ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第132号


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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-  
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                               第132号:2018年4月2日発行


 □  こんにちは。
    
   ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第132号です。

   あっという間に春爛漫で、桜も満開に近いところもありますね。
   別れと出会いの時期。嬉しく桜を愛でる人にも、悲しく桜を見上げる人にも、
  これから良い事がたくさんあるといいですね。  
  
   
  
 
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム「本人も家族も支援者も幸せに」
        (ほっこりスペース あい ピアサポーター Kさん)
 
 3.イベント情報

 4.京都府からのお知らせ チーム絆の取り組み 
           ~チーム絆地域チームを拡充しました~

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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
  よろしければ、お知り合いにも紹介してくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載していますので、
よろしければご覧ください。


 □京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、「インターネット相談」(
 24時間受付。専門のスタッフが対応いたします。)を利用してみてく
 ださい。
  また、「掲示板」では、他の閲覧者にひきこもりに関する意見を募る
 等の利用ができます。たくさんの方との交流の場としてご活用ください。
 
   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム

 【本人も家族も支援者も幸せに】       
         
             ほっこりスペース あい ピアサポーターK

  私は、ひきこもり経験者の親というピアサポーターの立場で、青年支援
 (相談・居場所)と家族支援をしています。自分の体験をお伝えしつつ、
 お話をお伺いしています。
  
  青年との相談では、「そんなふうに考えたらしんどいよね。」と感じることが
よくあります。青年の「捉え方・考え方」を知り、その不安や苦しさを共感し寄り
添っています。
  
  居場所活動としては、パソコン教室、屋外活動、学習支援、ジョブトレーニン
グ、料理教室、ほっこりタイム、青年の自主的教室などを行っています。
青年が得意なこと、興味のあること、楽しいと思って取り組んでいることを、活動
に取り入れています。
 歴史に詳しい青年は、屋外活動での案内役を買って出てくれたり、クラフトが得
意な青年は「青年の自主的教室」の先生役を買って出てくれていいます。また、手
作り作品の販売に向けての準備も進めています。
 料理教室では、おやつづくりの得意な青年が、クッキーづくりを教えてくれていま
す。
 話をすることが好きな青年は、ほっこりタイムで近況報告をしてくれています。
 話が苦手な青年は、得意なナンプレや漢字パズルなどに取り組んでいます。
  
 青年が、自分が必要とされており、皆に受け入れられているという安心感を持て
るよう、一人一人に合わせた支援をしています。
  
 家族支援としては、月1回「親の会」を開催しています。子どもの苦しさに気づき、
夫婦で支えあうこと、家族だけで解決しようとせずに、ご本人に関わるたくさんの人
で分かち合い、必要な情報や知識を交換し合うことの大切さをお伝えしています。
 親ごさんがほっと一息ついて、気持ちが楽になり、帰るころには笑顔になっていた
だけるような会を目指しています。

 傷つくことを恐れて、不安で動けない青年へ。
  「悲しいこと、苦しいことがあって心が冷え切っても、誰かとの関わりの中で、自然
と心も温まり、笑顔になることが出来るでしょう。誰かの言葉の中に気づきがあり、次
のステップへつながるヒントがあるはずです。
 豊かな感性で相手の言葉や思いを受け止めることができる、それはあなたの強みだ
と思います。弱いところも含めて、自分らしさを大切にする、ありのままの自分でいいの
です。あとは、今ある勇気を振り絞って、その声を、思いを聞かせてください。あなたも周
りも幸せになるために。」

    
┗■ 3.京都府からのお知らせ チーム絆&脱ひきこもり支援センターの
 │   取り組み ~チーム絆地域チームを拡充しました~ │
 └────────────────────────────――――

  京都府では、2008年度から、ひきこもり初期段階の青少年を対象に
 訪問・相談を行い、必要とする支援について適切な支援機関を紹介する
 「チーム絆(きずな)」の取り組みを行ってきました。

  今年度は、これまでの取り組みをさらに発展させ、ひきこもり状態の方々の
 社会適応から自立までを一体的に支援するため、京都市東山区にある京都府
 家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を京都府福知山総合庁
 舎には北部サテライトを設置しました。

  さらに、2018年度からは、なるべく身近なところでひきこもりの専門相談を
受けいただけるよう、従来府内4箇所であったチーム絆地域チームを府内6箇
所に拡充することとしました。
 
  ひきこもり状態の御本人や御家族が、必要とする支援を受けてお困りが改善
していけるよう、これまで以上に頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いしま
す。

 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター(脱ひきこもり支援センター)
    「ひきこもり相談 チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
  
   ┌────────────────────────────┐
   │ひきこもり相談専用電話:075-531-5255          │
   │問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp   │         
   └────────────────────────────┘

┌────────────────────────────────☆
│ 平成30年4月からのチーム絆地域チームの体制は、下記のとおりです。
│ 相談先電話番号等は次号以降でご紹介する予定です。
│ どうぞよろしくお願いします。
│
│  ★★★ 乙訓地域チーム★★★
│   NPO法人乙訓障害者事業協会(長岡京市)
│ 
│  ★★★ 山城北地域チーム ★★★
│   ほっこりスペース あい(宇治市)	
│
│  ★★★ 山城南地域チーム ★★★
│   社会福祉法人 南山城学園(木津川市)
│
│  ★★★ 南丹地域チーム★★★
│   学びの森(亀岡市)
│
│  ★★★ 中丹地域チーム ★★★
│   NPO法人ニュートラル(福知山市)
│  
││ ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
│  企業組合労協センター事業団(京丹後市)
└────────────────────────────────☆

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第132号
 はいかがでしたか?
  今回のリレーコラムは、ほっこりスペース あい ピアサポーターK
 さんに原稿を寄せていただきました。

  次回は4月24日頃に発行予定です。お楽しみに(^^)
     
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター)
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