ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第164号
								 
								 
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン     
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします- 
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              第164号:2020年12月24日発行


 □  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第164号
  です。

   今年1年が間もなく終わろうとしています。今年1年、皆さんにと
  ってどのような1年でしたか。

   今年は新型コロナウイルスの猛威で、経験をしたことがない自粛生
  活、外出制限等、誰もが窮屈な生活を強いられた1年になってしまい
  ました。私たちも家族教室やイベントが延期になるなど、大きな影響
  を1年になりました。

   寒さが厳しくなり、比例するかのように、感染者が増えています。
  まだまだ大変な状況が続きますが、この大変な状況から新しい何かが
  生まれる…、そう信じて、新たな年も少しでも前進していければと思っ
  ています。

   新しい年が皆さまにとって、良い年になりますように…。


   ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

  1.はじめに
  2.リレーコラム
    「当事者・ピアサポーターとして」
                NPO法人
                若者と家族のライフプランを考える会
                     理事長  中山 泰輔 氏


  3.イベント等情報
  4.京都府からのお知らせ

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┗■ 1.はじめに
 └──────────────────────────――――― 

 □ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
  きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
   情報が役立ちそうな方やお知り合いなどに、広く紹介してください。

 □ バックナンバーはポータルサイトで!
   「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
   (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
    ています。

 □ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

   相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
  ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
   ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
  します。

   また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
  閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。

   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム
 └────────────────────────────――――
   「当事者・ピアサポーターとして」

                        NPO法人若者と家族のライフプランを考える会
                                                  理事長 中山 泰輔

  ひきこもり当事者とその家族等の将来設計支援業務を担当しております、
 NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(LPW)の中山と申しま
 す。

  私たちはひきこもりや発達障害等、様々な理由から社会参加に困難を抱
 える方の支援をする団体として、2010年より活動をしてきました。法
 人名の通り、設立当初から当事者や家族のライフプランを大切にする理念
 の元で活動を続け、京都府の委託事業として府内でライフプランに関する
 セミナーや相談会を開催して3年目となります。

  私は現在LPWのスタッフとして働き、この6月から理事長を引き継ぎ
 ましたが、同時にひきこもりの当事者でもあり、これまでLPWの利用者
 の立場でチーム絆の「絆パートナー」に登録し、ピアサポーターとして活
 動をしてきた経緯があります。

  近年、ひきこもりの当事者活動は全国的に拡がっていて、テレビのひき
 こもり特集などでも当事者の声が取り上げられる機会が増えてきました。
 同時に、ご家族や支援関係者の方々の前で自分の体験を語る、同じ体験を
 した当事者として別の当事者の支援をする、といったピアサポーターの活
 動のニーズが増えてきていることも感じられます。

  一方で、当事者がピアサポーターとして活動すること、特に「支援者」
 の役割を持った活動をすることの難しさも感じます。ひきこもりの背景は
 あまりにも多様で、自分が当事者であるといっても、他の当事者とどこま
 で共通した経験をしていると言えるのか、疑問に思うこともしばしばです。
 疑問を持たず、自分の経験を一般化したまま活動をしてしまえば、むしろ
 悪影響を与えてしまう危険性もあるのではないかとも思えます。

  とはいえ、ピアサポーターが自分の経験を語ることには一定の価値があ
 り、当事者であるからこそできる支援もあるのは事実だと思います。また、
 ピアサポーター本人にとって、ピアサポーターとして活動することが経験
 や自信の回復に繋がることも確かであることも、身をもって体験してきま
 した。

  ピアサポーターの活動が実りのあるものとなるためには、周囲の皆さん
 の存在が重要であると思います。私がそうしてきてもらってきたように、
 皆さんが優しく支えてくださることで、きっと良い結果が生まれてくるこ
 とでしょう。

  私も、ピアサポーターとして活動してきたことを糧に、支える側として
 自分に何が出来るのかを模索しながら、支援に携わっていくつもりです。
 どうぞよろしくお願い致します。


┗■ 3.イベント等情報
 └────────────────────────────――――
 ◎令和2年度ひきこもり支援対応強化研修について<支援者向け研修>

  現在、地域共生社会の実現に向け、ひきこもりを含むさまざまな課題を抱える
 家族に対して、住民に身近な地域で包括的な支援と多様な参加、協働により支え
 ていく社会の実現が求められています。
  今回、「ひきこもり当事者を地域で支える~今、地域でできること~」と題し
 て、ひきこもり当事者を支援された経験が厚く、当事者家族でもある岡田洋之氏
 をお招きし、ご家族の思い、支援者としての願い等をお話いただくこととなりま
 した。
  多くの方々にご参加いただき、ひきこもりの知識、理解を深めていきたいと考
 えています。なお、すでに北部会場は終了していますが、同研修はWebによる
 参加が可能です。北部の方が、南部会場、中部会場の研修にWebで参加するこ
 とができますので、ご検討ください。

 1.日時・会場 【南部会場】令和3年1月14日(木)14時~16時
               キャンパスプラザ京都
               4階 第二講義室
         【中部会場】令和3年1月18日(月)14時~16時
               ガレリアかめおか
               2階 七谷会場

 2.内容    ○基調講演
          「ひきこもり支援に望むこと
              ~当事者の親として、支援者として~」
          講師:岡田 洋之氏

         ○基調報告
          「これからの『ひきこもり支援』について」
          京都府脱ひきこもり支援センター長  長田 研司

 3.備考    ※本研修はZoomを活用したオンラインによる参加も行います。
         ※お問い合わせは、京都府健康福祉部家庭支援課(075-414-4306)に
          ご連絡ください。
         ※詳しく京都府家庭支援課ホームページをご覧ください。



