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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第151号:2019年11月27日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第151
号です。
12月上旬に、京都府家庭支援総合センターの近くにある清水寺で、
今年1年の世相を表す漢字1字が発表されます。今年は、どのような
漢字になるでしょうか。
寒さはこれからが本番。インフルエンザが流行する季節に突入です。
うがい、手洗い、マスクの着用、バランスの良い食事、しっかり寝る、
休む、笑うことで免疫を高めるetc.…できる予防を徹底していきまし
ょう。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
「チーム絆」山城南相談室です
社会福祉法人南山城学園 若年者等就労支援拠点 サザン京都
西田 義彦氏
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
情報が役立ちそうな方やお知り合いなどに、広く紹介してください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
ご本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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【「チーム絆」山城南相談室です】
社会福祉法人南山城学園 若年者等就労支援拠点 サザン京都 西田義彦
平成30年度から「チーム絆」の一員となり、山城南相談室を開所して1年半
が経過しました。山城南相談室は、山城南地域(木津川市、笠置町、和束町、
精華町、南山城村)を担当しています。地道な広報活動の結果、かなり地域
に浸透してきたと感じています。
日々、多くの方々の不登校・ひきこもりに関するご相談を受けております
が、今回のコラムでは「自立」という切り口で考えてみようと思います。
私たちが受けるご相談には、ご家族からのお問合せが多く含まれます。ご
両親や兄弟様とお話しをお伺いすると、多くの方が「働いてほしい」「自立
してほしい」という言葉を口にされます。とは言え、当事者がすぐに働ける
状態ではないことが多く、ご家族の不安を軽減するための相談が必要な場合
も少なくありません。
一方、ひきこもりに関する講演会などに出席すると、「働くことだけが全
てではない」という言葉をよく耳にします。ご家族やご兄弟の「働いてほし
い」「自立してほしい」という思いとは、少し離れた意見が述べられること
があります。
確かに「働く」ことだけが終着点ではありません。当事者にとって生きや
すい方法を一緒に考えることが大切だと思います。
しかしながら、「自立」という目標に向かうためには、「収入を得る」と
いう問題を避けて通れないことは間違いありません。ご自宅に十分な経済的
余裕がある場合等は別として、生活困窮状態に近い方に限らず、多くの方々
は、何らかの形で「収入を得る」ということが必須なのです。
私たちは、支援を進める上で「就労・自立」という目標を置き去りにでき
ないと考えています。ただ、「すぐに」ではなく、段階を経たうえで、「就
労・自立」へ向かっていただくための道筋を一緒に考えることが大切だと思
います。外出訓練、対人訓練、自己理解などを深めるためのトレーニング方
法を考え、スモールステップを積み重ねた結果、「就労・自立」が実現する
のだという思いで、日々、相談者と接しています。
サザン京都のモットーの一つに「決めつけた支援はしない」という言葉が
あります。「働けない」と決めつけるのではなく、「どんな形なら働けるか
?」をこれからも考え続けたいと思っています。
┗■ 3.イベント等情報
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◎ひきこもりを支える家族教室のお知らせ
脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センター)では、ひ
きこもり状態にある方を支えるご家族を対象とした家族教室を開催して
います。
家族教室では、ひきこもりについての理解や対応方法を学ぶプログラ
ムや、参加家族の方々の交流会などを行っています。
本年度の第7回まで終了しましたが、途中からの参加も大歓迎です。
参加には事前予約が必要です。関心のある方は是非お電話ください。
□日時
<第8回>
12月24日(火)午後1時30分~3時30分
テーマ:「精神科医療について」
精神科病院の精神保健福祉相談員から精神科医療の実際、
受診後・入院後の支援について学びましょう。
<第9回>
令和2年1月21日(火)午後1時30分~3時30分
テーマ:「ひきこもりの社会資源」
地域にどのような社会資源があるのかについて学びまし
ょう。
□会場:京都府家庭支援総合センター(京都市東山区清水四丁目185-1)
□お問い合わせ・事前予約
075-531-5255(ひきこもり相談専用電話)
※平日の午前9時から午後4時にお電話ください。
◎乙訓少年支援の会「ひまわり」23thひまわり教育講演会としゃばり場のお知らせ
今回、大阪教育大学教育学部准教授 福田 敦志さんをお招きし、不
登校問題に私たちはどう考え、何をすればいいのか、子どもたちの息苦
しさにどう向き合えば良いかを考えていきたいと思います。
興味のある方は、是非、ご参加ください。
□日時 令和元年11月30日(土)18:30~(受付は18:15~)
□場所 長岡京市中央生涯学習センター6階 創作室1
〒617-0833 京都府長岡京市神足2丁目3番1号 バンビオ1番館内
(JR長岡京駅 西口から徒歩約2分)
□内容 講演「不登校問題の核心にせまる」
お話 福田 敦志さん
(大阪教育大学教育学部准教授)
□参加費 無料、事前申込み不要
□問合せ 電 話:(080)2488-7330
e-mail:m-fujiki@pj9.so-net.ne.jp
◎東山区「不登校・ひきこもりを考える親の会」シオンの家 学習会のお知らせ
不登校やひきこもりの子ども・若者は、重く苦しい生きづらさを抱えて
います。周囲の家族、大人はどう関わっていけば良いのか。今回の学習会
は、児童精神科医の幸田有史先生をお招きして、医療の視点から子ども若
者の生きづらさや、本人への関わり方を一緒に学んでいきたいと思います。
興味のある方は、是非、ご参加ください。
□日時 令和2年1月18日(土)13:00~16:30
(受付は12:30~)
□場所 やすらぎ・ふれあい館
〒605-0863 京都市東山区梅林町576
(京都市バス 五条坂停留所下車すぐ)
□内容 ・第1部 講演
講演「生きづらさを抱える子ども若者へのかかわり
~児童精神科医の視点から~」
講師 幸田 有史 氏
(京都府立洛南病院 児童精神科医)
・第2部 グループワークと交流
□参加費 無料
□参加申込方法
電話、FAX、メールで申込みください。FAX、メールの場合は、
お名前(おとな、こども、青年)、連絡先(電話、メールアドレス)を
お伝えください。
電 話:(070)5506-8293
FAX:(075)541-0710
e-mail:Hideuesaka@aol.com
◎就労経験の少ない方や、自分に合った仕事を見つけたい方向けのセミナーのお知らせ
このたび、「じぶんにピッタリの働き方を見つけよう!!」と題して、民間
訓練団体の支援プログラム体験を実施します。セルフワークやグループワーク
を通して、自分の職業興味を知ったり、自分自身の長所、価値観等について考
えたりしながら、自分に合った仕事を考えていきます。また、体験プログラム
受講者の事例を聞いて、働いている自分自身の姿について、イメージを膨らま
せていきます。
興味のある方は、是非、ご連絡ください。
□日時 令和元年12月6日(金)13時~15時
□場所 京都テルサ 東館3階 第8会議室
□対象 就労経験の少ない方、
自分に合った仕事を見つけたい
□受講料 無料
□申込、お問い合わせ
京都府商工労働観光部 人材開発推進課 高木または四宮まで
電話(075)414-4871
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
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京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
府内に設置しています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
ます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
└────────────────────────────┘
★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府教育委員会認定フリースクール 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:30~17:30
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市久美浜町小字東本町3178-3
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00
(水曜午後は閉館)
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▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第151号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、12月下旬に配信予定です。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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