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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第130号:2018年1月29日発行
□ こんにちは。
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第130
号です。
インフルエンザが流行していますが、みなさん体調はいかがですか。
寒さに耐えているだけでも意外に体は疲れているそうです。「あれ?
おかしいな?」と思ったら、無理せずにゆっくり休んでくださいね。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2. リレーコラム「言葉の持つ力」
(強迫友の会OBRI(オブリ)代表 今吉扶美)
3.イベント情報
4.京都府からのお知らせ チーム絆の取り組み
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報をお届けします!
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
お届けしています。
メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
よろしければ、お知り合いにも紹介してくださいね。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ていますので、よろしければご覧ください。
□京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、「インターネット相談」(
24時間受付。専門のスタッフが対応いたします。)を利用してみてく
ださい。
また、「掲示板」では、他の閲覧者にひきこもりに関する意見を募る
等の利用ができます。たくさんの方との交流の場としてご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
【 言葉のもつ力】
強迫友の会OBRI(オブリ) 代表 今吉 扶美
コメディアンの萩本欽一さんがたいせつに使われている言葉があります。
困難を前にして苦労するなぁと考えるけれど、その苦労は「工労(くろ
う)」と書き換えて使うそうです。
「苦労は買ってでもしよう」と言われます。苦難で人は強くなるという
イメージですが、その漢字を「工労」と書き換えると、苦しみに労を費や
すだけではなく、工夫に労を費やすという意味になります。
ちょっとした違いで前向きな気持ちが湧いてきます。言葉が思考や行動
を変えていくというのです。
十数年前に自ら体験した場面を鮮明に思い出しました。
我が子には幼少期より強迫症状があり、症状の果てしなさに押し潰され
そうになっていました。不登校からひきこもり状態になり、遠方の専門医
師にやっとの思いで本人を連れだし受診しました。親から状況を説明する
とき、こんなこともできないし、どうしたらこれくらいできるようになる
のか?と、親目線からの話ばかりしていました。
じっくり聞いてから医師は「お母さん。…くらい、…も、という言葉が
子どもさんにどう聞こえるか考えていますか」と一喝してくださいました。
我が子に対して「あなたは工夫をいっぱいして今日まで生きてきたので
すね。どんな工夫をしてきたのですか?」と丁寧に話されると、今まで口
を閉ざしていた子が、自分の状況や思いを滔々と語りだしたのです。
言葉のもつ力を痛感する分岐点でした。
世の中ではひきこもり状態にある家族との間に死傷事件が続き、精神疾
患の療養と称して親が我が子を監禁していたニュースには衝撃が走りまし
た。家族だけで極限の孤立状態となり、客観的な視点が消えていた事実に
胸を痛めます。
強迫友の会オブリは、「チーム絆」の京都市・乙訓地域チームである「若
者と家族のライフプランを考える会」の協力団体として活動しています。
手を洗い続ける、確認を止められない等の精神症状が「強迫症」です。
強迫症状のある当事者とその家族が体験をわかち合い、情報を交換して気
づきを得るため、毎月交流会を開いています。
強迫症は一人ずつ多様です。家族同士ありのままを肯定し、できている
事に目を向け、毎日生活していること自体が尊いのだと、心から敬意をもっ
て言葉を発するようにしています。それこそ私が学んだ「工労」の第一歩
です。その先に、次の工夫が続いていくと思うのです。
┗■ 3.イベント等情報
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◎脱ひきこもり支援センター からのお知らせ
【ひきこもりの家族・支援者研修会】
脱ひきこもり支援センターでは、ひきこもり支援従事者、ひきこもり当事
者やその御家族、ひきこもりに関心のある方等を対象に、ひきこもりについ
ての知識やライフプランなどについて学ぶ研修会を実施します。
参加には事前予約が必要です。関心のある方は、下記問い合わせ先にご連
絡ください。
□日 時
3月11日(日)午後1時30分~3時30分
□会 場
ルビノ京都堀川(京都市上京区東堀川通下長者町下ル3-7)
□定 員 100名
□問い合わせ先
075-531-6540(脱ひきこもり支援センター)
【ひきこもりを支える家族教室】
脱ひきこもり支援センター(京都府家庭支援総合センター)では、ひきこ
もり状態にある方を支える御家族を対象とした家族教室を開催しています。
家族教室ではひきこもりについての理解や対応方法を学ぶプログラムと参
加家族の方々の交流会などを行っています。
次回は次のとおりです。
参加には事前予約が必要です。関心のある方は是非お電話ください。
□日時・会場
?2月20日(火)午後1時30分~3時30分
会場:京都府家庭支援総合センター(京都市東山区清水四丁目185-1)
?3月28日(水)午後1時15分~3時10分
会場:京都府福知山総合庁舎第4会議室(福知山市篠尾新町1-91)
□お問い合わせ・事前予約
075-531-5255(ひきこもり相談専用電話)
※平日の午前9時から午後4時にお電話ください。
◎NPO法人若者と家族のライフプランを考える会 からのお知らせ
【講演会「おとなのひきこもり~当事者・支援者が提案する本当に必要な支援~】
□日 時
2月3日(土)13:00~16:30(12:30~受付)
□会 場
京都市中京青少年活動センター(京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262)
3階大会議室
□内 容
・第1部 講演 講師 池上正樹氏(フリージャーナリスト)
・第2部 パネルディスカッション「今すぐ始めること」
□申込〆切 1月27日(土)
※定員になり次第〆切となります。
□問合せ先 NPO法人若者と家族のライフプランを考える会
?&Fax:075-201-8073
┗■ 4.京都府からのお知らせ
チーム絆&脱ひきこもり支援センターの取り組み
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京都府では、2008年度から、ひきこもり初期段階の青少年を対象に
訪問・相談を行い、必要とする支援について適切な支援機関を紹介する
「チーム絆(きずな)」の取り組みを行ってきました。
今年度は、これまでの取り組みをさらに発展させ、ひきこもり状態の
方々の社会適応から自立までを一体的に支援するため、京都市東山区に
ある京都府家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を
京都府福知山総合庁舎には北部サテライトを設置しました。
ひきこもり状態の御本人や御家族が、必要とする支援を受けてお困り
が改善していけるよう、これまで以上に頑張っていきますので、どうぞ
よろしくお願いします。
☆☆ 京都府家庭支援総合センター(脱ひきこもり支援センター)
「ひきこもり相談 チーム絆」 ☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00
※祝日・年末年始を除く
来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
└────────────────────────────┘
★★★ 京都市・乙訓地域チーム★★★
NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
075-201-8073 (月~金 10:00~17:00)
★★★ 山城地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい(宇治市)
0774-32-6187 (火~土 10:30~16:00)
★★★ 南丹地域チーム★★★
学びの森(亀岡市)
0771-20-4829 (月~金 10:30~17:00)
★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル(福知山市)
090-7363-8530 (月~金 9:00~16:00)
▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第130号
はいかがでしたか?
今回は、強迫友の会OBRI(オブリ) 今吉扶美代表 の寄稿をお
届けしました。
次回は2月27日頃に発行予定です。お楽しみに(^^)
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター)
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