ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第170号
								 
								 
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン     
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします- 
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              第170号:2021年6月24日発行


 □  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第170号
  です。

   今年は梅雨入りが早かったため、紫陽花の見頃はどうなるものかと思っ
    ていましたが、きちんと時期に合わせて咲いてくれますね。

   さて、紫陽花の花言葉、皆さんはご存じですか。色によって異なるよ
  うで、青が「冷淡」「無情」、白が「寛容」、赤が「強い愛情」だそう
  です。色を問わない場合は「移り気」「和気あいあい」「団らん」など、
  いろいろあるようです。

   一つの花でも、いろいろな見方ができるって面白いですよね。少しば
  かり、紫陽花の見方が変わってきました。      


   ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

  1.はじめに
  2.リレーコラム
    「節目の年にオリジナリティーのある事業所を目指して」
              NPO法人乙訓障害者事業協会
               乙訓もも 所長  藤田 晃久 氏


  3.イベント等情報
  4.京都府からのお知らせ

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┗■ 1.はじめに
 └──────────────────────────――――― 

 □ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
  きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
  お役に立ちそうな情報があれば、お知り合いの方などに、広く紹介して
   ください。

 □ バックナンバーはポータルサイトで!
   「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
   (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
    ています。

 □ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

   相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
  ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
   ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
  します。

   また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
  閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。

   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム
 └────────────────────────────――――
     「節目の年にオリジナリティーのある事業所を目指して」
                    NPO法人乙訓障害者事業協会
                    乙訓もも 所長  藤田 晃久

  チーム絆で乙訓地域(長岡京市、向日市、大山崎町)を担当させていただいて
  おりますNPO法人乙訓障害者事業協会 乙訓ももの藤田と申します。昨年度よ
 り、乙訓ももの所長として着任させていただき、乙訓地域にお住いのひきこもり
 状態にある方々や、そのご家族の相談、アウトリーチなどを行っています。昨年
 に続き、今年もコロナ禍により制限のある毎日ですが、昨年の経験を活かし感染
 症対策を講じながら活動を続けています。

  着任1年目の昨年は、こちらのコラムで「地域」と「当事者性」というキーワー
 ドを強く意識していると書かせていただき、そのように活動して参りました。対
 象者に合わせたアプローチや発信を行うことで、乙訓ももという支援機関の存在
 を関係機関のみならず地域にお住いの方々にも以前に比べるとより周知すること
 ができ、学習会や交流会への関心が高まり参加人数も増加しています。

  また、年齢の若いひきこもり当事者においては、オンラインでつながることで、
 関係性を構築することができ、実際に対面で会うことが実現したりしました。自
 宅から一歩踏み出してもらうために、当事者の興味・関心にスポットライトを当
 て、個人に合わせた場や環境の設定を行うなど、改めて当事者のニーズを把握す
 ることの重要性を感じています。時には「スパイスカレーを食べる会」という催
 しを開くなど、参加者に楽しんでもらえそうな企画もしています。そのようなア
 イデアやユーモアを出し合い、大切にすることにより、当事者のみならず、支援
 者にも前向きな姿勢や考えが芽生えることも実感いたしました。

  今年度も引き続き、「地域」と「当事者性」をさらに意識しながら、乙訓地域
 の特性や地域性を考慮しつつ、基本を押さえながらも既存の枠にとらわれないよ
 うに日々活動していきたいと考えております。また今年度は、チーム絆として節
 目の3年目を迎えます。活動していくにあたり、これまでの期間で得たこと、学ん
 だこと等をさらに発展させていくとともに、オリジナリティーのある事業所とし
 て、昨年度同様に、さまざまな支援機関、地域の企業、個人事業主や地域住民な
 どと一緒になって、地域の支援ネットワークの構築に向けて、邁進していきたい
 と思っています。



┗■ 3.イベント等情報
 └────────────────────────────――――
 ◎令和3年度「ひきこもりを支える家族教室」の開催について

  京都府脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもり状態にある方を支えるご家族を
 対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理解や
 対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、ご家族の不安や孤立感を和
 らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家族の方々に、
 意見交換をしていただく家族交流も行っています。

  新型コロナウイルス感染症予防対策の観点から、第1回目のプログラムにつきまし
 ては講義のみとし、家族交流会(意見交換会)は実施いたしませでした。第2回以降
 も状況に応じて、そのような対応をさせていただく場合があります。また、脱ひきこ
 もり支援センターでは、以下の点にも引き続き、留意して実施します。

 ・1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全予約制とし
  ます。
 ・1グループは3~4名の少人数で実施します。最大5グループ、1回で最大20名
  とします。
 ・参加者には、会場に入る前の検温、手指の消毒、マスクの着用に御協力をお願いし
  ます。
 ・会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。 

