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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第148号:2019年8月20日発行
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第148
号です。
毎日、暑い日が続いていますね。朝から元気よく蝉が鳴いています。
さて、ここで問題です。この蝉はオスでしょうか?メスでしょうか?
答えは、メールマガジンのあとがきにあります。
俳句で「蝉」はもちろん夏の季語です。しかし、同じ蝉でも「ヒグ
ラシ」になると、これは初秋の季語になるそうです。夕方になると、
カナカナカナ…という鳴き声が聞こえてきませんか?秋はすぐそこま
で近づいています。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム
京都府脱ひきこもり支援センターによる
府北部地域でのひきこもり支援について
京都府脱ひきこもり支援センター北部サテライト
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
┗■ 1.はじめに
└──────────────────────────―――――
□ ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」は、月刊でひ
きこもり支援についてのいろいろな情報をお届けしています。
情報が役立ちそうな方やお知り合いなどに、広く紹介してください。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。
□ 京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困っておられる
御本人・ご家族の方は、ぜひ「インターネット相談」を利用してみてく
ださい。インターネット相談は24時間受付で、専門のスタッフが対応
します。
また、「掲示板」では、ひきこもりに関するトピックについて、他の
閲覧者の意見を募る等の交流をができます。ぜひご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
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「京都府脱ひきこもり支援センターによる府北部地域でのひきこもり支援について」
京都府脱ひきこもり支援センター北部サテライト
京都府は、ひきこもりの実態把握から社会適応、自立までを一体的に支援する
ために、平成29年4月に「脱ひきこもり支援センター」を府家庭支援総合センター
内に設置し、同時に北部サテライトを府福知山総合庁舎内に設けました。
脱ひきこもり支援センターでは、相談対応とともに様々な事業に取り組んでい
ますが、中でも力を入れている取組の一つが「学齢期からの切れ目のない支援の
構築」です。平成29年度に京都府が実施したひきこもりに関する調査の中でも、
ひきこもりのきっかけが「不登校」から始まっているという人が24%と高く、
ひきこもり対応の視点を持った支援を学齢期から受けていただくことが重要と考
えています。
脱ひきこもり支援センターでは、社会との接点が途切れがちになった学齢期の
児童生徒を適切な支援に繋げるため、『早期支援特別班』を設置しています。
北部サテライトには、『早期支援特別班』として、教員OBの支援コーディネー
ター2名が常駐し、中丹地域(福知山市・舞鶴市・綾部市)・丹後地域(宮津市・
京丹後市・伊根町・与謝野町)において支援活動を行っております。
今年度からは、府市町教育委員会と共同で、中学校等との連携を更に強化する
プロジェクトを開始し、支援を必要とする子ども達が地域の中で良い支援を十分
に受けられるようにと、取組を深めているところです。
『早期支援特別班』の支援は、まず御本人や御家族に面談等を行い御本人の希
望や状態をしっかり把握するところから始めます。その上で、「ニュートラル」
や「ひととわ」等のひきこもり支援団体をはじめ、教育機関や自立・就労支援
機関、医療・福祉関係機関等と連携して支援を行っています。
ひきこもりは、就学や就労、社会との交流などを避け、おおむね半年以上、自
宅中心の生活を送る状態と定義されています。ひきこもりに至る経過や、その要
因は人それぞれですし、特効薬のようなものはないのが現実です。当事者の方や
御家族の中には「ひきこもりについての悩みは誰にも相談できない」と諦めてお
られる方もあるかもしれません。しかし、第三者に相談することで、ひきこもり
状態からの回復の糸口が見えてくる場合もありますし、心の落ち着きを得ること
ができることも多々あります。
脱ひきこもり支援センターでは、『早期支援特別班』の支援のほか、臨床心理
士や精神保健相談員による「専門相談」、ひきこもりに関する正しい知識や必要
な情報等の提供と参加家族同士の意見交流を行う「家族教室・家族研修会」、ひ
きこもり経験者によるひきこもり時の状況や立ち直りのきっかけ等のアドバイス
