ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第76号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第76号:2013年7月23日発行


 □  こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第76号です。
 
  暑い日が続いてますね。。
  体調管理にご注意下さい。
   
  ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
  の支援情報をお届けしています!

    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
  (東山区「不登校・ひきこもりを考える親の会」 上坂秀喜)

 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。


┗■ 2.リレーコラム

  「両眼視差」

  東山区「不登校・ひきこもりを考える親の会」 上坂秀喜

  肩の高さで、左右どちらかの腕を顔の正面前方に伸ばし人差し指を立てて

  見て下さい。次に、右目を閉じてその指を見たら、続いて左目を閉じて同

  じように見ます。

  指の位置がずれて見えませんか。

  実はこの「ずれ」を両眼で見ることで、奥行きを認識し、立体視が可能と

  なります。

  これが両眼視差です。

  不登校やひきこもりの子どもさんを持つ“親の会”に世話人として関わる

  中で見えてくる青少年の姿は、親を通して語られる姿です。

  それは言わば親御さんの期待や悲しみ、苦しみ、喜びといった様々な感情

  の渦や思いに彩られたフィルターを通して見えてくる「子ども像」=

  「青年像」です。

  さて、今年度よりNPO法人「若者と家族のライフプランを考える会」にピア

  サポーター補助という形で通うことになり、“親の会”とは逆に青少達の

  話に耳を傾けることが多くなりました。

  家庭とは異なる“居場所”での彼らは実社会ほどではありませんが、良い

  意味での緩やかな緊張感の中でこその素顔の一面を見せてくれます。

  彼らの語り、表情、しぐさを通じて伝わってくる思いをダイレクトに肌で

  感じることで見えてくる「青年像」は“親の会”では触れることのできない

  貴重な体験です。

  寄って立つ視点の違いは、将に両眼視差であり、こうして奥行きのある

  青年像をなんとか捉えることができるようになった意味は自分にとって新た

  な発見と成長に繋がると感じています。

  ただ奥行きが有るが故の捕らえ所の無さに行き当たったり、双方の視点に

  ひっぱられる心の揺れにも気づかされます。

  焦点を合わそうとする作業がこの心の揺れであり、その難しさを実感する

  一方で、それは青年像に近づきたい原動力にもなります。

  まだまだ未熟な面もありますが、これからは、立体視できる目を養いつつ、

  でも慣れることなく心の揺れを大切にしながら、“親の会”では親御さんに、

  “居場所”では青年達に、奥行きある青年像に一つの拠り所にして、それ

  ぞれ軸足とする立場で、寄り添い耳を傾けられる存在でありたいと願って

  います。

  
┗■ 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    080-2538-3036(月・火・木・金 10:00〜16:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:30〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第76号はい
  かがでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは 東山区「不登校・ひきこもりを考える親の会」
 上坂秀喜さんに原稿を寄せていただきました。
   
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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