ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第129号


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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-  
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              第129号:2017年12月26日発行


 □  こんにちは。
    
   ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第129
    号です。

   クリスマスも終わって、寒さと年末の慌ただしさ、それにインフル
  エンザの流行も本格化してきました。
   元気でよいお正月を迎えられるよう、手洗い、うがい、体調管理を
  しっかり心がけてくださいね。

 
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム「猫が教えてくれたこと」
           (NPO法人ニュートラル支援員 板倉 みどり)

 3.イベント情報

 4.京都府からのお知らせ チーム絆の取り組み 
 

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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
  よろしければ、お知り合いにも紹介してくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
 ていますので、よろしければご覧ください。


 □京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、「インターネット相談」(
 24時間受付。専門のスタッフが対応いたします。)を利用してみてく
 ださい。
  また、「掲示板」では、他の閲覧者にひきこもりに関する意見を募る
 等の利用ができます。たくさんの方との交流の場としてご活用ください。
 
   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム

【猫が教えてくれたこと】

      NPO法人ニュートラル支援員(臨床心理士) 板倉 みどり


 みなさんは何か動物を飼っておられますか?
 私は猫を2匹。1匹は19歳、もう一匹は推定18歳。我が家の可愛い子ども達
です。みなさんにも「○○を通して大切なことを教わった」というご経験が
おありと思いますが、私も猫を通して深く知ったことがあります。

 男の子の方は生後その日からミルクをやって育てました。当たり前ではあ
りますが、仔猫はミルクひとつで細胞分裂を活発に行い、血肉を作り、すく
すく育ち、程なくしてミルク腹になりました。遺伝子の中に組み込まれた成
長のメカニズムに「神の設計はすごいものだなぁ」と思いました。

 また、ラジオの街頭インタビューで、「自分が自由になったなぁと思った
時は?」と聞かれた時、すぐに「猫を飼った時」が浮かびました。小学生の
頃捨て猫を持ち帰り、反対されて飼えなかったという経験があったからです。
「大人になった今なら命に対して責任が負える。あぁ、自由になったんだ」
と思ったのです。

 また、猫はエサでもない、「遊んで」でもない、ただ、くつろぐためにス
キンシップを求め、「撫でろ」と手を引き膝に居座ります。発達心理学でい
うところの愛着行動に、人間も飼い猫も関係がないことを知りました。
 ただ、この子は家の離れで室内飼いなためとても内弁慶で社交性が低く、
猫なので日中寝ています。“ひきこもり”状態ではありますが、彼には出て
行く先の社会がないし、また、出て行く社会をもつ必要もないので“ひきこ
もり”とは呼べず、生活や人生、いや“猫生”は完結しています。
 こう思った時、人間は決定的に飼い猫とは違い、社会の中で生きることを
宿命づけられていると知りました。

 人はどこかで社会を求める存在でもあります。更に加えるなら、出かけた
先の社会で“認められる”ことを願う存在でもあります。人のやりとりは非
常に複雑で、絵に描いたように認め合えるばかりではありませんが、相談の
お話を聞いていて内心こっそり言いたくなることが私にもあります。
 「実は、あなたの存在がどれほど人を幸せにしているか。」
その存在が幸せ、これもやっぱり飼い猫によって気付かされたことでした。
 

             
┗■ 3.イベント等情報
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◎京都府家庭支援総合センター からのお知らせ
 【ひきこもりを支える家族教室】
 京都府家庭支援総合センターでは、ひきこもり状態にある方を支える御家
族を対象とした家族教室を開催しています。
 家族教室ではひきこもりについての理解や対応方法を学ぶプログラムと参
加家族の方々の交流会などを行っています。
 次回は次のとおりです。 
 参加には事前予約が必要です。関心のある方は是非お電話ください。

 □日時・会場
 ?1月17日(水)午後1時15分~3時10分 
    会場:京都府福知山総合庁舎第4会議室(福知山市篠尾新町1-91)    
 ?1月23日(火)午後1時30分~3時30分
    会場:京都府家庭支援総合センター(京都市東山区清水四丁目185-1)
 □お問い合わせ・事前予約
   075-531-5255(ひきこもり相談専用電話)
   ※平日の午前9時から午後4時にお電話ください。


◎NPO法人若者と家族のライフプランを考える会 からのお知らせ
 【講演会「おとなのひきこもり~当事者・支援者が提案する本当に必要な支援~】
 □日  時
  2月3日(土)13:00~16:30(12:30~受付)
 □会  場 
  京都市中京青少年活動センター(京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262)
  3階大会議室
 □内 容
  ・第1部 講演  講師 池上正樹氏(フリージャーナリスト) 
  ・第2部 パネルディスカッション「今すぐ始めること」
 □申込〆切 1月27日(土)
       ※定員になり次第〆切となります。
 □問合せ先 NPO法人若者と家族のライフプランを考える会
       ?&Fax:075-201-8073
       
        
┗■ 4.京都府からのお知らせ 
        チーム絆&脱ひきこもり支援センターの取り組み
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  京都府では、2008年度から、ひきこもり初期段階の青少年を対象に
  訪問・相談を行い、必要とする支援について適切な支援機関を紹介する
  「チーム絆(きずな)」の取り組みを行ってきました。

  今年度は、これまでの取り組みをさらに発展させ、ひきこもり状態の
  方々の社会適応から自立までを一体的に支援するため、京都市東山区に
  ある京都府家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を
  京都府福知山総合庁舎には北部サテライトを設置しました。
 
  ひきこもり状態の御本人や御家族が、必要とする支援を受けてお困り
  が改善していけるよう、これまで以上に頑張っていきますので、どうぞ
  よろしくお願いします。

 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター(脱ひきこもり支援センター)
    「ひきこもり相談 チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
  
   ┌────────────────────────────┐
   │ひきこもり相談専用電話:075-531-5255          │
   │問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp    │         
   └────────────────────────────┘


 ★★★ 京都市・乙訓地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    075-201-8073  (月~金 10:00~17:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (火~土  10:30~16:00)

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  学びの森(亀岡市)
    0771-20-4829  (月~金  10:30~17:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル(福知山市)
    090-7363-8530  (月~金 9:00~16:00)    


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第129号
 はいかがでしたか?
  今回は、 NPO法人ニュートラルの板倉みどりさん(臨床心理士)
 の寄稿をお届けしました。
 
  次回は1月23日頃に発行予定です。お楽しみに(^^)
     
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター)
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