ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第75号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第75号:2013年6月25日発行


 □  こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第75号です。
 
  近頃は暑くなってきましたね。
  熱中症にご注意下さい。
   
  ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
  の支援情報をお届けしています!

    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
  (ほっこりスペース あい 平本 喜美代)

 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。


┗■ 2.リレーコラム

  青年支援  〜 次のステップへの課題 〜

  ほっこりスペース あい 平本 喜美代

  世代間課題を抱え愛情をもらえずに成人した母親は、子育てで我が子に

  どう接して行けばよいのかに苦慮し、時には感情のままに怒りをぶつけて

  しまっていたと言う。

  3年間のカウンセリングを通し、中3の冬、やっと心から息子と向き合って、

  初めて優しく手を握り締めてあげられた・・と振り返る。
 
  2歳の頃、感情のままに叱る母親にすでに見向きもしなくなっていた息子・・。

  共働きの両親の帰りを、不登校になった小学校6年間1人で待ち続けてきた。
 
  その間、両親と行くキリスト教会の日曜学校の聖書で字を覚えた。
 
  その後、社会科の教科書を「読書」として読破し、得意な科目となった。
 
  中学3年間は相談室登校。「適応指導教室」通所と、「教室」での授業にも

  時々出掛けた。中2時、社会科テストでクラストップに。自信になった!
 
  高校は、相談室の先輩が進学した昼間定時制の私立高校へ。

  しかし先輩の卒業が近づいた2年3学期から欠席が目立ち始め、3年1学期に退学。

  怒る母親の言葉に、おとなしい彼が部屋をぶっ壊し、ひきこもってしまう。
 
  疲れ果てた両親が来談した。週1回の家庭訪問を2年半。

  片言しかしゃべらない彼と家族でトランプをした。

  その後「居場所」への通所4年間。

  しゃべらない彼に自分の“経歴と思い”を少しずつ語らせながら面接練習をし、

  公立通信制高校に入学。残りの科目を2年で習得し、卒業証書を手にした。
 
  次のステップとして「おれんじハウス」へ同行。

  面接の後、来所青年達と一緒にゲームで遊び、同方向の青年と帰ってくるが、

  その後は通所出来ずにいる。

  今は、家庭で簡単な家事手伝いや父親と野菜作りなどをしている。

  朝早く出勤する両親に合わせて早起きをするようになっている。

  長い間、両親と向き合うことが出来なかった彼が、今やっと自らの意思で向き

  合い始めた段階である。

  次のステップをどう作っていくか、自らの思いを語り出すのを援助して行き

  たいと思っている。

  
┗■ 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
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 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    080-2538-3036(月・火・木・金 10:00〜16:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:30〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第75号はい
  かがでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは ほっこりスペース あい 平本喜美代さんに

 原稿を寄せていただきました。
   
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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