ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第61号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第61号:2012年3月27日発行


 □  こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第61号です。
 

      暖かくなったと思ったらまた冷え込んだり、晴れていると思ったら急に

 雨が降って、そして数分後には快晴なんてこともある、とても天候が移り

 やすい季節ですね。

  
  人の心は人によって全然違いますが、誰しも雨のような気分になることは

 ありますよね。


  けれど、湿った空気も雨が降った後はカラッと澄み渡るように、きっと

 その次に待っているのは、晴れなんだと思います。
  
  
  そして笑ったり泣いたりを繰り返したり、普段では何の意味もないと思う

 様なことでも、心を落ち着けてゆっくり振り返ってみると、何か感じるものも

 あるのではないかと、そう思います。

    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
  (京都府 家庭支援総合センター 相談・判定課 山口技師)

 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。




┗■ 2.リレーコラム
    < 家族と話していて思うこと >
 ( 京都府 家庭支援総合センター 相談・判定課 山口技師 )
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  堅い話をすることは苦手なので、普段の相談で感じていることをありのまま

 書いてみたいと思います。良ければお付き合いください。

  
  ひきこもり相談を担当していますと、最初にお話を聞かせていただくのは大抵

 お父さんやお母さん等の家族ということになります。そこから本人への家族との

 協働支援が始まる訳ですが、その取り組みの中でいろいろなことが起こります。


  家族が最もよくおっしゃるのは、「「こうすれば良い」と頭ではわかっているけど、

 実際にはできない」ということです。私達が何か提案するまでもなく、家族自身が

 本人への対応として「こうすれば良い」というものを持ってらっしゃることが多々

 あるのです。

 
  それでも、これまでの本人との関係性等が影響して「できない」ようです。なので、

 面接場面では、お父さんやお母さんがよく「あかんなぁって思いながらも言うてもう

 たんです…」と自己反省されることが少なくありません。


  そういう家族の姿を見て、私はいつもそこに「人間らしさ」を感じます。その

 「人間らしさ」はすごく大切なものだと思いますし、そうやって悩む家族が少しでも

 楽になれるように私達も一緒に悩んでいきたいと思います。 



┗■ 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘

 ☆☆☆ 地域版チーム絆 ☆☆☆

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人京都教育サポートセンター(中京区)
    075-241-9188  (火・水・金・土  11:00〜16:00)
            ※出張相談(毎週木曜日・予約制)乙訓総合庁舎(向日市)

   NPO法人インホープ (下京区)
    075-352-0557  (水・木・金・土  13:00〜19:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:00〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

   NPO法人夢街道国際交流子ども館(木津川市)
    0774-26-0271  (月・火・水・木  10:00〜15:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    ※出張相談(第一・第二月曜日・予約制) 
                     福知山総合庁舎(福知山市)
                     舞鶴総合庁舎(舞鶴市)
                     宮津総合庁舎(宮津市)
                     峰山総合庁舎(京丹後市)


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第61号はいかが
 でしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは家庭支援総合センター相談・判定課の山口技師
   に原稿を寄せていただきました。

  自分の中に「こうすべき」という答えがあったとしても、それを実行
 するのは意外に難しいことだと思います。

  私も、ダメだと分かっているのに、どうしてもその選択をしてしまい、
 後で後悔する、ということがよくあります。

  当然のことですが、自分を本当に客観視するなどということは、ほと
 んど不可能といっても良いのではないでしょうか。

  誰かと支え合って初めて、人は本来の力を発揮できるのだと、そう思
 います。

  気付けばもう年度末。あっという間の一年でしたが、このメルマガを
 通じていろんな方の経験や考え方を教えていただくことが出来、非常に
 ありがたいという気持ちで一杯です。

  それでは皆様、どうぞ来年度もよろしくお願いいたします。

  
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