ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第119号


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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-  
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               第119号:2017年2月28日発行


 □  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第119号で
  す。
   春一番に吹き飛ばされそうになりましたが、その中でも春の訪れを
  少しばかり感じました。でも、一晩寝たら、次の日は雪・・・
   寒暖の差に体がついて行けない今日この頃ですが、皆さま風邪など
  ひかないように、気軽に脱ぎ着できる上着を活用して、しっかりと体
  調管理をしてください。

   ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこ
  もりの支援情報をお届けしています。


  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
  1.はじめに
  2.リレーコラム
    (京都府教育員会認定フリースクール 学びの森 北村真也)
  3.イベント情報
  4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!
  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。

 □ バックナンバーはポータルサイトで!
 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
 ています。よろしければ、ご覧ください。

 □京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、「インターネット相談」(
 24時間受付。専門のスタッフが対応いたします。)を利用してみてく
 ださい。
  また、「掲示板」ではひきこもりに関する考えについて、他の閲覧者
 に意見を募ること等でご利用いただけますので、たくさんの方との交流
 の場としてご活用ください。
 
   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/



┗■ 2.リレーコラム
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 「生きてくれているだけで・・・」   
              京都府教育員会認定フリースクール 学びの森 
                              北村 真也

  その日、良太のお父さんが「親の語り場」で当時のことを話してくれま
 した。
  「とにかく、良太は落ちていくスピードが速かったんです。きっかけは、
 友達関係だったように思います。何か小さなことがきっかけだったんです
 が学校への行き渋りが始まったかと思うと不登校になり、気が付くと、部
 屋に閉じこもりきりになっていきました。その頃は、家族ともあまりしゃ
 べらなかったですね」
  「どうされたんですか?」
  「とにかく、わずか一ヶ月くらいの間にいろんなことができなくなって
 いった。親としたら、どうしていいか分からなくなっていろんなところに
 相談に行きましたよ。でも、解決の糸口も見つからなくて・・・。
  それである人から、病院を紹介されたんです。
 薬をもらうようになって、少しは気分が上がってきたわけです」
  「その一番大変だったときは、どんなことを思われてました?」
  「そうですね。親もどうしていいかわからないままでした。あの時は自
 殺するんじゃないかって思っていたように記憶しています。
  だから、ただ生きていてくれるだけでいいって思ってましたよ」
  「生きていてくれるだけでって?」
  「そうです。究極は、そう思えるんです。学校に行けないとか。朝起き
 れないとか。そんなことは、究極な状況ではどうでもよくなるんです。
  ただ、生きていてくれるだけでいい。それが、親の意識の底にあると思
 うんです」
  「でも普段は、そのことを忘れてしまう?」
  「そうです、忘れてしまうんですよ。
  でも究極に追い込まれると、思い出すんです。
  親としては、子どもが生きてくれているだけでいいんだと・・・
  そう思うと、目の前の子どもを受け入れられるんです。
  すべては、そこから始まっていった気がしますね」
  現在、良太は大学生です。高校を中退した段階で知誠館に通いだし大学
 受験を経て、大学生活を楽しんでいます。
  「ただ、生きてくれているだけで・・・」
 良太の両親が、いったんそこを受け入れだしたことから、彼はもう一つの
 自分の人生を描き出したのかもしれませんね。



┗■ 3.イベント等情報
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 ◎京都府教育員会認定フリースクール 学びの森からのお知らせ
  <「不登校」から「多様な学びへ」>
  □日  時 3月5日(日)
         13時30分~16時30分(開場13:15~)
  □会  場 京都テルサ(東館3階 D会議室)
  □内  容 ?学びの森から
         ・今回のフォーラムについて
         ・「教育機会確保法」をめぐって
         ・「不登校」から「多様な学び」へ(生徒からの声)
         ?グループディスカッション   
  □参 加 費 1,000円
        ※問い合わせ先に事前申込みが必要
  □問合せ先 京都府教育員会認定フリースクール 学びの森
        ?:0771-29-5588

 ◎京都若者サポートステーションからのお知らせ
  <地域出前相談会>
  □日  時 3月31日(金)
         13時30分~16時30分の内60分程度
  □会  場 ハローワーク京都七条 3階会議室
  □内  容 ?パソコンによる職業適性診断
         ?就職に関する個別相談会
  □対  象 学校卒業後、一定期間無業の状態にある若者(15~39歳)
  □問合せ先 京都若者サポートステーション
         TEL:075-213-0116

 ◎京都府青少年課からのお知らせ
  <平成29年度の下記ひきこもり支援事業の委託者を募集しています>
  □事業名等 ?ひきこもり訪問応援「チーム絆」地域推進事業
          事業内容
           ひきこもり当事者及び御家族等に対し、訪問等で
           当事者の状態改善及び自立支援、御家族の負担軽
           減を図るチーム絆地域チーム事業
          募集地域(委託上限額)
              〇山城地域(3,500,000円)
           〇京都市・乙訓地域(1,400,000円)
              〇南丹地域(2,600,000円)
               〇中丹・丹後地域(9,600,000円)
          提案募集期間
                平成29年2月22日から平成29年3月21日まで
        ?ひきこもり支援「自立・就労支援コーディネーター」業務
          事業内容
           ひきこもり当事者に適した働き方及び働く場を提
           案・提供し、本人の自立・就労の促進を図るコーディ
           ネート事業
           募集地域(委託上限額)
              〇南部地域(3,286,500円)
           〇北部地域(3,286,500円)
           提案募集期間
                平成29年2月15日から平成29年3月21日まで


┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。
  「チーム絆」は、主に義務教育終了後からのひきこもり初期段階の青
 少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適切な支援機
 関を紹介することなどを通じて、青少年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
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   │専用電話:075-531-5255                 │
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp          │         
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 ★★★ 京都市・乙訓地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    075-201-8073  (月~金 10:00~17:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (火~土  10:30~16:00)

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-20-4829  (月~金  10:30~17:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル(福知山市)
    090-7363-8530  (月~金 9:00~16:00)    


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第119号は
 いかがでしたでしょうか?
  今回のリレーコラムは、京都府教育員会認定フリースクール 学びの森
 北村真也さんに原稿を寄せていただきました。
     
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
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