ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第171号
								 
								 
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン     
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします- 
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              第171号:2021年7月15日発行


 □  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第171号
    です。

   小学校時代にお世話になった校長先生から頂いた年賀状に、「東京
  オリンピックを心待ちにしている今日この頃です」と書かれていまし
  た。そのように思っておられる方は、他にもたくさんおられるのでは
  ないでしょうか。

   前回の東京五輪、私は生まれていませんが、「東洋の魔女って、す
  ごかってんで。回転レシーブやで」、「アベベは早くて、昔は裸足で
  走っていたんやで」、「チャスラフスカは綺麗やってんから」と、後
  に教えてもらいました。

     皆さんにとって、思い出のオリンピックは、どの大会ですか??

   今回の東京大会、新型コロナウイルス感染症の影響から普段と全く
  違った開催となってしまいましたが、たくさんの夢と感動が詰まった
  大会になることを願っています。



   ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

  1.はじめに
  2.リレーコラム
     ~ぺアレント・ピアヘルピングについて~
               企業組合労協センター事業団「ひととわ」
                          瀬藤 虔一 氏


  3.イベント等情報
  4.京都府からのお知らせ

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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
  きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
  お役に立ちそうな情報があれば、お知り合いの方などに、広く紹介して
   ください。

 □ バックナンバーはポータルサイトで!
   「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
   (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
    ています。

 □ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

   相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
  ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
   ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
  します。

   また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
  閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。

   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/



┗■ 2.リレーコラム
 └────────────────────────────――――
 ~ぺアレント・ピアヘルピングについて~
               企業組合労協センター事業団「ひととわ」
                            瀬藤 虔一

  教育カウンセリングの新しい分野として、保護者のための教育カウンセ
 リングの日常生活版としてピアヘルピングをご紹介したいと思います。

  ピアヘルピング(peer helping)のピアとは、仲間、友だちという意味
 です。ヘルピングというのは助け合いということです。仲間同士で助けた
 り助けられたりする人間関係のことです。

  「ひきこもりの子どもの親としての対応」に、「子どもの将来の生活」
 についての迷い等を「お宅はどうしていますか?」聞きたくなりませんか。
 つまりピアヘルピングはカウンセリングの日常生活版です。プロのカウン
 セラーのように、相談室内で面談を行うのではなく、日常生活の中で触れ
 合った機会を活用します。買い物の途中で立ち話か、ファミレスでコー
 ヒーを飲みながらのようなイメージです。

  目指しているものは、子どもを変えることではありません。親に適切な
 対応を覚えてもらい、親子関係を見直す機会を作ることです。ひきこもり
 のお子さんの対応が難しいと感じておられることと思います。実践の一例
 として「親の会」があります。

 「ひととわの親の会」は、~みんなで考えたい親の思い、子どもの思い~
 のテーマを掲げています。この親の会の目指すものもペアレント・ピアヘ
 ルピングです。

 ・子どもの生活・行動を理解できないままで手探りの関係が続いているこ
 とがあります。
  親子関係を見直すチャンスです。子どもとの接し方を変えていくきっか 
 けにしていただきたいと思っています。

 ・実例で学ぶ
  同様の悩みを持つ人たちが集まる、集まって話し合うことで、多様な意
 見が提案されることで、それだけ話し合いが深まります。

 「新しい気づきを得る。自分自身を振り返ることができる。元気になる。」
 を目指すことができればと考えます。



┗■ 3.イベント等情報
 └────────────────────────────――――
 ◎新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みについて

  京都府脱ひきこもり支援センターでは、引き続き、新型コロナウイルス
 感染拡大防止に向けた取り組みを継続していきます。また、チーム絆地域
 チームにおきましても、換気・消毒の徹底、面談時間の配慮等の対応をい
 ただいております。

  新型コロナウイルス変異株の感染拡大が懸念される状態が続いています。
 皆さまにおかれましても、3つの密(密閉、密集、密接)を避ける、外出
 先から戻った時は手洗いをする等、今後も引き続き、感染拡大防止に御理
 解、御協力の程、よろしくお願い申し上げます。 

