あ
りませんが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
なお、第5回目以降のプログラムについては、現段階におきましては、
以下のように変更したいと思っております。ただ、新型コロナウイルスの
感染状況等によって、さらに変更する可能性がありますので、ご承知おき
ください。
*【変更後】令和3年度ひきこもりを支える家族教室
日程(第4回) 8月31日(火)及び 9月 3日(金)中止
(第5回) 9月28日(火)及び10月 1日(金)家族って何??その2
(第6回)10月26日(火)及び11月 5日(金)本人の体験談
(第7回)11月16日(火)及び12月 3日(金)アンガーコントロール(基礎編)
(第8回)12月14日(火)及び12月17日(金)支援事例の紹介
(第9回)令和4年
1月25日(火)及び 1月28日(金)発達障害について
(第10回) 2月22日(火)及び 2月25日(金)振り返り、まとめ
◎緊急事態宣言中のひきこもり相談等の対応について◎
京都府に緊急事態宣言が発令されたことにより、京都府脱ひきこもり支援
センター及びチーム絆地域チームの相談等の対応についてお知らせします。
なお、今後の状況に応じて、対応等に変更される場合があります。その際は
改めてご連絡をさせていただきます。
○脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センター内)
相談…相談者のご意向を確認させていただいた上で、対面の面談を希望さ
れた場合は、室内の換気、面談終了後の消毒等を徹底した上で実施
します。
家族教室…第4回(8月31日、9月3日実施分)は、中止させていただ
きます。そのため、第5回以降のプログラムは変更となります。
(※別途、記載)
○企業組合労協センター事業団「ひととわ」(丹後地域)
相談…相談者のご意向を確認させていただいた上で、対面の面談を希望さ
れた場合は、室内の換気、消毒等を徹底した上で実施します。
○NPO法人ニュートラル(中丹地域)
相談…相談者のご意向を確認させていただいた上で、対面の面談を希望さ
れた場合は、室内の換気、消毒等を徹底した上で実施します。
ただし、今後の状況の変化などで対応等について、変更させていた
だく場合があります。
○京都府チーム絆学びの森(南丹地域)
相談…室内の換気、消毒等、感染防止対策を十分にはかった上で対面での
相談は継続予定です。
ただし、相談者から希望があれば、ZOOMを活用した面談にも対
応してまいります。
○NPO法人乙訓障害者事業協会「乙訓もも」(乙訓地域)
相談…基本的には電話またはオンラインの相談、面談とし、対象者の希望
により感染症対策を取った上で対面での面談対応を実施します。
訪問(アウトリーチ)…緊急性または必要性がある場合のみ対応し、基本
的には電話やSNS、オンラインでの相談とします。
相談会…参加者の希望により判断させていただきます。
※新規のご相談は、予約制として希望により対面で行い、相談時間
30分とさせていただきます。
○ほっこりスペースあい(山城北地域)
相談…相談者のご意向を確認させていただいた上で、対面の面談を希望さ
れた場合は、室内の換気、消毒等を徹底した上で実施します。
居場所活動…5月中は中止します。ただし、少人数の学習支援は行います。
その他…親の会、就労支援セミナーは予定どおり開催します。
○京都府「チーム絆」山城南相談室(山城南地域)
相談…緊急事態宣言中は、可能な限り、電話またはオンラインに切り替え
の対応をさせていただきます。家庭訪問に関しても、同様の対応を
取らせていただきます。
ただし、新規問い合わせや緊急性を伴う相談に関しては、対面相談
も検討させていただきます。
※京都府から新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ※
新型コロナウイルス感染症に関連する、京都府内での発生状況や様々な対応
状況などについては、京都府ホームページにおいて随時お知らせしています。
こちらも併せてご覧いただきますよう、お願いいたします。
(ホームページ)http://www.pref.kyoto.jp/
◎ひきこもり北部相談の実施について
京都府脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、今年度も
中丹西保健所を中心に、ひきこもり北部相談を開催しています。
また、第1水曜日の午前中を基本に、北京都若者サポートステーションと連
携し、「就労を目指していきたいと思っているが、どのように進めていけばよ
いかわからない」「働く自信がない」等と悩んでおられる当事者の方や、「就
職してほしいけれど、どう働きかければよいか、悩んでいる」「ひきこもって
いる子どもを、どう就労に繋げればよいかわからない」等と困っておられるご
家族の相談をお聞きし、一緒に考えていける場にしていきたいと考えています。
開催日は、下記の日程をご参照ください。毎月第1、第3水曜日を予定して
いますが、11月及び令和4年1月は変則的になっています。また、当センター
の都合等により、日程が変更になる場合がありますので、ご了承ください。
北部相談は予約制になります。相談をご希望される場合は、脱ひきこもり支
援センター相談電話(電話(075)531-5255)までご予約ください。また、「遠く
て行けない」、「交通手段がない」等のご事情がある場合も、ご相談ください。
なお、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言発令に伴い、予定を変
更させていただく場合があります。御了承ください。
○日程 令和3年
・9月 1日(水)、15日(水)
・10月 6日(水)、20日(水)
・11月10日(水)、17日(水)
・12月 1日(水)、15日(水)
令和4年
・1月12日(水)、19日(水)
・2月 2日(水)、16日(水)
・3月 2日(水)、16日(水)
※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。
○お問合せ 京都府脱ひきこもり支援センター
電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時
◎北京都若者サポートステーションより「サポステ保護者カフェ」のお知らせ
北京都若者サポートステーションは、15歳~49歳までの方を対象に、就労支
援をされているところです。
子どもへの声のかけ方、かかわり方、生活リズムのこと、子どもの仕事のこと…。
子どもに関する気になるあれこれを、保護者の皆さま同士でお話ししながら、何か
ヒントを得られる場になればと…、いう思いから、保護者カフェを開催することと
なりました。和気あいあいとした雰囲気のカフェですので、話すのが苦手な方も安
心してご参加ください。
ご興味のある方は、是非、御参加ください。
*日時 令和3年11月18日(木)
令和4年1月16日(日)、3月17日(木)
※緊急事態宣言発令のため、9月実施分については中止。
いずれの回も10時30分~12時まで
*場所 北京都若者サポートステーション
(※舞鶴市市場739-31 よのなか塾内)
*備考 ※参加には事前申込が必要です。先着6名様となっています。
※参加費は無料。
*お問い合わせ、お申し込み:北京都若者サポートステーション
(電話:0773-60-5865)
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
└────────────────────────────――――
京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
府内に設置しています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
ます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
└────────────────────────────┘
★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府チーム絆 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:30~17:30
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市峰山町杉谷29-4
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00(水曜日午後は閉館)
────────────────────────────────☆
▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第172号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、9月下旬に配信予定です。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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