ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第114号


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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-  
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               第114号:2016年9月27日発行


 □  こんにちは。
    ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第114号で
  す。
   たくさんの台風が過ぎて、秋がやってまいりました。
   おいしいごはんや美しい紅葉が楽しみではありますが、朝夕がずい
  ぶんと寒くなってきました。一日の中で「寒い時」「暑い時」とあります
  が、上着を一枚羽織るなどして、風邪をひかないように気をつけて過
  ごしましょう。

   ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこ
  もりの支援情報をお届けしています。


   ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
  1.はじめに
  2.リレーコラム
    (京都府家庭支援総合センター 三宅小百合 主査)
  3.イベント情報
  4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!
  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。

 □ バックナンバーはポータルサイトで!
 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
 ています。よろしければ、ご覧ください。

 □京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、「インターネット相談」(
 24時間受付。専門のスタッフが対応いたします。)を利用してみてく
 ださい。
  また、「掲示板」ではひきこもりに関する考えについて、他の閲覧者
 に意見を募ること等でご利用いただけますので、たくさんの方との交流
 の場としてご活用ください。
 
   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム

 【学びの機会はたくさんあります】 
                    京都府家庭支援総合センター
                            三宅小百合

  中学校のPTAで役員をやっていると、いろいろな研修会を企画したり、
 お誘いいただいたりします。不登校支援をされている方のお話を聞いた
 り、私(親)自身が振り返って気付くことの大切を体感したりと、貴重な機
 会をいただくことができました。
  いずれも、中学校のPTA関係ですので、思春期の子どもへの関わり
 方としてお話を聞いた訳ですが、大人、子ども、思春期などの年齢、学
 校に行っている、行っていないに関係なく、どの世代にも共通する内容
 でしたので、少し御紹介したいと思います。
  まず、不登校支援の先生。講師の先生は、“活動できる心境のとき”
 と、“活動できない心境のとき”があって、その時々で周りの人は対応
 を変えることが、その本人を支える時に必要であるというメッセージを
 届けてくださいました。“活動できる心境”のときは、正論も受け付けら
 れますが、“活動できない心境のとき”は、それがどんなに正論でもそ
 れを素直には受け入れられないものです。“活動できない心境のとき
 ”は、その本人に合った特別な支援をすることが必要で、再び活動でき
 る心境(状態)になるまでその支援は必要とのことでした。
  そのうち、本人自身が今の状況をもてあますようになります。ここが
 境目。本人はその時に、自らサインを発信してくれます。だから、観察
 や注視が必要。この先は、本人の持っている力を信じて待つ。特別に
 支援していたときとは別の関わり方にすることが必要なのです。
  また、別の講師の先生は、日頃の関係性が重要というメッセージを劇
 で表現されていました。日頃の親子関係を含む人間関係のバランスが
 崩れていると、どんな正論も耳に届きません。正論を突きつけることは、
 関係を悪化させることにもなりかねません。
  思っているだけでは伝わらない。“思い”って、日々の中で言葉にし
 て、ようやく伝わるものなのです。それも、『伝えている』ではなく、
 『伝わっているか』が重要なのです。
  いろいろ求めるばかりで、「大切に思っているよ。」というメッセージ
 を伝え続けているだろうか。ハッと気づかされたし、改めて考えさせ
 られました。
  みなさんも、いろいろな学びの場にお出かけください。『ひきこもり』
 と銘打ってなくても、『青年』対象の話でなくても、ヒントが隠れている
 かもしれません。


┗■ 3.イベント等情報
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 ◎特定非営利活動法人ニュートラルからのお知らせ
  <不登校・ひきこもりを考えるフォーラム>
  □日  時 10月22日(土) 13時00分~16時50分
  □会  場 京都府立中丹勤労者福祉会館2階(中会議室)
  □内  容 ?基調講演
         「家族支援の大切さ」(目良 宣子 氏)  
           ?パネルディスカッション
         「家族支援の必要性とあり方」
         ?交流会
  □申込方法 不要(入場無料、交流会200円)
  □問合せ先 特定非営利活動法人ニュートラル
          TEL:0773-21-5831
 
 ◎京都自立就労サポートセンターからのお知らせ
  <多様性のある社会と生活困窮者自立支援制度>
  □日  時 10月22日(土) 13時30分~17時00分
  □会  場 ホテルロイヤルヒル福知山(金蘭の間)
  □内  容 ?基調講演
         「これからの福祉を考える」(湯浅 誠 氏)  
           ?パネルディスカッション
         「人や地域のいいところをどのように見つけ、
          活かすのか」
  □申込方法 メール(info@k-p-support.jp)又はFAX(075
          -682-8939)にて事前にお申込みください。
  □問合せ先 京都自立就労サポートセンター
          TEL:075-693-7727
 


┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。
  「チーム絆」は、主に義務教育終了後からのひきこもり初期段階の青
 少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適切な支援機
 関を紹介することなどを通じて、青少年の社会的自立を支援しています。

 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 
                      ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
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 ★★★ 京都市・乙訓地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    075-201-8073  (月~金 10:00~17:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (火~土  10:30~16:00)

 ★★★ 南丹地域チーム★★★
  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-20-4829  (月~金  10:30~17:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
  NPO法人ニュートラル(福知山市)
    090-7363-8530  (月~金 9:00~16:00)    


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第114号は
 いかがでしたでしょうか?
  今回のリレーコラムは 京都府家庭支援総合センター 三宅小百合さ
 んに原稿を寄せていただきました。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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