  新型コロナウイルス感染症に関連する、京都府内での発生状況や様々な
 対応状況などについては、京都府ホームページにおいて随時お知らせして
 います。こちらも併せてご覧いただきますよう、お願いいたします。

  (京都府ホームページ)
   https://www.pref.kyoto.jp/



 ◎第3回ひきこもりを支える家族教室について

  第3回ひきこもりを支える家族教室は、「家族って何??」というテー
 マで、京都駅前にあるキャンパスプラザ京都を会場に実施します。当事者
 ご家族で、現在はひきこもり相談等をされている岡田洋之さんをお招きし、
 家族の役割について、考えてみたいと思います。

 *日時  令和3年7月27日(火)及び8月6日(金)
      午後2時~午後4時(受付は午後1時30分~)
      ※普段より開始・終了時刻が30分遅くなっております。ご注意
       ください。

 *場所  7月27日…キャンパスプラザ京都4階 第3講義室
      8月 6日…キャンパスプラザ京都4階 第4講義室

 *内容  「家族って何??~当事者を支えるための家族の役割~」
      ひきこもりサポートスペースゆまほほ代表  岡田 洋之氏
            ※講演の後、質疑応答を予定しています。
      ※この回については、家族交流会は実施しません。

 *参加対象者  ひきこもり当事者のご家族

 *備考  新型コロナウイルス感染症対策の観点から、以下の点について、
      ご理解、御協力の程、お願いします。
      ・体調不良、発熱等がある場合は、参加はご遠慮ください。
      ・マスク着用、手指の消毒の徹底。
      ・厚さ対策。水分補給など、各自でお願いします。

 *申込、お問い合わせ 京都府家庭支援総合センター
      電話(075)531-5255
      メール team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp
            ※メールでお申し込みの場合は、件名に【第3回家族教室】と
       ご記入いただき、参加される方のお名前、電話番号、参加希
       望日を必ず明記してください。
      ※メールを確認しましたら、こちらから折り返しメールをさせ
       ていただきます。
       (送信いただいてから、数日かかる場合があります。)



 ◎令和3年度「ひきこもりを支える家族教室」の開催について

  京都府脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもり状態にある方を支え
 るご家族を対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこ
 もりについての理解や対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通
 して、ご家族の不安や孤立感を和らげることにも取り組んでいます。また、
 同じ悩みや不安のある参加家族の方々に、意見交換をしていただく家族交
 流も行っています。

  新型コロナウイルス感染症予防対策の観点から、脱ひきこもり支援セン
 ターでは、以下の点にも引き続き、留意して実施します。

 ・1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全
  予約制とします。
 ・1グループは3~4名の少人数で実施します。最大5グループ、1回で
  最大20名とします。
 ・参加者には、会場に入る前の検温、手指の消毒、マスクの着用に御協力
  をお願いします。
 ・会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。 

  この家族教室は、途中からの参加も大歓迎です。ただし、新型コロナウ
 イルス感染症予防の観点から、事前予約制とさせていただておりますので、
 参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電
 話いただき、参加の予約をお願いいたします。

    電話:075-531-5255(平日の午前9時~午後4時)
       ※参加には事前予約が必要です。

 *令和3年度ひきこもりを支える家族教室
 日程(第3回) ※キャンパスプラザ京都で開催します。詳細は別途記載。
   (第4回) 8月31日(火)及び 9月 3日(金)家族って何??その2
   (第5回) 9月28日(火)及び10月 1日(金)アンガーコントロール(基礎編)
   (第6回)10月26日(火)及び11月 5日(金)本人の体験談
    (第7回)11月16日(火)及び12月 3日(金)支援事例の紹介その1
   (第8回)12月14日(火)及び12月17日(金)支援事例の紹介その2
   (第9回)令和4年
         1月25日(火)及び 1月28日(金)発達障害について
   (第10回) 2月22日(火)及び 2月25日(金)振り返り、まとめ 

  ※各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。なお、
   1テーマにつき両日参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。

    時間 13時30分~15時15分

  内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターホームページにも掲載を予
 定しています。
  会場は京都府家庭支援総合センターです。
  注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
  注2)北部地域での家族教室については、現在、開催方法、内容等も含め検討中で
    す。詳細が決定次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。



