ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第103号


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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-  
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              第103号:2015年10月27日発行


 □  こんにちは。
    ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第103号です。
 
   少しずつ木々も色づきはじめました。先日乗ったタクシーのドライバー
  さん情報では、今年は昼夜の寒暖差などできれいな紅葉がみられる条
  件が整っているとのことでした。
   きれいな紅葉はうれしいですが、急激な寒暖は勘弁願いたいです。
   それでは皆様、今月も体調管理を怠らず元気に過ごしていきましょう。  
   
   ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこ
  もりの支援情報をお届けしています!

    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
  (京都府家庭支援総合センター 清水 岳彦 副主査)

 3.イベント情報

 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
 ています。よろしければ、ご覧ください。


 □京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの
  「インターネット相談」「掲示板」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、「インターネット相談」(
 24時間受付。専門のスタッフが対応いたします。)を利用してみてく
 ださい。
  また、「掲示板」ではひきこもりに関する考えについて、他の閲覧者
 に意見を募ること等でご利用いただけますので、たくさんの方との交流
 の場としてご活用ください。
 
   ○ ひきこもり支援情報ポータルサイト
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム

 「ひきこもり家族支援としてのCRAFTについて」

               京都府家庭支援総合センター 清水岳彦

  家庭支援総合センターでは、毎月ひきこもり当事者を抱えるご家族を
 対象に「家族教室」を開催しています。
  今年は例年のテーマに加えてCRAFT(クラフト:コミュニティ強
 化と家族訓練:Community Reinforcement and Family Training)とい
 うプログラムの内容を一部取り入れて実施しています。今日はこのCR
 AFTについて、皆さんにご紹介したいと思います。

  CRAFTは依存症の方の家族に対するプログラムとして米国で開発
 されたものです。
  依存症とひきこもりには、本人が相談や治療の場面に現れにくいこと
 など共通の特徴があり、このCRAFTを元に徳島大学大学院の境准教
 授らがひきこもりの家族支援ツールとして改良を加え、「CRAFTひ
 きこもりの家族支援ワークブック」として、2013年の8月に書籍を出版
 されています。
  この(ひきこもりの家族支援としての)CRAFTでは、家族に対し
 て認知行動療法の技法を応用したプログラムを実施することで、次の3
 つの目的の達成を目指します。
  ひとつは、ご家族の負担を軽減すること。ふたつ目は、本人と家族の
 関係を改善すること。3つ目は本人の相談機関の利用を促進することで
 す。
  この3つの目的のいずれも重要なのですが、プログラムの中心となる
 のは、ふたつ目の本人と家族の関係性を改善することでしょう。
  本人がひきこもることで、多くの場合、家族全体を巻き込み、家庭内
 では様々な悪循環が生じます。CRAFTではこうした悪循環の理解と
 整理を行い、本人に対して理解を深めます。また、「ポジティブなコミ
 ュニケーションスキルの獲得」や「上手に誉めて望ましい行動を増やす
 」など好循環を生み出す本人への関わり方を学びます。
  CRAFTは他の方法と比べて、体系的かつ具体的に学ぶことができ
 るプログラムであり、家族が途中で脱落することなくプログラムを最後
 までやりとげる確率が高いこと、そして多くの場合ひきこもりの状態の
 改善や本人の相談機関の利用につながることが認められています。



┗■ 3.イベント等情報
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 ◎京都若者サポートステーションからのお知らせ

  <地域出前相談会>

  □実施日時 10月30日(金)
        11月27日(金)
        12月25日(金)
         いずれも13時30分~16時30分

  □会  場 ハローワーク京都七条 3階会議室

  □内  容 ?パソコンによる職業適性診断
        ?就職に関する個別相談会
  
  □対  象 学校卒業後、一定期間無業の状態にある若者(15~39歳)

  □問合せ先 京都若者サポートステーション
         TEL:075-213-0116



┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、青少年の社会的自立を支援
 しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘


 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    075-201-8073  (月~金 10:00~17:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-20-4829  (月~金  10:30~17:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (火~土  10:30~16:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
  NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月~金・日 10:00~18:00)    

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第103号は
 いかがでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは 京都府家庭支援総合センター 清水 岳彦
 さんに原稿を寄せていただきました。
      
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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