  この家族教室は途中からの参加も大歓迎です。ただし、新型コロナウイルス感染症
 予防の観点から、事前予約制とさせていただておりますので、参加をご希望される方
  は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話いただき、参加の予約をお願い
 いたします。

    電話:075-531-5255(平日の午前9時~午後4時)
       ※参加には事前予約が必要です。

 *令和3年度ひきこもりを支える家族教室
 日程(第2回) 7月 2日(金)                      精神科医療について
   (第3回) 7月27日(火)及び 8月 6日(金)家族って何??その1
                  (キャンパスプラザ京都で開催します。詳細は別途記載。)
   (第4回) 8月31日(火)及び 9月 3日(金)家族って何??その2
   (第5回) 9月28日(火)及び10月 1日(金)アンガーコントロール(基礎編)
   (第6回)10月26日(火)及び11月 5日(金)本人の体験談
    (第7回)11月16日(火)及び12月 3日(金)支援事例の紹介その1
   (第8回)12月14日(火)及び12月17日(金)支援事例の紹介その2
   (第9回)令和4年
         1月25日(火)及び 1月28日(金)発達障害について
   (第10回) 2月22日(火)及び 2月25日(金)振り返り、まとめ 

  ※各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。なお、
   1テーマにつき両日参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。

 時間 13時30分~15時15分

  内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターホームページにも掲載を予
 定しています。
  会場は京都府家庭支援総合センターです。
  注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
  注2)北部地域での家族教室については、現在、開催方法、内容等も含め検討中です。
      詳細が決定次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。



  ◎第3回ひきこもりを支える家族教室について

  第3回ひきこもりを支える家族教室は、「家族って何??」というテーマで、京都
 駅前にあるキャンパスプラザ京都を会場に実施します。当事者ご家族で、現在はひき
 こもり相談等をされている岡田洋之さんをお招きし、家族の役割について、考えてみ
 たいと思います。

 *日時  令和3年7月27日(火)及び8月6日(金)
      午後2時~午後4時(受付は午後1時30分~)
      ※普段より開始時刻が30分遅くなっております。ご注意ください。

 *場所  7月27日…キャンパスプラザ京都4階 第3講義室
      8月 6日…キャンパスプラザ京都4階 第4講義室

 *内容  「家族って何??~当事者を支えるための家族の役割~」
      ひきこもりサポートスペースゆまほほ代表  岡田 洋之氏
            ※講演の後、質疑応答を予定しています。
      ※この回については、家族交流会は実施しません。

 *参加対象者  ひきこもり当事者のご家族

 *備考  新型コロナウイルス感染症対策の観点から、以下の点について、ご理解、
      御協力の程、お願いします。
      ・体調不良、発熱等がある場合は、参加はご遠慮ください。
      ・マスク着用、手指の消毒の徹底。
      ・厚さ対策。水分補給など、各自でお願いします。

 *申込、お問い合わせ 京都府家庭支援総合センター
      電話(075)531-5255
      メール team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp
            ※メールでお申し込みの場合は、件名に【第3回家族教室】とご記入いただき、
       参加される方のお名前、電話番号、参加希望日を必ず明記してください。
      ※メールを確認しましたら、こちらから折り返しメールをさせていただきます。
       (送信いただいてから、数日かかる場合があります。)


 ◎ひきこもり北部相談の実施について
   脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、次年度も中丹西
  保健所を中心に、ひきこもり北部相談を開催します。

   また、第1水曜日の午前中を基本に、北京都若者サポートステーションと連
  携し、「就労を目指していきたいと思っているが、どのように進めていけばよ
  いかわからない」「働く自信がない」等と悩んでおられる当事者の方や、「就
  職してほしいけれど、どう働きかければよいか、悩んでいる」「ひきこもって
  いる子どもを、どう就労に繋げればよいかわからない」等と困っておられるご
  家族の相談をお聞きし、一緒に考えていける場にしていきたいと考えています。

   開催日は、下記の日程をご参照ください。毎月第1、第3水曜日を予定して
  いますが、5月、11月及び令和4年1月は変則的になっています。また、当セ
  ンターの都合等により、日程が変更になる場合がありますので、ご了承くださ
  い。

   北部相談は予約制になります。相談をご希望される場合は、脱ひきこもり支
  援センター相談電話(電話(075)531-5255)までご予約ください。また、「遠く
  て行けない」、「交通手段がない」等のご事情がある場合も、ご相談ください。

  ○日程  令和3年
       ・7月21日(水)
       ・8月 4日(水)、18日(水)
       ・9月 1日(水)、15日(水)
       ・10月 6日(水)、20日(水)
       ・11月10日(水)、17日(水)
       ・12月 1日(水)、15日(水)
       令和4年
       ・1月12日(水)、19日(水)
       ・2月 2日(水)、16日(水)
       ・3月 2日(水)、16日(水)

     ※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。

  ○お問合せ 脱ひきこもり支援センター
        電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時



