ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第162号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン     
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします- 
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              第162号:2020年10月15日発行


 □  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第162号
  です。

   皆さんは、今年の秋、お月見をされましたか。

   お月見に合う植物と言えば、やはり「ススキ」ですかね。以前、東
  京に住んでいる友人が遊びに来た時、「ススキって、こんな風になっ
  ているんだ。東京では花屋さんでしか見たことがないから」と言って
  いたのを思い出しました。ススキを花屋で見る、買う時代になったの
  ですね。

   でも、私はススキよりもその横にある月見団子が大好きです。芸術
  の秋を楽しむ予定でしたが、やはり食欲の秋が勝ってしまっています。

   さて、朝夕もだいぶんひんやりとしてきました。風邪などを引かな
  いように注意してくださいね。


   ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

  1.はじめに
  2.リレーコラム
   「自分に合った生き方を見つめる」
                           企業組合労協センター事業団『ひととわ』
                                  渡邉 久美子 氏

  3.イベント等情報
  4.京都府からのお知らせ

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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
  きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
   情報が役立ちそうな方やお知り合いなどに、広く紹介してください。

 □ バックナンバーはポータルサイトで!
   「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
   (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
    ています。

 □ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

   相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
  ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
   ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
  します。

   また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
  閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。

   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム
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   「自分に合った生き方を見つめる」
              企業組合労協センター事業団『ひととわ』
                           渡邉 久美子

  企業組合労協センター事業団「ひととわ」で相談支援員をしております
 渡邉です。チーム絆丹後地域(宮津市・京丹後市・与謝野町・伊根町)を
 担当させていただき、2年半が経過しました。

  この間で、多くの皆さま、保護者の方々に会わせていただきました。保
 護者の方々の切実な思いに触れながら、なかなか出会えなかった本人さん
 に出会えたこと、少しずつ話をしてくれるようになったこと、家以外の場
 に出られるようになったこと、家族以外の人との繋がりができたこと、目
 標ができたこと等、様々な場面で喜びを共に感じさせてもらうことができ
 ました。もちろん、悲しみ、苦しみを共に感じることもありました。ただ、
 いつも感じたことは、毎回、途切れずに出会えたという喜びです。

  今、コロナウイルスによる不安や不便と向き合う中で、人との距離、関
 わり方等、変化してきたことが多かったのではないでしょうか。人は困難
 を実感してこそ、目の前の当たり前の幸せに気付けるのではないでしょう
 か。

  日野原重明氏の著書の中にこんな言葉があります。

 「鳥は生まれつき飛び方を変えることはできません。動物は這い方、走り
 方を変えることができません。けれど人間は生き方を変えることができま
 す。人間だけが命に終末があることを初めから知っているからです。限り
 ある命をどう生きようかと生き方を考えることができるのは人間にだけ許
 された特権なのです。」
                     (著書「生き方上手」より)

  生き方は様々。これまで安全・便利であることが当たり前と感じていた
 生活が変化しました。しかし、不安や不便ばかりではなく、オンラインで
 新たに人と繋がることができる、在宅ワークができる、学ぶことができる
 等、そういったことも今回自分たちの力として得ることができたのではな
 いでしょうか。私たちはコロナ渦の中で今後、どう生き、どう働き、どう
 人と繋がっていくのか新たな選択をし、自分に合った生き方を考えていけ
 るのではないでしょうか。


┗■ 3.イベント等情報
 └────────────────────────────――――
 ◎令和2年度「ひきこもりを支える家族教室」の開催について

  京都府脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもり状態にある方を支える
 御家族を対象とした家族教室を実施しています。家族教室では、ひきこもり
 についての理解や対応方法を学ぶだけでなく、様々なプログラムを通して、
 御家族の不安や孤立感を和らげることにも取り組んでいます。また、同じ悩
 みや不安のある参加家族の方々に、意見交換をしていただく家族交流も行っ
 ています。

  当初5月から開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染予防の観点
 から延期になっておりました。ただ、新型コロナウイルスが収束した訳では
 なく「新しい生活様式」にも示されていますように、3つの密(密集、密接、
 密閉)を避ける、換気、消毒、手洗いを徹底する等が求められています。

