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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第165号:2021年1月21日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第165号
です。
昔、「たこあげ」ではなく「いかのぼり」と言ったのをご存じですか。
江戸時代、庶民の間で、いかのぼりがブームになったですが、その糸が
切れ、城にたくさん落ちてきたことから、禁止令が出たらしいです。そ
れでも止めなかった庶民が「あれはイカではありません。タコです」と
言ってから、凧揚げになったそうです。おそらく諸説あると思うのです
が…。
正月になれば、昔は公園や広場、河川敷に行って凧揚げをしたもので
すが、今は広い場所がなくなり、飛ばすものも凧ではなくドローンの時
代です。
江戸時代が終わってから154年。文明はめざましい発展を遂げてい
ます。今年はどのような年になるのでしょうか…。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
「2020年を振り返って」
NPO法人ニュートラル
支援員 町田 弘樹 氏
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
情報が役立ちそうな方やお知り合いなどに、広く紹介してください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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「2020年をふりかえって」
NPO法人ニュートラル
支援員 町田 弘樹
長い2020年が終わりましたが、新型コロナウイルス感染症の収束がみえず、
まだ新しい年がはじまったという気持ちにならないのが残念な限りですね。
昨年は、4月に全国緊急事態宣言が発令されました。当事業所も訪問活動や居
場所活動などは自粛することになり、電話などで近況を訊いたりしながら皆さん
の様子をうかがう日々でした。
5月末に緊急事態宣言が解除され、久しぶりに居場所を再開したときには「長
いお休みでみんな調子は崩していないだろうか?」と不安がよぎったりしました。
今までの経験上、GWやお正月など長い休みになると調子を崩す方が多かったの
で、久々の居場所再開でどのくらい人が来られるのか正直不安がありました。
しかし、蓋を開けてみると当日はいつもの参加者以上の方々が来られ「居場所
が密になってしまう!」と別の不安が生じるほどでした。みんなも居場所の再開
を待ち望んでいたのだと嬉しさがこみ上げてきました。
せっかくなので「自粛期間中、人に会わなくて良かったこと・悪かったこと」
をテーマにみんなでディスカッションをしました。「会いたくない人と接する必
要がなくなったのが良かったです」などの意見もあったのですが、大半は「人と
喋ってストレス発散することが出来なかった」、「居場所に参加できないことが
辛かった」など、【普段から人と会わないから自粛期間も変わらない生活だった】
との注釈付きながらも、居場所がお休みだったことがストレスとなっていたと話
されていました。
ある作業所通所されている方が、コロナの影響で数少ない仲の良い利用者さん
と一緒にお昼を食べる機会がなくなり、今は喋りかけようと思ってもなんだか緊
張してうまく喋れなくなってしまったんですとちょっと悲しそうに話してくれた
ことも印象的でした。
もともとは人と会いたくなくてひきこもり始めることが多いと思います。でも、
居場所の中で人と話すことの良さを体験してから、他者の存在の大切さを実感す
る良い機会にもなった様に感じられました。
┗■ 3.イベント等情報
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◎令和2年度「ひきこもりを支える家族教室」の開催延期について
京都府脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家族を
対象とした家族教室を実施しているところですが、京都府に非常事態宣言が発令され
たことから、第4回(1月26日(火)及び 1月29日(金)支援事例の紹介)に
ついては、延期とさせていただく判断を致しました。参加をご希望されていた方、ご
検討されていた方には、大変申し訳ありませんが、御理解の程、よろしくお願い申し
上げます。
また、第5回(2月16日、19日)につきましても、その時の状況に応じて、改
めてご連絡をさせていただきます。
なお、第4回の「支援事例の紹介」につきましては、現段階では第6回(3月10日、
12日)の「今年度の振り返り」と併せて実施させていただく方向で検討しています。
ご不明な点などございましたら、電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)に
ご連絡ください。
◎ひきこもり北部相談の実施について
脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、今年度も中丹西保健所
において、ひきこもり北部相談を開催しています。
開催日は、下記の日程をご参照ください。なお、相談は予約制になります。相談を
ご希望される場合は、脱ひきこもり支援センター相談電話((075)531-5255)までご予
約ください。
○日程 ・2月 3日(水)、17日(水)
・3月 3日(水)、17日(水)
※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。
○お問合せ 脱ひきこもり支援センター
電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時
◎京都若者サポートステーションから「親こころサロン」開催のお知らせ
子どもが仕事に就かず不安だ…
どう接してよいのかわからない…
保護者が対象のミニ講義や話し合いを通して学び合える場です。
新たな気づきのきっかけにぜひご参加ください。
<内容>
ミニ講義とワーク
ひきこもりに関する基本的な知識を学び、少人数での話し合いをしながらお互いに交流を
していただきます。
【ミニ講義のテーマ】ひきこもっている時の心情、親から若者への関わり方・注意すべきこと等
若者との座談会
ひきこもり経験のある若者から話を聞き、質問や交流をします。
講師:木場 律志 氏
神戸松蔭女子学院大学 講師(神戸松蔭こころのケア・センター相談員)
参加対象:わが子(学校を卒業・中退後、あるいは仕事を辞めた後、無業の状態にある15~49歳)
の自立を考える保護者の方
開催日:全3日間のプログラムになります。3日間参加いただけない場合はご相談ください。
令和3年 2月20日(土)、2月27日(土)、3月6日(土)
時間 :13:30~15:30
会場 :京都市中央青少年活動センター 中会議室
参加費:無料
定員 :10名 (事前申し込み制です)*2/1(月)~申込み受付開始。まずはお電話で
お問合せください。
申込・問合せ:京都若者サポートステーション TEL:075-213-0116
※新型コロナウィルス感染予防対策を行った上で実施します。ご参加の際は、?検温、
?マスクの着用、?手指の消毒のご協力をお願いいたします。
◎新型コロナウイルス感染症予防について◎
皆さまもご存じのとおり、全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るい、感染者が増加
している状況が続いており、京都府では緊急事態宣言が発令されました。
なお一層、感染予防に努めることが大切になっています。皆さまには、すでに実践いた
だいておりますが、引き続き、次の3つについて、ご協力をお願いいたします。
また、脱ひきこもり支援センター、チーム絆地域チームにおける相談、イベント等につ
きまして、状況に応じて、変更する場合があります。もし、変更があった場合等につきま
しては、臨時のメールマガジンを送信する等して、ご案内をさせていただきます。ご理解
の程、よろしくお願い申し上げます。
地域チームの状況につきましては、「4 京都府からのお知らせ 脱ひきこもり支援セ
ンター&チーム絆の取り組み」において、情報提供を行いますので、そちらも併せてご覧
いただきますよう、お願いいたします。
?基本の実践
・身体的距離の確保
・マスクの着用
・手洗い
・発熱または風邪の症状がある場合は、無理せず自宅で療養する
?3つの密を避ける
・換気の悪い密閉を避ける
・多数が集まる密集を避ける
・間近で会話や発声する密接を避ける
?人と人との接触機会を減らす
・不要不急の外出は自粛
・緊急事態宣言地域への往来を自粛
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
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京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
府内に設置しています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
ます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
└────────────────────────────┘
★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
※現在、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、対面による
面談を一時中断しています。なお、電話相談、Webによる相談
は実施しております。詳しくは、山城南相談室にお問い合わせく
ださい。
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府教育委員会認定フリースクール 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:30~17:30
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市久美浜町小字東本町3178-3
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00
(水曜午後は閉館)
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▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第165号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、2月下旬に配信予定です。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
┃
┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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