ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第166号
								 
								 
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン     
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします- 
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                :2021年3月1日発行


 □  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第166号
  です。

      立春を過ぎても、寒さが厳しい日もありますが、皆さま、いかがお
  過ごしでしょうか。

   さて、少し前の話になりますが、私の住んでいる町内会では、節分
  の時になると、各家庭に福豆と福餅が配られます。季節感を大事にす
  る、行事を大切にすることは、良いことなのですが、実はこれが苦手
  でして…。

   豆は年齢の数だけ食べるのが辛くなり、餅はお正月に散々食べ、や
  っとの思いで食べ終えたのに追加されるような感じになるので…。

   節分の日、今は恵方巻きが目立っていますが、昔は、多くの家庭の
  換気扇からモクモクと煙が出ていました。鰯を焼く煙で鬼を追い払っ
  ていたんですよね。また、食べ終えた鰯の頭と柊を玄関先に飾ること
  で魔除けにしていました。鬼を寄せ付けないようにしていたんですよ
  ね。今、柊鰯しているご家庭を、本当に見かけなくなりました。

   ほんの数十年前の話なのですが…。


 ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

  1.はじめに
  2.リレーコラム

   「辿ることの大切さ、そこに添う人の役割」
                    学びの森 ひきこもり支援担当
                            沼津 雅子氏

  3.イベント等情報
  4.京都府からのお知らせ

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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
  きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
   情報が役立ちそうな方やお知り合いなどに、広く紹介してください。

 □ バックナンバーはポータルサイトで!
   「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
   (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
    ています。

 □ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

   相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
  ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
   ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
  します。

   また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
  閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。

   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム
 └────────────────────────────――――
   「辿ることの大切さ、そこに添う人の役割」
                     学びの森 ひきこもり支援担当
                              沼津 雅子


  2018年4月から、チーム絆の相談担当として関わらせて頂いて3年が
 終わろうとしています。3年間この仕事をさせてもらって、たった今の感想
 を聞かれたら、つくづく“責任の重い仕事だな”という言葉が浮かんできま
 す。出会ってきた当事者、その家族の一人ひとりの重みが増しているように
 感じます。

  無事、社会への窓を開き、外の世界に歩み出した青年は数名おられます。
 関係機関の職員とともに家庭訪問をさせていただき、本人のしていきたいこ
 と、家族の意向等も確認し、その後、収入を得る道を確保されたとお聞きま
 した。こうやって新たなスタートをきれたことに喜びを感じました。

  しかし、何人もの人の多様な現実に向き合わせてもらうにつれて、目に見
 える動きがある方が稀になってきています。10年余りのひきこもり生活か
 ら自ら脱出する決意をして訪ねて来てくれた青年がいます。仕事を紹介する
 ことができ、数ヵ月を経て給料も得られました。次なる職場も追加できる目
 途も立った途端、音信不通になってしまったのです。

  私は、20数年、知的障害の人たちに関わる中で、制約を持つ人たちが、
 制度利用でよりよい生活を達成、維持する様子を見てきています。障害のあ
 るなしに関わらず、一人ひとりの在り方は多様であり、自身に適した場を人
 は切望してよいはずです。「善さ」「違い」が認められる寛容な環境が多様
 に整えられていかなくてはならないと、ひきこもらざるを得ない人を知って、
 ますます強く思うようになりました。

  この3年、ひきこもらざるを得ない生きづらさに直面する人たちの現実に
 出会い、社会に出ようとしても彼らの前には高い、厚い壁があることを、実
 感させられました。「何が彼らを社会から遠ざけるのか?」、「彼らにはこ
 の世界がどのように見えているのか?」、「どんな心持ちで世界を眺めてい
 るんだろう?」、「彼ら自身は、どのように目を見開き、耳をそばだて、自
 身にとって本当に快いものに触れることをどのように探し求めているのだろ
 うか?」、「拒絶しているものは何なんだろうか?」、「数少ない(であろ
 う)人との接点で、他者の気配をどう感じ、世界はどのように映っているの
 だろう?」、ひきこもる人のほとんどの声を直接聞くことができない、確か
 めることができないという状況の中で、支援する側として何ができるのか試
 行錯誤をしています。

  また、ひきこもらざるを得ない人の問題は、同時に「その家族」の問題に
 もなっていきます。人によっては、はっきりとしたきっかけになる出来事も
 あったと思われるのに、それぞれの捉え方が違っていて、互いに共有するこ
 とが困難だったのではないかと思うこともあります。表に出さない、辛い出
 来事は心の奥深くに、止め置かれ、しかし、消えることがないため、年月が
 経っても、ふとしたきっかけの中で沸き上がり、身近な家族を当事者は傷つ
 けてしまうのではないかと思うこともあります。

 「温かい家族とは何だろう?」、「辛い時に、頼れる家族とは何だろう?」

  部屋にひきこもる我が子におろおろしている親に、おそらく本意ではない
 だろうに、さらに罵声を浴びせ、無理難題を押し付け、思うようにしようと
 する当事者もおられます。「家族関係がぎくしゃくする、始まりは何だった
 んだろう…」家族ゆえに安心して口にする言葉が、知らぬ間に我が子を傷つ
 けたのではないか、気付かぬまま傷を広げて年月が過ぎていったのではない
 か…。今や、何が発端だったのかを知る由もありません。

  私は相談を重ねる中で、辿っていくことが大切であり、そこに添う人が必
 要であると思っています。家族や当事者が「相談して良かった」と思っても
 らえるように、寄り添っていきたいと思っています。