  脱ひきこもり支援センターでは、以下の点に留意し、家族教室を開催する
 こととしますが、状況に応じて、延期または中止する可能性があることをご
 承知置きください。

 ・1テーマにつき2回開催し、参加者の分散を図ります。そのため、完全
  予約制とします。
 ・1グループは3~4名の少人数で実施します。最大5グループ、1回で
  最大20名とします。
 ・参加者には、会場に入る前の検温、手指の消毒、マスクの着用に御協力
  をお願いします。
 ・会場のこまめな換気、家族教室終了後の消毒を徹底します。 

  参加をご希望される方は、必ず事前に、ひきこもり相談専用電話までお
 電話いただき、参加の予約をお願いいたします(ご予約がない場合、お断
 りさせていただく場合があります)。

  電話:075-531-5255(平日の午前9時から午後4時)
     ※参加には事前予約が必要です。

  令和元年度ひきこもりを支える家族教室
 日程(第1回)10月27日(火)及び11月 6日(金)オリエンテーション他
   (第2回)11月24日(火)及び12月 4日(金)本人の体験談
   (第3回)12月15日(火)及び12月18日(金)発達障害について
   (第4回)令和3年
         1月26日(火)及び 1月29日(金)支援事例の紹介
   (第5回) 2月16日(火)及び 2月19日(金)精神科医医療について
   (第6回) 3月10日(水)及び 3月12日(金)振り返り、まとめ

  ※各回とも事前に電話でご予約いただき、参加希望日をお伝えください。
  なお、両日参加はできません。どちらか1回とさせていただきます。
  ※駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。

 日時 毎回13時30分~15時15分

  内容の詳細については、京都府家庭支援総合センターホームページにも
 掲載予定しています。
  会場は京都府家庭支援総合センターです。
注1)プログラムの内容については、変更される場合があります。
注2)北部地域での家族教室については、現在、開催方法、内容等も含め検討中です。
    詳細が決定次第、ポータルサイトなどで御案内いたします。


 ◎ひきこもり北部相談の実施について

   脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、今年度も中丹西
  保健所において、ひきこもり北部相談を開催しています。

   第3水曜日の午前中は、北京都若者サポートステーションと連携し、「就労を
  目指していきたいと思っているが、どのように進めていけばよいかわからない」、
  「働く自信がない」等と悩んでおられる当事者の方や、「就職してほしいけれど、
  どう働きかければよいか、悩んでいる」、「ひきこもっている子どもを、どう就
  労に繋げればよいかわからない」等と困っておられるご家族の相談をお聞きし、
  一緒に考えていける場にしていきたいと考えています。

   開催日は、下記の日程をご参照ください。なお、相談は予約制になります。相
  談をご希望される場合は、脱ひきこもり支援センター相談電話((075)531-5255)
  までご予約ください。

  ○日程  令和2年
       ・10月21日(水)
       ・11月 4日(水)、18日(水)
       ・12月 2日(水)、16日(水)
       令和3年
       ・1月 6日(水)、20日(水)
       ・2月 3日(水)、17日(水)
       ・3月 3日(水)、17日(水)

     ※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。

  ○お問合せ 脱ひきこもり支援センター
        電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時


 ◎宇治市にひきこもり相談窓口・居場所が開設されました

  10月1日から宇治市総合福祉会館に、宇治市民を対象にした「相談ルー
  ムあんど・ゆー」を開設しました。同時に、安心して過ごせる居場所もは
  じめました。

 「相談ルーム あんど・ゆー」
  場所:宇治市総合福祉会館 1階 相談ルーム
  日時:月~金曜日 10時~17時(受付は16時まで)
     ※祝日、年末年始12/27~1/4は除く。
  相談電話:(0774)25-2781
  相談方法:まずは、電話で様子や心のうちをお話ください。電話、来所、
       訪問(本人希望の場合)相談等で、これからのことを一緒に
       考えていきます。
  対象:宇治市に在住の不登校、ひきこもりがちなご本人、ご家族
  相談料:無料


 ◎八幡市にひきこもり相談窓口が開設されました。

  八幡市には「ひきこもり」に関する相談窓口があります。悩みや苦しみを
  一人で抱え込まず、どのようなことでも結構ですので、あなたのタイミング
  でお気軽に、下記の相談窓口までお聞かせください。

  まずは、お電話いただき、あなたのご状況をお聞きして、専門相談員が、
  解決の糸口をみつけるお手伝いをします。ご家族が、まず相談窓口に来所さ
  れ、相談することもできます。もちろん、ご自宅に訪問することもできます。

  場所:八幡市役所第二分庁舎1階(本庁舎から徒歩5分)
  電話:(075)983-1138
  担当:生活支援課 相談支援係


 ◎丹後地域チームひととわ「第1回ひととわ親の会」のお知らせ

  家族だけで不安を感じてきたことはないでしょうか?そういった気持ちを
 家族だけで抱えるのではなく、他の家族の方々とも語り合う中で、これから
 のことを一緒に考えていきませんか? 