 ◎令和2年度「ひきこもりを支える家族教室」の開催について

  京都府脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家族を
 対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理解や
 対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、御家族の不安や孤立感を和
 らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家族の方々に、
 意見交換をしていただく家族交流も行っています。

  新型コロナウイルス感染予防の観点から、以下の点に留意し、家族教室を開催する
 こととしますが、状況に応じて、延期または中止する可能性があることをご承知置き
 ください。

 ・1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全予約制と
  します。
 ・1グループは3~4名の少人数で実施します。最大5グループ、1回で最大20名
  とします。
 ・参加者には、会場に入る前の検温、手指の消毒、マスクの着用に御協力をお願いし
  ます。
 ・会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。 

  第3回のプログラムは終了しました。第4回目からの参加も大歓迎です。ただし、
 応募者多数となった場合、お断りすることもありますので、ご了承ください。参加を
 ご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話いただき、参加
 の予約をお願いいたします(ご予約がない場合、お断りさせていただく場合があります)。

  電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
     ※参加には事前予約が必要です。

  令和2年度ひきこもりを支える家族教室
 日程(第4回)令和3年
         1月26日(火)及び 1月29日(金)支援事例の紹介
   (第5回) 2月16日(火)及び 2月19日(金)精神科医療について
   (第6回) 3月10日(水)及び 3月12日(金)振り返り、まとめ

  ※各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。
  なお、両日参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。
  ※駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。

 日時 毎回13時30分~15時15分

  内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターホームページにも掲載予定して
  います。会場は京都府家庭支援総合センターです。
  注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
  注2)北部地域での家族教室については、現在、開催方法、内容等も含め検討中です。
    詳細が決定次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。



 ◎ひきこもり北部相談の実施について

   脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、今年度も中丹西保健所
  において、ひきこもり北部相談を開催しています。

   第3水曜日の午前中は、北京都若者サポートステーションと連携し、「就労を目指
  していきたいと思っているが、どのように進めていけばよいかわからない」、「働く
  自信がない」等と悩んでおられる当事者の方や、「就職してほしいけれど、どう働き
  かければよいか、悩んでいる」、「ひきこもっている子どもを、どう就労に繋げれば
  よいかわからない」等と困っておられるご家族の相談をお聞きし、一緒に考えていけ
  る場にしていきたいと考えています。

   開催日は、下記の日程をご参照ください。なお、相談は予約制になります。相談を
  ご希望される場合は、脱ひきこもり支援センター相談電話((075)531-5255)までご予
  約ください。

  ○日程  令和3年
       ・1月 6日(水)、20日(水)
       ・2月 3日(水)、17日(水)
       ・3月 3日(水)、17日(水)

     ※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。

  ○お問合せ 脱ひきこもり支援センター
        電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時



 ◎新型コロナウイルス感染症予防について◎

  皆さまもご存じのとおり、全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るい、
 感染者が増加している状況が続いています。なお一層、感染予防に努めるこ
 とが大切になっています。皆さまには、すでに実践いただいておりますが、
 引き続き、次の3つについて、ご協力をお願いいたします。
  また、脱ひきこもり支援センター、チーム絆地域チームにおける相談、イ
 ベント等につきまして、状況に応じて、変更する場合があります。もし、変
 更があった場合等につきましては、臨時のメールマガジンを送信する等して、
 ご案内をさせていただきます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
  地域チームの状況につきましては、「4 京都府からのお知らせ 脱ひき
 こもり支援センター&チーム絆の取り組み」において、情報提供を行います
 ので、そちらも併せてご覧いただきますよう、お願いいたします。

 ?基本を実践
  ・身体的距離の確保
  ・マスクの着用
  ・手洗い

 ?3つの密を避ける
  ・換気の悪い密閉を避ける
  ・多数が集まる密集を避ける
  ・間近で会話や発声する密接を避ける

 ?発熱したら自宅で療養
  発熱または風邪の症状がある場合は、無理せず自宅で療養する


┗■ 4.京都府からのお知らせ 
     脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
 └────────────────────────────――――

  京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
 家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
  また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
 等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
  府内に設置しています。
  脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
  きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
  ます。

 ☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00   ※祝日・年末年始を除く
   来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。) 

   ┌────────────────────────────┐
   │ひきこもり相談専用電話:075-531-5255          │
   │問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp    │         
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 乙訓地域チーム★★★
  NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
   住所:長岡京市開田1丁目5-5
   電話:075-952-2890
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 山城北地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい   
   住所:宇治市木幡赤塚47-12
   電話:0774-32-6187
   受付日時:月~金 10:00~17:00

 ★★★ 山城南地域チーム ★★★
  社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
   住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
   電話:080-4682-8032
   受付日時:月~土 10:00~17:00

   ※現在、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、対面による
   面談を一時中断しています。なお、電話相談、Webによる相談
   は実施しております。詳しくは、山城南相談室にお問い合わせく
   ださい。

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  京都府教育委員会認定フリースクール 学びの森
   住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
   電話:0771-20-4829
   受付日時:月~金 10:30~17:30

 ★★★ 中丹地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル
   住所:福知山市厚中町206
   電話:090-7363-8530
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 丹後地域チーム ★★★
  企業組合労協センター事業団『ひととわ』
   住所:京丹後市久美浜町小字東本町3178-3
   電話:080-2507-9010
   受付日時:月~金 9:00~18:00
                (水曜午後は閉館)


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 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第164号は
 いかがでしたでしょうか?
  次号は、令和3年1月下旬に配信予定です。
  どうぞ、良いお年をお迎えください。

  163号のメールマガジン「イベント等情報」の中「新型コロナウイ
 ルス感染症予防について」の項目の中で、誤字がありました。お詫び申
 し上げます。

  (誤)喚起の悪い…… →→→→ (正)換気の悪い……


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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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