により、当事者の精神的な負担の軽減や不安解消を図る「絆パートナー派遣」な
ど、支援をすすめております。ひきこもりでお悩みの御家族や御本人が、気軽に
相談できるような場所になるように努めていきたいと思っております。
┗■ 3.イベント等情報
└────────────────────────────――――
◎ひきこもりを支える家族教室のお知らせ
脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センター)では、ひ
きこもり状態にある方を支えるご家族を対象とした家族教室を開催して
います。
家族教室では、ひきこもりについての理解や対応方法を学ぶプログラ
ムや、参加家族の方々の交流会などを行っています。
本年度の第3回まで終了しましたが、途中からの参加も大歓迎です。
参加には事前予約が必要です。関心のある方は是非お電話ください。
□日時
<第4回>
8月27日(火)午後1時30分~3時30分
テーマ:「コミュニケーションが苦手な本人との接し方」
「不安について」
コミュニケーションが苦手な本人の特徴、対応方法の
ポイントを学びましょう。
<第5回>
9月17日(火)午後1時30分~3時30分
テーマ:「本人の体験談」
ひきこもりを体験した本人のお話を聞くことを通して、
ひきこもりについての理解を深めましょう。
□会場:京都府家庭支援総合センター(京都市東山区清水四丁目185-1)
□お問い合わせ・事前予約
075-531-5255(ひきこもり相談専用電話)
※平日の午前9時から午後4時にお電話ください。
◎丹後・中丹地域「ひきこもり家族研修会」のお知らせ
舞鶴西駅交流センターにおいて、「ひきこもりについて学ぶ~当事者の思い、
支援者の願い~」と題して研修会を開催します。基調講演では、京都ノートル
ダム女子大学の河瀬雅紀先生をお招きし、ひきこもりの基礎知識を学びます。
後半では、京都文教大学の松田美枝先生をコーディネーターに、パネルディス
カッションを行います。
参加には事前申込が必要です。関心のある方は是非、ご参加ください。
1.日 時 令和元年9月12日(木)
午後1時30分~午後4時(受付は午後1時~)
2.場 所 舞鶴西駅交流センター 3階ホール
(JR西舞鶴駅下車 すぐ)
3.内 容 ○基調講演
「ひきこもりの基礎知識」
京都ノートルダム女子大学教授 河瀬 雅紀先生
○パネルディスカッション
「当事者の思い、支援者の願い」
*コーディネーター
京都文教大学准教授 松田 美枝 先生
*パネラー
・町田 弘樹氏(特定非営利活動法人ニュートラル支援員)
・ひきこもり当事者を支える家族
・丹羽 琢哉(中丹西保健所 精神保健福祉相談員)
4.備 考 ※ひきこもり当事者の御家族をはじめ、ひきこもり当事者、
支援に携わる方等、どなたでもご参加いただけます。
※申し込み、お問い合わせは京都府家庭支援総合センターまで
電話(075)531-5255
※ホームページもご覧ください。
https://www.pref.kyoto.jp/kateisien-sogo/hokubukensyuu.html
◎ひきこもり当事者とその家族のライフプランを考えるセミナー及び個別相談会
の開催! ~ご家族の将来のこと考えてみませんか?~
京都府では、ひきこもり状態にある当事者とその御家族にライフプラン(将来
設計)について学んでいただくセミナーを府内6箇所で開催します。また、セミ
ナーの参加者を対象にファイナンシャル・プランナー等の専門家が個別の相談に
応じる相談会の開催も予定しています。
この事業は、ひきこもり当事者や御家族が経済的課題を認識し、具体的なライ
フプランを設計されることで将来への不安を軽減し、また当事者の活動意欲に繋
げていただくため取り組んでいます。是非、御参加ください。
(1) セミナーの開催
*日時及び場所
令和元年8月25日(日) 長岡京市バンビオ1番館(長岡京市)
令和元年8月31日(土) ゆめりあうじ(宇治市)
令和元年9月26日(木) 京都府山城南保健所(木津川市)
令和元年10月1日(火) 京都府南丹広域振興局園部総合庁舎(南丹市)
令和元年10月10日(木) 京都府丹後広域振興局峰山総合庁舎(京丹後市)
令和元年10月12日(土) 市民交流プラザふくちやま(福知山市)
※各会場13:30~16:00。各会場定員40名。
※参加無料。要申込み。
(2) 個別相談会の開催 ※上記セミナー参加者で、個別相談を希望される方対象
*日時及び場所
令和元年10月26日(土) 京都府家庭支援総合センター(京都市東山区)
13:30~16:00
令和元年11月※調整中 市民交流プラザふくちやま(福知山市)
(詳細決定次第、ホームページ等で告知をします)
(3) 問い合わせ・申込み先
特定非営利活動法人 若者と家族のライフプランを考える会
電話&FAX:075-201-8073 e-mail:mypath@lpw-kyoto.org
※「氏名、住所、電話番号、メールアドレス、参加区分、参加希望会場、
参加人数」をご連絡ください。
※ホームページもご覧ください。
https://life-plan-support.jimdofree.com
◎京都南部少年少女自立支援の会「青空」からのお知らせ
