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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−
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第92号:2014年11月25日発行
□ こんにちは。
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第92号です。
朝晩の冷え込みが身体にこたえる季節になりましたね。体調管理にはご
注意下さい。
ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
の支援情報をお届けしています!
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2. リレーコラム
(NPO法人まごころ 板倉 みどり)
3.イベント情報
4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報をお届けします!
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
お届けしています。
メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
います。よろしければ、ご覧ください。
□「インターネット相談」をご利用ください!
相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
してみてください。
○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
時間:24時間いつでも受け付けています。
┗■ 2.リレーコラム
「人を求めてやまない心」
NPO法人まごころ 板倉 みどり
はじめてお便りを書かせていただきます板倉といいます。
まだまだ勉強中の未熟な身ですが、心理職の立場から素朴に感じる
ところを述べさせていただこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回執筆のお話をいただいて、浮かんできた言葉は「人を求めてや
まない心」というものでした。
これは障害児教育の専門家・白石正久氏の言葉で、今日は先頃私が
読んだ白石氏の著書、『発達の扉』(1994,かもがわ出版)を
下敷きに、子どもの発達に教わりながら若者支援について綴ってみ
ようと思います。
ご存じの通り、幼少期から発達には、首がすわる3ヶ月位〜、人見
知りを始める8、9、10ヶ月辺り、走り出す1歳半というように
発達上重要なエポック(特徴的な段階)があります。
その段階と段階の間、移行期はどうかというと、白石氏によれば心
の発達に大切な時期で、「次の発達段階に飛躍するためのエネルギ
ーが生まれる」という言い方をされています。
見掛けは何ら変化がないようでも、内面では劇的な心の成長が進ん
でいるそうです。
例えば、生後2ヶ月の赤ちゃんは体の動きがままならず葛藤しきり
ですが、“大好きな人の顔が見たい”欲求、つまり「人を求めてや
まない心」が体の動きを促進させます。
10ヶ月の移行期も劇的です。
大好きな人の持っている物(口紅や携帯)は自分も持ちたい。
大好きな人のしていることは自分もしてみたい(「チョチチョチ」)。
大好きな人には自分の感動を伝えたい(指さし)。
自分も人の輪の中に入りたい(割り込み)。
人、もの、行動への憧れがどんどん広がり、できぬ自分に葛藤しつ
つも大好きな人の励ましや共感でエネルギーを生み、自立した「生
活の主人公」になろうとしていくそうです。
その10ヶ月、子どもはとうとう立ち上がります。
「立ち上がってみたい」という欲求が、まさに心の中で立ち上がっ
たのでしょう。
若者に接しておりますと、白石氏のいう「人を求めてやまない心」
の“うずき”というものを感じるのですが、みなさんはいかがでし
ょう。
「求める心」は受け手にとって必ずしもわかりやすいものではなく、
むしろ「対人スキルや対人コミュニケーション力の不足」というよ
うな「弱点」のためにわかりにくく感じられます。
しかし、心を澄ましてじっくり若者の文言や行動、表情を味わって
みると、途端に知れてくるものがあるかのようです。
この「人を求めてやまない心」に支援を通して応えていきたいもの
です。
┗■ 3.イベント等情報
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◎京都府チーム絆山城地域チームプラットホームからのお知らせ
<山城地域「不登校・ひきこもりの支援団体・親の会」講演・相談会>
□実施日時 11月29日(土)13時30分〜16時30分
□会 場 ゆめりあ うじ(市民交流プラザ) 4階会議室
宇治市宇治里尻5−9 JR宇治駅前
□内 容 「社会にふみ出す、第一歩を考える…若者の自立就労に向
けて」
?講演
京都自立就労サポートセンター主任相談員 高橋尚子氏
?支援団体・親の会の紹介・交流
?相談
□参加費 無料
□問合せ先 ほっこりスペースあい
TEL:0774−32−6187
┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
を行っています。
「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
年の社会的自立を支援しています。
☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00
※祝日・年末年始を除く
来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
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│専用電話:075-531-5255
│専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp
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★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
075-201-8073(月〜金 10:00〜17:00)
アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
0771-20-4829 (月〜金 10:30〜17:00)
★★★ 山城地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい(宇治市)
0774-32-6187 (火〜土 10:30〜16:00)
★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
NPO法人まごころ(綾部市)
0773-40-2556 (月〜金・日 10:00〜18:00)
▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第92号はい
かがでしたでしょうか?
今回のリレーコラムは NPO法人まごころ 板倉 みどり さんに
原稿を寄せていただきました。
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┃ (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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