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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第155号:2020年3月26日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第155
号です。
新型コロナウィルス感染症防止のため、各種イベントが中止や延期
になっています。それだけでなく、間違った情報までもが錯綜し、店
頭からティッシュペーパーやトイレットペーパーが品薄になる等、私
たちの毎日の生活にも影響が出始めています。
この混乱が、1日も早く収束することを願うばかりです。
そのためにも、一人ひとりが間違った情報に振り回されることなく、
できることをしっかりとやっていくことが大切です。
こまめな換気と、手洗いの徹底を心がけましょう。
新型コロナウイルス感染症に関連する、京都府内での発生状況や様々
な対応状況などについては、京都府ホームページにおいて随時お知らせ
しています。こちらも併せてご覧いただきますよう、お願いいたします。
(京都府ホームページ)
http://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/novelcoronavirus.html#A
(感染症対策への御協力をお願いします 出典 首相官邸 厚生労働省)
http://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/documents/yobousaku_1.pd
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
「京都北部丹後、この地域で生きて」
企業組合労協センター事業団『ひととわ』臨床心理士 服部 恭子氏
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
情報が役立ちそうな方やお知り合いなどに、広く紹介してください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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【チーム絆丹後地域チーム】
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
臨床心理士 服部 恭子
「京都北部丹後、この地域で生きて」
2019年5月からチーム絆『ひととわ』の相談員として、ひきこもり支援に関
わらせて頂くことになりました服部恭子です。どうぞよろしくお願いします。
当地域の担当は、京都府の北部に位置する、宮津市・京丹後市・与謝野町・
伊根町の2市2町です。この地域の面積は844.5平方キロメートル(東京ドーム
のグラウンド約65倍)、2019年10月現在、人口90,964人(東京ドーム観戦席1.9倍)、
1世帯人数の割合は約2.1人です。年々減少をたどる、まさに高齢化世帯地域で
す。
支援が必要な方の多くは、近くにスーパーやコンビニさえもなく、交通機関
も1日に数便あるかないか、その駅・停留所さえも遠いところに住んでおられま
す。
買物に行く、病院に行く、人と関わる行動をとる、相談に行くなど、何かを
行動するには、1日数本の交通機関を待つというより、自動車が必需の地域です。
私たちも、行動を起こす前にはその方の移動手段をまずは考えます。家族がご高
齢であったり、家族が仕事等で出かけていて移動手段がなかったりしたときは、
当団体のスタッフがご家庭を訪問するしか方法はありません。また、仮にご本人
と繋がりがもて、訪問支援(アウトリーチ)をすることになったとしても、広域
で、1か所に数時間かかってしまうという現状があります。
この地域の育ちを振り返っても、子どもが少ない地域は集団生活の始まりの保
育所から同級生数人、小学校も中学校も一クラスで通算15年間同じ集団で、決ま
った対人関係、人間関係の中で育ちます。少人数での育ちは、良い面もあり一概
にはいえませんが、一度傷つき経験や中傷経験をすると、クラス替えもなくリセ
ットする機会が少ないのも事実です。それは当事者だけではなく、家族にとって
も同じ事がいえます。家族もこの地域で、傷つき、生きづらく、孤立されてきた
方もおられます。
「人は人の中で育ち、育まれる」と申しますが、たくさんの人、いろんな考え
を持った、いろんな場面で人に出会う機会が少ないのが、この地域の特徴ともい
えるのかもしれません。
来談してくださった方にお出会いする度に、「本当によく来てくださいました
ね」「ここに来てくださった、その行動が大きな第一歩ですね」と心からの敬意
と感謝と、素直な喜びの思いがこみ上げてきます。
来談者の生きてこられた物語を紐解くと、この丹後のこの世間でよく頑張って
こられたと、本当に頭の下がる思いがします。
┗■ 3.イベント等情報
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◎新型コロナウィルス感染症拡大防止のための対応について◎
すでに報道されていますように、現在、新型コロナウィルス感染症
拡大防止のため、各地で行われる予定の講演会や催しなどが、中止や
延期になっている状況です。
ポータルサイトやメールマガジンなどでご案内させていただいてい
るイベントについても、今後、中止や延期になることが予想されます。
ご参加を考えておられるイベントなどがありましたら、イベント主
催者にご確認いただきますよう、お願い申し上げます。
◎次年度のひきこもりを支える家族教室
脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センター)では、ひ
きこもり状態にある方を支えるご家族を対象とした家族教室を開催して
います。家族教室では、ひきこもりについての理解や対応方法を学ぶプ
ログラムや、参加家族の方々の交流会などを行います。
現在、次年度の開催に向けて、調整しているところです。詳細が決定
しましたら、改めて京都府ホームページやポータルサイト、メールマガ
ジンでお知らせします。
今しばらくお待ちください。
◎ひきこもり北部相談の実施について
脱ひきこもり支援センター(家庭支援総合センター)では、次年度も
中丹西保健所において、ひきこもり北部相談を開催します。
次年度は、第3水曜日の午前中は、北京都若者サポートステーション
と連携し、「就労を目指していきたいと思っているが、どのように進め
ていけばよいかわからない」「働く自信がない」等と悩んでおられる当
事者の方や、「就職してほしいけれど、どう働きかければよいか、悩ん
でいる」「ひきこもっている子どもを、どう就労に繋げればよいかわか
らない」等と困っておられるご家族の相談をお聞きし、一緒に考えてい
ける場にしていきたいと考えています。
開催日は、下記の日程をご参照ください。毎月第1、第3水曜日を予
定していますが、4月及び5月は変則的になっています。また、当セン
ターの都合等により、日程が変更になる場合がありますので、ご了承く
ださい。
北部相談は予約制になります。相談をご希望される場合は、脱ひきこ
もり支援センター相談電話(電話(075)531-5255)までご予約ください。
○日程 令和2年
・4月 8日(水)、15日(水)
・5月13日(水)、20日(水)
・6月 3日(水)、17日(水)
・7月 1日(水)、15日(水)
・8月 5日(水)、19日(水)
・9月 2日(水)、16日(水)
・10月 7日(水)、21日(水)
・11月 4日(水)、18日(水)
・12月 2日(水)、16日(水)
令和3年
・1月 6日(水)、20日(水)
・2月 3日(水)、17日(水)
・3月 3日(水)、17日(水)
※なお、お一人の1回のご相談は1時間です。
○お問合せ 脱ひきこもり支援センター
電話:(075)531-5255 午前9時~午後4時
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
└────────────────────────────――――
京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
府内に設置しています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
ます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
└────────────────────────────┘
★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府教育委員会認定フリースクール 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:30~17:30
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市久美浜町小字東本町3178-3
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00
(水曜午後は閉館)
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▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第155号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、4月下旬に配信予定です。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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