┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第74号:2013年5月28日発行
□ こんにちは。
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第74号です。
近頃は急激に暑くなってきました。
体調を崩しやすいのでご注意下さい。
ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
の支援情報をお届けしています!
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2. リレーコラム
(NPO法人 まごころ 中澤あすか)
3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
┗■ 1.はじめに
└──────────────────────────—————
□ ひきこもり支援情報をお届けします!
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
お届けしています。
メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
います。よろしければ、ご覧ください。
□「インターネット相談」をご利用ください!
相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
してみてください。
○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
時間:24時間いつでも受け付けています。
┗■ 2.リレーコラム
「本気」で何かに取り組むこと
NPO法人まごころ音楽療法士 中澤あすか
NPO法人まごころで若者支援に関わって4年目になります。
主に音楽を通じての関わりですが、この数ヶ月は、音楽をしていないとき
の若者たちと関わる機会も増えてきています。
関わる機会が増えるほど感じるのは、若者たちの自分自身への厳しさです。
「私なんて全然ダメ」と、私から見るといろいろなことが本当に上手にでき
るのにそう言う若者もいれば、自分はすごいんだと言っていたかと思うと
突然自信をなくしてしまう若者もいます。
おそらくどちらも、自分自身に求めているクリアすべきハードルが非常に高
いからでしょう。
私自身も、7-8年前までそんな風だったのを覚えています。
留学して音楽療法士の資格を取ったけれど、それだけでは満足できずに「有名」
な音楽療法士になりたくて、これもあれもしなくっちゃ、でも時間がなさ過ぎる
...と思っていました。
求めるものが高いと当然劣等感に悩まされます。
自分自身にあまりにも厳しい、そんな自分を忘れるしかないのかもしれません。
私の場合はただ、実際の音楽療法の仕事を(とりあえず)始めてみたらこれが
けっこう大変で、そして対象の障害児たちが可愛くなって、目の前の仕事を一つ
一つ面白がってやっていたらいつのまにか、「有名」なんてどうでもよくなって
いただけでした。
元気が出てきている若者たちを見ていると、やはり何かに取り組んでいたら
(おそらく)面白くなってきて、だんだん本気になってきて、主体性も静かに現れ
て、自分から動いたりあるいは「こうしたらどうか」と提案したりし始めています。
その「何か」は私に見えている範囲では、音楽だったりパン作りだったりしますが、
おそらく何でもよいのでしょう。
ただ、定期的に繰り返す安定した枠組み(同じ曜日、同じ時間、同じ場所etc.)の
中で、求めればいつでもサポートをしてくれる人がいる状況の中で、若者たちも7年
前の私も、安心して何かに取り組めている(いた)という気がします。
私たち大人は、「就労」のようなわかりやすい結果にばかり目が向きがちです。
もちろん「就労」でも良いのだと思います。
それが本人にとって理解できる安定した枠組みであって、サポート体制も整っていれば。
でも、もし可能ならば、もともと自分に厳しい若者たちが厳しい社会に出ていよいよ
自分へのハードルを高くしてしまう前に、安全な環境の中で何かに本気になって取り
組んだ達成感と自分への信頼感を、心の中にゆっくりと育てる機会が持てればと思います。
そしてその過程で「仲間」も得ることができたら幸運でしょう。
自分もこの程度、「仲間」もこの程度、まあしょうがないかなと自分にも他人にも優しく
なれるでしょうから。
┗■ 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
└────────────────────────────————
京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
を行っています。
「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
年の社会的自立を支援しています。
☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00
※祝日・年末年始を除く
来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│専用電話:075-531-5255
│専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp
└────────────────────────────┘
★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
080-2538-3036(月・火・木・金 10:00〜16:00)
アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
0771-51-2434 (火・水・木・金 10:30〜16:00)
★★★ 山城地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい(宇治市)
0774-32-6187 (水・木・金・土 11:00〜16:00)
★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
NPO法人まごころ(綾部市)
0773-40-2556 (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第74号はい
かがでしたでしょうか?
今回のリレーコラムは NPO法人 まごころ 中澤 あすかさんに
原稿を寄せていただきました。
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
┃
┃○ 記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|