  チーム絆丹後地域チーム企業組合労協センター事業団「ひととわ」では、
 「みんなで考えたい親の思い・こどもの思い」と題して、親の会を開催する
 こととなりました。みんなで親の思い、こどもの思いについて、語り会いま
 しょう。

  北部地域のお住まいの方で、ご興味のある方は是非、ご参加ください。

  日時:令和2年12月7日(月)
     会場?:10時~12時  会場?:14時~16時


  場所:会場? 旧かえでこども園(与謝野町)
         ※与謝野町字岩滝861番地の2
         (京都丹後鉄道宮豊線 岩滝口駅から約2?)

     会場? 峰山地域公民館(京丹後市)
         ※京丹後市峰山町杉谷1030)
         (京都丹後鉄道宮豊線 峰山駅から徒歩5分)
     ※新型コロナウイルス感染予防の観点から、会場を2つに分けて実施
      します。ご都合の良い会場にてご参加ください。
     ※資料等の関係上、できる限り事前申し込みを宜しくお願い致します。
     ※状況によっては、延期または中止することもありますので、ご了承
      ください。

  <問い合わせ>  企業組合労協センター事業団「ひととわ」
           (京丹後市久美浜町小字東本町3178-3)

          電話:080-2507-9010
           FAX:0772-66-3706
          Mail:kyotango_roukyou@sirius.ocn.ne.jp


  ◎山城北地域チーム ほっこりスペースあいからのお知らせ
  東宇治「登校拒否・不登校」を考える会が主催する「空いろの会」の例会が
 開催されます。
  「空いろの会」は、子どもの不登校のことで、ひとりぼっちで悩む人をなく
 したいと1999年に発足した親の会です。例会を毎月第4土曜に開催し、自分た
 ちの思いや悩みを出し合い、交流しています。お互いの体験や情報から学ぶこ
 とも多くあります。当事者を支える親が、まずはほっこり心を軽くしてもらえ
 たらと考えています。
  興味のある方は、是非御参加ください。

 日  時 : 11月7日(土) 14:00~17:00
 場  所 : 東宇治コミュニティーセンター3階 創作室
            宇治市五ケ庄三番割36番地の5
            (京阪宇治線黄檗駅/JR宇治線黄檗駅 北東へ徒歩5分)
      ※公共交通機関をご利用ください。
 参加費: 500円
 連絡先: 太田(電話:0774-33-4662)


┗■ 4.京都府からのお知らせ 
     脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
 └────────────────────────────――――

  京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
 家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
  また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
 等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
  府内に設置しています。
  脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
  きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
  ます。

 ☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00   ※祝日・年末年始を除く
   来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。) 

   ┌────────────────────────────┐
   │ひきこもり相談専用電話:075-531-5255          │
   │問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp    │         
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 乙訓地域チーム★★★
  NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
   住所:長岡京市開田1丁目5-5
   電話:075-952-2890
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 山城北地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい   
   住所:宇治市木幡赤塚47-12
   電話:0774-32-6187
   受付日時:月~金 10:00~17:00

 ★★★ 山城南地域チーム ★★★
  社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
   住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
   電話:080-4682-8032
   受付日時:月~土 10:00~17:00

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  京都府教育委員会認定フリースクール 学びの森
   住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
   電話:0771-20-4829
   受付日時:月~金 10:30~17:30

 ★★★ 中丹地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル
   住所:福知山市厚中町206
   電話:090-7363-8530
   受付日時:月~金 9:00~16:00

 ★★★ 丹後地域チーム ★★★
  企業組合労協センター事業団『ひととわ』
   住所:京丹後市久美浜町小字東本町3178-3
   電話:080-2507-9010
   受付日時:月~金 9:00~18:00
                (水曜午後は閉館)

────────────────────────────────☆


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第162号は
 いかがでしたでしょうか?
  次号は、11月下旬に配信予定です。


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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
┃
┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
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