ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第102号

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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  -ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします-  
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               第102号:2015年9月22日発行


 □  こんにちは。
    ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第102
    号です。
 
   このメルマガ発行日はシルバーウイーク中です。
   お休み中は楽しいイベントも多いですが、朝夕が“心地よい”とい
  うより“肌寒い”季節です。お出かけの際は服装に気をつけて、体調
  を崩すことなく連休を楽しんでください!
   
   ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひき
  こもりの支援情報をお届けしています!
    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
 1.はじめに
 2. リレーコラム
  (京都府家庭支援総合センター 三宅 小百合 主査)
 3.イベント情報
 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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┗■ 1.はじめに
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   ◇ひきこもり支援情報をお届けします!
   ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さまが、
   常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事をお届
   けしています。

   メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
   よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。

  ◇バックナンバーはポータルサイトで!
   「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
   (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載し
   ています。よろしければ、ご覧ください。

  ◇京都府ひきこもり支援情報ポータルサイトの「インターネット相談」
   「掲示板」をご利用ください!

    相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで
   困っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、「インターネット相談」
   (24時間受付。専門のスタッフが対応いたします。)を利用してみて
   ください。
    また、「掲示板」ではひきこもりに関する考えについて、他の閲覧者
   に意見を募ること等でご利用いただけますので、たくさんの方との交
   流の場としてご活用ください。
      ○ひきこもり支援情報ポータルサイト
        http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/


┗■ 2.リレーコラム

 「ひきこもりの支援をする中で、『日々是好日』と願うのではなく、
  かけがえのない一時、一日を大切に思う」

              京都府家庭支援総合センター 三宅小百合

  憧れの書家の先生が書かれた禅の言葉の書作品の本を読みました。
 禅の言葉の深さ、豊かさと、先生の文字の造形に心が動きました。
  普段当たり前に使っている言葉が禅語だったり、新しい言葉に触れた
 り。その風景や様子を想像しながら解説を楽しく読みました。今まで知
 らなかったことを知ることは喜びでもあります。
  そんな思いで、禅の言葉を少し紹介したいと思います。
  例えば『花枝自短長』。同じ樹でありながら花の枝には長いものも短
 いものもあります。あるからこそ全体が美しい。私たちの社会に置き換
 えると、『人がそれぞれに個性を持っているからこそ、豊かである』と
 いうことでしょうか。だからこそ、ひとりひとりを尊重したい、心にい
 つも思っていたいものです。
  他に『真玉泥中異』。本物の宝石は泥の中にあったって輝きは失われ
 ません。周りを気にせず、自分は自分で輝いていればそれでいいと伝え
 てくれています。いつか、そんな輝きを見つけてくれる時が来るはず。
 それまで、マイペースで輝き続けましょう。くじけそうになったとき、この
 言葉を心に描いて、前を向いていきたいと思いました。
  日々の相談、支援の中で感じているのは『冷暖自知』です。体験や現
 象を聞くだけでは本当のところはなかなかわかりません。その人にとっ
 てどうだったか?感じ方はさまざまです。自分が同じような体験をして
 も、感じ方の違いはあるはず、いつもそう思っています。思いこみで決
 めつけない、答えは本人の中にしかないはずです。
  その上で『隻手音声』。片手から出る音を聞け、という意味です。本
 当なら片手では音は出ません。これは声なき声を聞けということを示し
 ているといわれています。みんながみんな、自分の要求を声にしてくれ
 るとは限りません。表面に出ている現象だけに囚われず、そのことの
 奥底にある本質、本音を感じるようにしていたいものです。
  時に結果を急ぎすぎることもありますが、『且緩々』と立ち止まり点
 検しながら、先に述べた言葉を思い浮かべ、『日々是好日』と大切さを
 噛みしめながら、支援を一歩一歩と進めていきたいと思っています。


┗■ 3.イベント等情報
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 ◎京都若者サポートステーションからのお知らせ
  <地域出前相談会>
       ◇実施日時  9月25日(金)
           10月30日(金)
           11月27日(金)
                   いずれも13時30分~16時30分
        ◇会   場 ハローワーク京都七条 3階会議室
        ◇内   容 1.パソコンによる職業適性診断
                 2.就職に関する個別相談会
   ◇対   象 学校卒業後、一定期間無業の状態にある若者(15~39歳)
     ◇問合せ先 京都若者サポートステーション
                 TEL:075-213-0116

 ◎アウラ学びの森知誠館さんからのお知らせ
   <ラウンドテーブル2015 第17回
        支援の本質に迫る「音のない世界で」>
      ◇実施日時 10月10日(土)13時~16時
      ◇会    場 アウラ学びの森知誠館
                 亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
      ◇内    容 聴覚に障害のある幼い子どもに人工内耳移植を受けさせる
                  か、あるがままの姿を尊重するか難しい選択を迫られる二
                  組の夫婦を追ったドキュメンタリーを見ながら意見を交換
                  します。
       ◇費    用 一般1,000円 学生500円
       ◇申込方法 メール(komaki@tiseikan.com宛)にて事前にお申込みの
                 うえ、当日会場へ直接お越しください。


┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
   を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、青少年の社会的自立を支援
 しています。

 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
       電話相談:月曜~金曜 9:00~16:00 
                        ※祝日・年末年始を除く
       来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
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 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    075-201-8073  (月~金 10:00~17:00)
  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-20-4829  (月~金  10:30~17:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
  ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (火~土  10:30~16:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
  NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月~金・日 10:00~18:00)    

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第102号は
 いかがでしたでしょうか?
  今回のリレーコラムは 京都府家庭支援総合センター 三宅 小百合
 さんに原稿を寄せていただきました。
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┃◇ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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