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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第163号:2020年11月25日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第163号
です。
先日、お花屋さんに行くと、シクラメンが並んでいました。
私がこの花に初めて触れたのは、小学校5年生の時、図画工作の時
間です。担任の先生が「今から、この花の版画に取り組みます。シク
ラメンという花です。『シクラメンのかほり』という有名な歌もあり
ます。授業の後で是非、匂いでみてください」と説明されました。実
際に匂いでみたのですが、何も香りがしなかったのを覚えています。
ちなみに私は、薄紫のシクラメンが大好きです。
この花を見ると、冬が始まるな~という感じがします。これから日
に日に寒さが厳しくなっていきますので、どうぞ、お身体を大切にな
さってください。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
~あなたの居場所はどこですか~
京都府家庭支援総合センター
ひきこもり支援担当
相談員(臨床心理士)米田 岬
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
情報が役立ちそうな方やお知り合いなどに、広く紹介してください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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~あなたの居場所はどこですか~
京都府家庭支援総合センター
ひきこもり支援担当
相談員(臨床心理士)米田 岬
あなたにとっての居場所はどこですか?と聞かれると、あなたはすぐに
答えることができるでしょうか?そもそも居場所ってなんでしょう。辞書
をめくってみると、≪その人がこころを休めたり、活躍できる環境≫と記
載されていました。安心安全の空間であることだけではなく、その人が役
割を持ち何らかの形で役立つ場面が得られる場所である必要があるようで
す。
私にとって、一番安心できる場所は、自室の布団の中がです。ここは居
場所になりえるのでしょうか。確かに布団の中は、安心安全が確保され且
つこころ休まる場所です。では、活躍できる場所でしょうか?私は「YES」
とお答えできると思っています。布団の中で見る夢の世界では、私は世界
を救う勇者にも、どんな病気も治すことができる医者にもなり大活躍する
ことができます。そういう意味では、布団の中というのもこころを休めて
活躍することができる場所であり、居場所たり得ると思うのです。
また、居場所とは、場所を指すだけの言葉と一概に言い切れないと思い
ます。例えば、仲間がいて共通の話題を持つことのできるゲームの世界は、
居場所として挙げる方は多いかもしれません(プレイ時間が長時間に及び、
自身でコントロールできなくなってしまう状態を問題視されていることは
承知しておりますが、本題とはずれるため今は触れずにおきます)。彼らに
とってゲームの世界は、役割が与えられ、現実場面ではできない活躍がで
き、仲間がたくさん存在する立派な居場所になっているのだと思います。
このことだけでも、色んな場所や場面が居場所になることが想像できると
思います。
現代の若者の友人関係は、表面的で希薄と言われることが多く、本音を
話さない関係だと言われることもあります。そんな関係の中では、自ら役
割を買って出るような自己主張は難しいかもしれません。そうすると、居
場所にしたいと思っている教室や部活などの学校生活の場面に居場所感を
感じることが難しく、不登校やひきこもりへ繋がるパターンもあるのでは
ないでしょうか。これは、そのような関係性を築く傾向がある若者たちが
大人になっていく中で、アルバイト先などの就労場面でも起こりうると想
像できます。そういった外の世界に居場所を見つけられなかった方が家に
戻ってきた時に、家庭が安全基地として機能し、家庭内に居場所感を感じ
ることができるように、いかに支援するかというのは、これからの若者支
援の課題と感じます。ひきこもり相談をお受けする中で、外の世界の“こ
わさ”に触れて一旦エネルギー補充のために家に戻ったはいいがそこに居
場所を感じられず、家族とも距離を置いてしまう方が多くいらっしゃるの
で、余計に必要な支援だなと感じるのです。
あなたにとっての居場所はどこでしょう?そこはあなたにとって居場所
にしたいと思い奮闘しなければいけない場所ではなく、こころを休めるこ
とができる場所ですか?目の前の相談者にとって、どんな場所であれば居
場所感を感じこころを休めることができるのか、そういった視点は支援を
行う上で大事なポイントになると思うのです。
┗■ 3.イベント等情報
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◎令和2年度ひきこもり支援対応強化研修について<支援者向け研修>
現在、地域共生社会の実現に向け、ひきこもりを含むさまざまな課題を抱える
家族に対して、住民に身近な地域で包括的な支援と多様な参加、協働により支え
ていく社会の実現が求められています。
今回、「ひきこもり当事者を地域で支える~今、地域でできること~」と題し
て、ひきこもり当事者を支援された経験が厚く、当事者家族でもある岡田洋之氏を
お招きし、ご家族の思い、支援者としての願い等をお話いただくこととなりました。
多くの方々にご参加いただき、ひきこもりの知識、理解を深めていきたいと考
えています。
1.日時・会場 【北部会場】令和2年12月14日(月)14時~16時
宮津市福祉・教育総合プラザ
3階 第1コミュニティルーム
【南部会場】令和3年1月14日(木)14時~16時
キャンパスプラザ京都
4階 第二講義室
【中部会場】令和3年1月18日(月)14時~16時
ガレリアかめおか
2階 七谷会場
2.内容 ○基調講演
「ひきこもり支援に望むこと
~当事者の親として、支援者として~」
講師:岡田 洋之氏
○基調報告
「これからの『ひきこもり支援』について」
京都府脱ひきこもり支援センター長 長田 研司
3.備考 ※本研修はZoomを活用したオンラインによる参加も行います。
※お問い合わせは、京都府健康福祉部家庭支援課(075-414-4306)に
ご連絡ください。
※詳しく京都府家庭支援課ホームページをご覧ください。
◎令和2年度「ひきこもりを支える家族教室」の開催について
京都府脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家族を
対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもりについての理解や
対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、御家族の不安や孤立感を和
らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩みや不安のある参加家族の方々に、
意見交換をしていただく家族交流も行っています。
新型コロナウイルス感染予防の観点から、以下の点に留意し、家族教室を開催する
こととしますが、状況に応じて、延期または中止する可能性があることをご承知置き
ください。
・1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全予約制と
します。
・1グループは3~4名の少人数で実施します。最大5グループ、1回で最大20名
とします。
・参加者には、会場に入る前の検温、手指の消毒、マスクの着用に御協力をお願いし
ます。
・会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。