  ◎ひきこもり北部相談の実施について

  京都府脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、今年度も
 中丹西保健所を中心に、ひきこもり北部相談を開催しています。

  また、第1水曜日の午前中を基本に、北京都若者サポートステーションと連
 携し、「就労を目指していきたいと思っているが、どのように進めていけばよ
 いかわからない」「働く自信がない」等と悩んでおられる当事者の方や、「就
 職してほしいけれど、どう働きかければよいか、悩んでいる」「ひきこもって
 いる子どもを、どう就労に繋げればよいかわからない」等と困っておられるご
 家族の相談をお聞きし、一緒に考えていける場にしていきたいと考えています。

  開催日は、下記の日程をご参照ください。毎月第1、第3水曜日を予定して
 いますが、11月及び令和4年1月は変則的になっています。また、当センター
 の都合等により、日程が変更になる場合がありますので、ご了承ください。

  北部相談は予約制になります。相談をご希望される場合は、脱ひきこもり支
 援センター相談電話(電話(075)531-5255)までご予約ください。また、「遠く
 て行けない」、「交通手段がない」等のご事情がある場合も、ご相談ください。

  ○日程  令和3年
       ・8月 4日(水)、18日(水)
       ・9月 1日(水)、15日(水)
       ・10月 6日(水)、20日(水)
       ・11月10日(水)、17日(水)
       ・12月 1日(水)、15日(水)
       令和4年
       ・1月12日(水)、19日(水)
       ・2月 2日(水)、16日(水)
       ・3月 2日(水)、16日(水)

     ※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。

  ○お問合せ 京都府脱ひきこもり支援センター
        電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時


 ◎第16回青空教育講演会のお知らせ

  京都南部少年少女の自立支援の会「青空」は、京都南部の退職教員が立ち
 上げた任意団体です。今回、第16回青空教育講演会では、NPO法人フリー
 スクール・フォロ理事 山下耕平さんをお招きし、「現代の不登校問題~ど
 うする?どう考える?」と題し、様々な視点からお話しをしていただき、不
 登校、ひきこもりの問題を考えていきたいと思います。

  ご興味のある方は、是非、御参加ください。

 *日時 令和3年9月4日(土)午後6時30分~午後9時
     (受付は、午後6時~)

 *場所 宇治市生涯学習センター 第1ホール
     (※宇治市宇治琵琶45-14 京都京阪バス 琵琶台口停留所すぐ)

 *主催:京都南部少年少女自立支援の会「青空」
  後援:宇治市、宇治市教育委員会
  協力団体:ほっこりスペースあい

 *備考  参加費は無料、予約は不要

 *お問い合わせ:青空ホットライン
         (電話:080-2502-5159)



┗■ 4.京都府からのお知らせ 
     脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
 └────────────────────────────――――

  京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
 家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
  また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
 等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
  府内に設置しています。
  脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
  きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
  ます。

 ☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00   ※祝日・年末年始を除く
   来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。) 

   ┌────────────────────────────┐
   │ひきこもり相談専用電話:075-531-5255          │
   │問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp    │         
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 乙訓地域チーム★★★
  NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
   住所:長岡京市開田1丁目5-5
   電話:075-952-2890
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 山城北地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい   
   住所:宇治市木幡赤塚47-12
   電話:0774-32-6187
   受付日時:月~金 10:00~17:00

 ★★★ 山城南地域チーム ★★★
  社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
   住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
   電話:080-4682-8032
   受付日時:月~土 10:00~17:00

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  京都府チーム絆 学びの森
   住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
   電話:0771-20-4829
   受付日時:月~金 10:30~17:30

 ★★★ 中丹地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル
   住所:福知山市厚中町206
   電話:090-7363-8530
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 丹後地域チーム ★★★
  企業組合労協センター事業団『ひととわ』
   住所:京丹後市峰山町杉谷29-4
   電話:080-2507-9010
   受付日時:月~金 9:00~18:00(水曜日午後は閉館)


────────────────────────────────☆


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第171号は
 いかがでしたでしょうか?
  次号は、8月下旬に配信予定です。


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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
┃
┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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