ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第72号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第72号:2013年3月26日発行


 □  こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第72号です。
 
  近頃は暖かくなってきました。
  桜もそろそろ咲きはじめています。
  春ももうそこまでやってきていますね。
   
  ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
  の支援情報をお届けしています!

    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
  (家庭支援総合センター 三宅 小百合)

 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。


┗■ 2.リレーコラム

  「1(あなたの考え)+1(私の考え)=2以上」って算数ではないですね

   家庭支援総合センター 三宅小百合

  「ひきこもり」って表現は好きではないし、ちょっと違うとも思ってます。

  社会の大人たちが「定義」といって決めている言葉の一つだけど、そんな

  ことにとらわれなくていいのではないでしょうか。

  「エネルギー補給」という感じではないでしょうか。

  どんな人にもエネルギー補給は必要でしょう。
  
  きっと、外へ出てとても疲れたり、大きなショックを受けたり。

  あまりにもパワーの消費が激しかったのではないでしょうか。

  疲れたから戻ってきた、それは自然に、そしてよくあることではないで

  しょうか。

  しっかりエネルギー補給して、さあ、次の目的地に向かって飛び立ちま

  しょう。

  必要なのはエネルギーだけだったでしょうか?

  どこかケガはしていませんか。飛び立つための羽は準備できましたか。

  飛び立つための羽が傷ついていたら飛べないから、その時は治療が必要。


  心や気持ちや考えがしょんぼりしすぎて、食べることや寝ることができ

  なくなっていたら、お医者さんの助けが必要。

  そして、エネルギー補給が完了しても、飛び立つ羽の準備ができても、

  飛び立つ方向を見失ってたら飛び立てない。

  自分でやることを決められてなければ、目的や目標が決まってなければ

  進めない。

  自分だけでは見つからない、そんな道、目的、目標もあるかもしれない。

  そんな時は家族に、友だちに。「他のだれかさん」でもかまわない。

  一緒に探せばいいのではないでしょうか。

  家族には相談しにくい?それは距離が近すぎるから?

  心配してくれてるのが、よくわかっているから?

  友だちにはどうだろう?懐かしい顔、懐かしい声。

  相談したら、きっと暖かく迎えてくれるはず。

  「他のだれかさん」というのはどうだろう?

  その役割を私たち、’チーム絆’にさせてもらえないでしょうか。

  ’チーム絆’は「だれかさん」でありたいと思ってます。

  そして、探し当てたら、決めるのは自分自身。だれかの人生じゃない、

  自分の人生だから。自分で決めていい。

  そもそも、こんなこと言ってる私自身、いろいろ失敗ばかりだし、目的も

  目標も定まってない。ドジばっかり、しかられることもしばしば。

  毎日、流されつつも一所懸命に生きているだけ。価値があるとかないとか

  関係ないし、わたしはわたし。

  あんまり偉そうなことは言えないなぁ、としみじみ感じています。

  偉いことは言えないけど、一緒に考えることができます。

  算数で「1+1=2」って習ったけど、あなたの考えが‘1’で、私の考え

  が‘1’として、「1+1=2以上」にできないかな。

  きっと価値ある‘2以上’に。

  
┗■ 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    080-2538-3036(月・水・木・土 11:00〜17:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:00〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第72号はい
  かがでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは 家庭支援総合センター 三宅 小百合さんに

 原稿を寄せていただきました。
   
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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