 ◎緊急事態宣言解除後のひきこもり相談等の対応について◎

   すでにご承知のとおり、京都府に発出されていた緊急事態宣言は解除となりましたが、
  引き続き、マスクの着用、手指の消毒、密の回避に努める等、感染拡大防止について、
  御協力の程、よろしくお願いします。

   緊急事態宣言解除後の京都府脱ひきこもり支援センター及びチーム絆地域チームの
  相談等の対応についてお知らせします。なお、今後の状況に応じて、対応等に変更さ
  れる場合があります。その際は改めてご連絡をさせていただきます。


  ○脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センター内)
   相談…室内の換気、面接室の消毒等を徹底した上で実施します。
   家族教室…座席の間隔を空け、4名程度の少人数で、家族交流会を再開します。


  ○企業組合労協センター事業団「ひととわ」(丹後地域)
   相談…室内の換気、消毒等感染対策を徹底したうえで通常の相談対応をしていきます。
      対面相談に不安がある方については、引き続き、電話等での相談で対応してい
      きます。


  ○NPO法人ニュートラル(中丹地域)
   相談…相談者のご意向を確認させていただいた上で、対面の面談を希望された場合は、
      室内の換気、消毒等を徹底した上で実施します。
      居場所…室内の換気、消毒等を徹底した上で実施します。但し、コロナ禍のため、現
            在休止中のセミナーにつきましては再開は未定となっております。


  ○京都府チーム絆学びの森(南丹地域)
   相談…室内の換気、消毒等、感染防止対策を十分にはかった上で対面での相談を
      実施します。相談者から希望があれば、ZOOMを活用した面談にも対応
      してまいります。


  ○NPO法人乙訓障害者事業協会「乙訓もも」(乙訓地域)
   相談…感染症対策を取った上で対面での面談対応を実施します。また、相談者の希望
      によりオンラインなどの面談にも対応します。
   訪問(アウトリーチ)… 感染症対策を取った上で訪問いたします。
   相談会…参加者の希望により判断させていただきます。
      ※新規のご相談は、予約制として希望により対面で行い、相談時間30分
       とさせていただきます。


  ○ほっこりスペースあい(山城北地域)
   相談…相談者のご意向を確認させていただいた上で、対面の面談を希望された
      場合は、室内の換気、消毒等を徹底した上で実施します。
   居場所活動…6月中は中止します。ただし、少人数の学習支援は行います。
         7月から感染防止対策を行った上で、開始する予定です。
         状況により、変更の可能性もありますので、お問い合わせください。
         (電話:0774-32-6187)



  ○京都府「チーム絆」山城南相談室(山城南地域)
   相談・訪問ともに、感染予防対策は宣言発令時と同じ対応を継続しながら、通常
   どおりとさせていただきます。ただし、対象者が「電話・オンライン」を希望さ
   れれば、お気持ちに合わせた支援を柔軟に実施していきます。


 ※京都府から新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ※ 
   新型コロナウイルス感染症に関連する、京都府内での発生状況や様々な対応
  状況などについては、京都府ホームページにおいて随時お知らせしています。
  こちらも併せてご覧いただきますよう、お願いいたします。

  (ホームページ)http://www.pref.kyoto.jp/




┗■ 4.京都府からのお知らせ 
     脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
 └────────────────────────────――――

  京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
 家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
  また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
 等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
  府内に設置しています。
  脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
  きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
  ます。

 ☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00   ※祝日・年末年始を除く
   来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。) 

   ┌────────────────────────────┐
   │ひきこもり相談専用電話:075-531-5255          │
   │問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp    │         
   └────────────────────────────┘


 ★★★ 乙訓地域チーム★★★
  NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
   住所:長岡京市開田1丁目5-5
   電話:075-952-2890
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 山城北地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい   
   住所:宇治市木幡赤塚47-12
   電話:0774-32-6187
   受付日時:月~金 10:00~17:00

 ★★★ 山城南地域チーム ★★★
  社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
   住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
   電話:080-4682-8032
   受付日時:月~土 10:00~17:00

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  京都府チーム絆 学びの森
   住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
   電話:0771-20-4829
   受付日時:月~金 10:30~17:30

 ★★★ 中丹地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル
   住所:福知山市厚中町206
   電話:090-7363-8530
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 丹後地域チーム ★★★
  企業組合労協センター事業団『ひととわ』
   住所:京丹後市峰山町杉谷29-4
   電話:080-2507-9010
   受付日時:月~金 9:00~18:00(水曜日午後は閉館)


────────────────────────────────☆


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

 (お詫び)
  先月配信しました第169号の中で、地域チームの名称、住所について、
 古いデータのまま配信してしまいました。お詫びいたします。


  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第170号は
 いかがでしたでしょうか?
  次号は、7月下旬に配信予定です。


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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
┃
┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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