第1回のプログラムは終了しました。第2回目からの参加も大歓迎です。ただし、
応募者多数となった場合、お断りすることもありますので、ご了承ください。参加を
ご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお電話いただき、参加
の予約をお願いいたします(ご予約がない場合、お断りさせていただく場合があります)。
電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
※参加には事前予約が必要です。
令和2年度ひきこもりを支える家族教室
日程(第2回)12月 4日(金)本人の体験談
(第3回)12月15日(火)及び12月18日(金)発達障害について
(第4回)令和3年
1月26日(火)及び 1月29日(金)支援事例の紹介
(第5回) 2月16日(火)及び 2月19日(金)精神科医医療について
(第6回) 3月10日(水)及び 3月12日(金)振り返り、まとめ
※各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。
なお、両日参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。
※駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。
日時 毎回13時30分~15時15分
内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターホームページにも掲載予定して
います。会場は京都府家庭支援総合センターです。
注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
注2)北部地域での家族教室については、現在、開催方法、内容等も含め検討中です。
詳細が決定次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。
◎ひきこもり北部相談の実施について
脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、今年度も中丹西保健所
において、ひきこもり北部相談を開催しています。
第3水曜日の午前中は、北京都若者サポートステーションと連携し、「就労を目指
していきたいと思っているが、どのように進めていけばよいかわからない」、「働く
自信がない」等と悩んでおられる当事者の方や、「就職してほしいけれど、どう働き
かければよいか、悩んでいる」、「ひきこもっている子どもを、どう就労に繋げれば
よいかわからない」等と困っておられるご家族の相談をお聞きし、一緒に考えていけ
る場にしていきたいと考えています。
開催日は、下記の日程をご参照ください。なお、相談は予約制になります。相談を
ご希望される場合は、脱ひきこもり支援センター相談電話((075)531-5255)までご予
約ください。
○日程 令和2年
・12月 2日(水)、16日(水)
令和3年
・1月 6日(水)、20日(水)
・2月 3日(水)、17日(水)
・3月 3日(水)、17日(水)
※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。
○お問合せ 脱ひきこもり支援センター
電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時
◎丹後地域チームひととわ「第1回ひととわ親の会」のお知らせ
家族だけで不安を感じてきたことはないでしょうか?そういった気持ちを家族だけで
抱えるのではなく、他の家族の方々とも語り合う中で、これからのことを一緒に考えて
いきませんか?
チーム絆丹後地域チーム企業組合労協センター事業団「ひととわ」では、「みんなで
考えたい親の思い・こどもの思い」と題して、親の会を開催することとなりました。
みんなで親の思い、こどもの思いについて、語り会いましょう。
北部地域のお住まいの方で、ご興味のある方は是非、ご参加ください。
日時:令和2年12月7日(月)
会場?:10時~12時 会場?:14時~16時
場所:会場? 旧かえでこども園(与謝野町)
※与謝野町字岩滝861番地の2
(京都丹後鉄道宮豊線 岩滝口駅から約2?)
会場? 峰山地域公民館(京丹後市)
※京丹後市峰山町杉谷1030)
(京都丹後鉄道宮豊線 峰山駅から徒歩5分)
※新型コロナウイルス感染予防の観点から、会場を2つに分けて実施
します。ご都合の良い会場にてご参加ください。
※資料等の関係上、できる限り事前申し込みを宜しくお願い致します。
※状況によっては、延期または中止することもありますので、ご了承
ください。
<問い合わせ> 企業組合労協センター事業団「ひととわ」
(京丹後市久美浜町小字東本町3178-3)
電話:080-2507-9010
FAX:0772-66-3706
Mail:kyotango_roukyou@sirius.ocn.ne.jp
◎新型コロナウイルス感染症予防について◎
脱ひきこもり支援センター、チーム絆地域チームにおいては、新型コロナ
ウイルス感染症予防対策を行いながら、各取り組みを行っているところです。
しかし、皆さまもご存じのとおり、寒さが厳しくなるにつれ、全国的に感
染者が急増している状況が続いています。また、これからの季節は、インフ
ルエンザが流行する時期でもあり、なお一層、感染予防に努めることが大切
になっていきます。
皆さまには、すでに実践いただいておりますが、次の3つについて、ご協
力をお願いいたします。
?基本を実践
・身体的距離の確保
・マスクの着用
・手洗い
?3つの密を避ける
・喚起の悪い密閉を避ける
・多数が集まる密集を避ける
・間近で会話や発声する密接を避ける
?発熱したら自宅で療養
発熱または風邪の症状がある場合は、無理せず自宅で療養する
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
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京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
府内に設置しています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
ます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
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★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府教育委員会認定フリースクール 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:30~17:30
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市久美浜町小字東本町3178-3
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00
(水曜午後は閉館)
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▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第163号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、12月下旬に配信予定です。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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