「第14回青空教育講演会とみんなのしゃべり場」が開催されます。
「青空」は、京都南部の退職教員が立ち上げた任意の団体です。京都南部の
少年・少女の学習支援活動や、教育講演会の開催を行っています。
今、全国で不登校という形で学校を拒否する子どもたちが増加しています。
行政や学校もこの問題に危機感を覚え、いろいろな手立てを行ってきてはいる
ものの、一向に減る気配がないのです。子どもたちに何が起きているのでしょ
うか?子どもたちの不登校増加の背景には何があるのでしょうか?
「第14回青空教育講演会とみんなのしゃべり場」では、NPO法人フリー
スクール「フォロ」理事・事務局長である山下 耕平氏をお招きし、不登校問
題について考えていきます。
テーマ:増え続ける不登校問題について考える
講 師:NPO法人フリースクール「フォロ」理事・事務局長
山下 耕平氏
日 時:令和元年9月14日(土)
18時30分~21時(受付18時~)
場 所:精華町かしのき苑大ホール
精華町大字南稲八妻小字砂留22番地1
・近鉄京都線新祝園駅・JR学研都市線祝園駅よりバス5分、
または徒歩20分。
・精華くるりんバス「かしのき苑」下車すぐ。
・奈良交通バス41番「精華台三丁目」下車、徒歩8分。
備 考 : 参加費無料、予約不要
お問い合わせ:(080)2502-5159
┗■ 4.京都府からのお知らせ
脱ひきこもり支援センター&チーム絆の取り組み
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京都府では、ひきこもり状態にある方とその御家族を支えるため、京都府
家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を設置しています。
また、ひきこもり状態にある方やその御家族が、身近な地域で訪問・相談
等の支援を受けられるよう、民間団体と連携し「チーム絆・地域チーム」を
府内に設置しています。
脱ひきこもり支援センターと地域チームが「チーム絆」として協働し、ひ
きこもり状態にある方が社会とのつながりを強めていけるよう支援していき
ます。
☆☆ 脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センタ-内)☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 ※祝日・年末年始を除く
来所相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
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│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
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★★★ 乙訓地域チーム★★★
NPO法人乙訓障害者事業協会 『乙訓もも』
住所:長岡京市開田1丁目5-5
電話:075-952-2890
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 山城北地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい
住所:宇治市木幡赤塚47-12
電話:0774-32-6187
受付日時:月~金 10:00~17:00
★★★ 山城南地域チーム ★★★
社会福祉法人南山城学園 京都府「チーム絆」山城南相談室
住所:木津川市木津雲村111-1三浦ビル2F 211-1
電話:080-4682-8032
受付日時:月~土 10:00~17:00
★★★ 南丹地域チーム★★★
京都府教育委員会認定フリースクール 学びの森
住所:亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
電話:0771-20-4829
受付日時:月~金 10:30~17:30
★★★ 中丹地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル
住所:福知山市厚中町206
電話:090-7363-8530
受付日時:月~金 9:00~16:00
★★★ 丹後地域チーム ★★★
企業組合労協センター事業団『ひととわ』
住所:京丹後市久美浜町小字東本町3178-3
電話:080-2507-9010
受付日時:月~金 9:00~18:00
(水曜午後は閉館)
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▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第148号は
いかがでしたでしょうか?
次号は、9月下旬に配信予定です。
<答え>
正解はオスです。蝉はオスしか鳴かないそうです。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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