┗■ 3.イベント等情報
 └────────────────────────────――――
 ◎令和2年度「ひきこもりを支える家族教室」の再開について

  京都府脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家族を
 対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理解や
 対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、御家族の不安や孤立感を和
 らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家族の方々に、
 意見交換をしていただく家族交流も行っています。

  1月、2月の家族教室については、緊急事態宣言の発令を受け開催できませんでし
 たが、3月については、以下の点に留意し、家族教室を開催することとしています。
 ただ、状況に応じて、延期または中止する可能性があることをご承知置きください。

 ・1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全予約制と
  します。
 ・1グループは3~4名の少人数で実施します。最大5グループ、1回で最大20名
  とします。
 ・参加者には、会場に入る前の検温、手指の消毒、マスクの着用に御協力をお願いし
  ます。
 ・会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。 

  なお、今回のテーマは1月に実施予定だった「支援事例の紹介」と「今年度の振り
 返り」を実施させていただきます。そのため、家族交流会は時間を短縮させていただ
 きます。また、2月に実施予定だった「精神科医療について」は、次年度の早い段階
 で実施させていただく予定です。  

  参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話いただ
 き、参加の予約をお願いいたします(ご予約がない場合、お断りさせていただく場合
 があります)。

  電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
     ※参加には事前予約が必要です。

  令和2年度ひきこもりを支える家族教室
 日程(第6回) 3月10日(水)及び3月12日(金)支援事例の紹介、振り返り、まとめ

  ※各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。なお、両日
  参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。
  ※駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。

 日時 毎回13時30分~15時15分

  内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターホームページにも掲載予定しています。
  会場は京都府家庭支援総合センターです。



 ◎ひきこもり北部相談の実施について

   脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、今年度も中丹西保健所
  において、ひきこもり北部相談を開催しています。

   第3水曜日の午前中は、北京都若者サポートステーションと連携し、「就労を目指
  していきたいと思っているが、どのように進めていけばよいかわからない」、「働く
  自信がない」等と悩んでおられる当事者の方や、「就職してほしいけれど、どう働き
  かければよいか、悩んでいる」、「ひきこもっている子どもを、どう就労に繋げれば
  よいかわからない」等と困っておられるご家族の相談をお聞きし、一緒に考えていけ
  る場にしていきたいと考えています。

   開催日は、下記の日程をご参照ください。なお、相談は予約制になります。相談を
  ご希望される場合は、脱ひきこもり支援センター相談電話((075)531-5255)までご予
  約ください。

  ○日程  ・3月17日(水)

     ※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。

  ○お問合せ 脱ひきこもり支援センター
        電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時



 ◎チーム絆乙訓地域担当「乙訓もも」からのお知らせ

  令和2年度第2回乙訓地域(2市1町)支援者セミナー開催のお知らせです。
 今回、「地域づくりと個別支援~さわらび福祉会の実践とは~」をテーマに、社会
 福祉法人さわらび福祉会 総合施設長 山崎 秀樹氏をお招きし、講演いただきま
 す。
  さわらび福祉会では、ひきこもり状態にいる人達に個別の支援をいち早く提供さ
 れています。その実践 方法を学び、地域づくりに活かせていければと考えていま
 す。

  ご興味のある方は、御参加ください。

 日時:令和3年3月11日(木) 13:00~15:00
                (受付開始は12時30分~)

 場所:バンビオ1番館2階ギャラリー
    (JR長岡京駅すぐ)

 参加費:無料

 定員:会場参加25名、ZOOM同時配信参加75名


 内容:講演会と事例紹介、質疑応答
    テーマ:「普通」という名の壁
       ~ひきこもり支援の実践から見えた社会~
    講 師:社会福祉法人さわらび福祉会 総合施設長  山崎 秀樹氏

 備考:・オンラインでの参加も可能です。メールにてお申し込みください。後日、
    配信視聴用のURLを送信いたします。
    ・当日は、新型コロナウイルス感染症対策に御協力ください。

 申込:NPO法人乙訓障害者事業協会 乙訓もも
    FAX:(075)874-7008
    メール:otokuni.momo@gmail.com 


┗■ 4.京都府からのお知らせ 
     脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
 └────────────────────────────――――

  京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
 家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
  また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
 等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
  府内に設置しています。
  脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
  きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
  ます。

 ☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00   ※祝日・年末年始を除く
   来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。) 

   ┌────────────────────────────┐
   │ひきこもり相談専用電話:075-531-5255          │
   │問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp    │         
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 乙訓地域チーム★★★
  NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
   住所:長岡京市開田1丁目5-5
   電話:075-952-2890
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 山城北地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい   
   住所:宇治市木幡赤塚47-12
   電話:0774-32-6187
   受付日時:月~金 10:00~17:00

 ★★★ 山城南地域チーム ★★★
  社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
   住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
   電話:080-4682-8032
   受付日時:月~土 10:00~17:00

      ※現在、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、対面による
   面談を一時中断しておりますが、3月8日(月)~再開すること
   としています。なお、それまでの間は、電話相談、Webによる
   相談で対応いたします。詳しくは、山城南相談室にお問い合わせ
   ください。

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  京都府教育委員会認定フリースクール 学びの森
   住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
   電話:0771-20-4829
   受付日時:月~金 10:30~17:30

 ★★★ 中丹地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル
   住所:福知山市厚中町206
   電話:090-7363-8530
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 丹後地域チーム ★★★
  企業組合労協センター事業団『ひととわ』
   住所:京丹後市久美浜町小字東本町3178-3
   電話:080-2507-9010
   受付日時:月~金 9:00~18:00
                (水曜午後は閉館)


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 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第166号は
 いかがでしたでしょうか?
  次号は、3月下旬に配信予定です。


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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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