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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-
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第125号:2017年8月23日発行
□ こんにちは。
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第125
号です。
激しい雨や雷が時折あって、夏の終わりという感じですね。
雷は、「神鳴」が語源のようです。
神様が鳴らすものということなのでしょうが、大木を裂くような轟
音は、鳴物と呼べるような悠長なものではない気が。
「おヘソはあげるから鳴り止んで~」と泣いてる子供を見たことが
あります。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2. リレーコラム
(NPO法人ニュートラル 浦岡雄介さん)
3.イベント情報
4.京都府からのお知らせ チーム絆の取り組み
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報をお届けします!
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
お届けしています。
メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
ています。よろしければ、ご覧ください。
□京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!
相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、「インターネット相談」(
24時間受付。専門のスタッフが対応いたします。)を利用してみてく
ださい。
また、「掲示板」ではひきこもりに関する考えについて、他の閲覧者
に意見を募ること等でご利用いただけますので、たくさんの方との交流
の場としてご活用ください。
○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
┗■ 2.リレーコラム
【 個人的な活動について 】
NPO法人ニュートラル 浦岡雄介
2015年4月に西舞鶴の地にオープンした交流施設「いさざ会館」で、
住み込みの用務員として地域に関わりながらいろんな活動をしている。
以前は中学校で支援学級の担任をしていた。
そのなかで考えていたことは「中学校の卒業後、彼らはどんな将来を
歩んでいくのだろうか」ということである。
中学校という時間は彼らの長い人生の中でのたった3年である。もち
ろん担任として、学校としても全力で課題の解決に取り組んだ。
しかし3年という短い時間の中でどんなことができていたのだろうか。
私は「しなやか」ということばが好きだ。「しなやか」であることは
「折れない」ということだ。
どんなことにも強く立ち向かうのでなく、しなやかでいること。しな
やかに生きることを私は子どもたちに伝えたかった。
では「しなやかに生きる」ということはどういうことだろうか。
私が担任をするなかで一番子どもにつけてもらいたい力は「助けを求
める力」であった。
生きて行くなかで困難なことに出会ったり自分ではどうしようもない
ことにぶつかったりする。
そんなとき相談したり協力を求めたりできる他人がいることがどんな
に心強いだろうか。
解決はできなくとも話をするだけでもどんなに気が楽になるだろうか。
「ひとりで悩む」ことの他に「誰かに相談する」という人生の選択肢
が増えるのだ。
選択肢が増えることで私はしなやかさが生まれると考えている。
しかしこれが簡単なようで難しかった。
大きなハードルはふたつ。
まず「声をあげること」そして「気持ちを伝える」ことである。
ひとつ目はひとみしりであったり、恥ずかしさがあったりすることに
起因する。ここを乗り越えるためには自分のことを知ることが大切になっ
てくるだろうか。
ふたつ目については私自身よく身に覚えがあり、今でも苦手なことで
ある。
頭の中のことを言葉にすることは本当に難しい。
自分の教員生活でどれだけそのことを伝えられたのだろうか。今でも
ずっと考え続けている。
しかしある時ふと「彼らの周りに悩みを受け止められる大人が果たし
ているだろうか」と疑問におもった。
すこしずつ学校から地域へと気持ちが向き始めた。子どもたちにとっ
てあたたかく、面白い地域を作ることが彼らの人生の選択肢の幅をもっ
と広げることにつながるのではないかと考えたのである。
大人がもっと地域に、子どもに寄り添えるようになることができれば
とおもい「いさざ会館」を立ち上げた。
現在どのようにすれば面白い地域にすることができるか。アート、障
害、地域などをテーマに様々なことを実践しながら模索している。
大人が地域や子どもたちが抱えるさまざまな課題や困難について興味
をもつことができるような場所。
そんな場所に「いさざ会館」を育てていきたいと考えながら生きている。
┗■ 3.イベント等情報
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◎学びの森(チーム絆南丹地域チーム)からのお知らせ
<なんたん ラウンドテーブル>
□日 時 9月9日(土)13時00分~16時00分
□会 場 学びの森 (亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9)
□内 容 若者支援やひきこもり支援に関心のある方と当事者が一緒
に、不登校やひきこもりについて考えてみる場です。
具体的テーマは下記までお問い合わせください。
□申込先 事前にkomaki@tiseikan.com にメールでお申込みください。
□問合せ先 学びの森
TEL:0771-29-5588
◎なんたん地域若者サポートステーションからのお知らせ
<職業適性診断と個別相談>
□日時・会場
? 9月12日(火)13時~/14時~/15時~
会 場 ハローワーク園部
? 9月26日(火)13時~/14時~/15時~
会 場 ハローワークプラザかめおか
□内 容 ・パソコンによる職業適性診断
・仕事に関する個別相談会
□対 象 学校卒業後等で、現在働いていない15~39歳の方
□問合せ先 なんたん地域若者サポートステーション
TEL:0771-23-8002
開所日時:火・木・土曜日12時~17時
┗■ 4.京都府からのお知らせ
チーム絆&脱ひきこもり支援センターの取り組み
└────────────────────────────――――
京都府では、2008年度から、ひきこもり初期段階の青少年を対象に
訪問・相談を行い、必要とする支援について適切な支援機関を紹介する
「チーム絆(きずな)」の取り組みを行ってきました。
今年度は、これまでの取り組みをさらに発展させ、ひきこもり状態の
方々の社会適応から自立までを一体的に支援するため、京都市東山区に
ある京都府家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」を
京都府福知山総合庁舎には北部サテライトを設置しました。
ひきこもり状態の御本人や御家族が、必要とする支援を受けてお困り
が改善していけるよう、これまで以上に頑張っていきますので、どうぞ
よろしくお願いします。
☆☆ 京都府家庭支援総合センター(脱ひきこもり支援センター)
「ひきこもり相談 チーム絆」 ☆☆
電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00
※祝日・年末年始を除く
来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
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│ひきこもり相談専用電話:075-531-5255 │
│問合せ等メールアドレス:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp │
└────────────────────────────┘
★★★ 京都市・乙訓地域チーム★★★
NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
075-201-8073 (月~金 10:00~17:00)
★★★ 山城地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい(宇治市)
0774-32-6187 (火~土 10:30~16:00)
★★★ 南丹地域チーム★★★
学びの森(亀岡市)
0771-20-4829 (月~金 10:30~17:00)
★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
NPO法人ニュートラル(福知山市)
090-7363-8530 (月~金 9:00~16:00)
▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第125号
はいかがでしたか?
今回は、チーム絆・中丹丹後地域チーム 「NPO法人ニュートラル」の
浦岡雄介さんに原稿をお寄せいただきました。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 脱ひきこもり支援センター)
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