ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第58号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第58号:2011年12月28日発行


 □ こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第58号です。

      近頃はめっきり寒くなり、お風呂に入るのがとても幸せです。普段は
 シャワーだけで済ますことがほとんどなのですが、京都の寒さは流石で
 した。

  実はこの冬2度目の風邪をひいてしまいましたので、今後このような
 ことのないよう、一人用の土鍋を買って、毎晩水炊きやもつ鍋でもって
 身体を温めることを計画中です。

  これから数ヶ月は、雪の積もる地域も多いと存じますが、皆様
  体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

 
 
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
 (京都府 府民生活部 青少年課 足立主事)
                         
 3.イベント等情報

 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。



┗■ 2.リレーコラム
    「人間ってすばらしい」
 ( 京都府 府民生活部 青少年課 足立主事)
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  京都府でひきこもり支援に携わるようになり、ひきこもり支援の最前線

 で活躍される皆様方のお話を伺うことができるという、非常に幸運な機会

 を得て、この1年、様々なことを感じました。
  
 
      「ひきこもり」という状態の意味は、「ひきこもり」という言葉ほどに

 は、世間に浸透していないという話がよくされています。これには行政に

 よる情報発信が不足しているという問題もあるかと存じますが、間違った

 知識による偏見というものは、非常に厄介な存在だと感じます。

  
  実際、ひきこもりとニートの違いについて、正しく理解している方が、

 一体どの程度いらっしゃるのでしょうか。これまでの私の経験から推考す

 るのは些か失礼ではあるかと存じますが、それほど多くはないのではと思

 います。


  中でも特に危険な偏見は、ひきこもる人間は怠け者なのだ、というもの

 でしょう。

  
  私にも、ひきこもりを経験した友人が居りました。その友人は、高校生

 の頃から家庭の環境が悪化し、紆余曲折を経ましたが、結局学校には行か

 なくなり、自分の部屋にひきこもる日々を過ごしていました。


  しかし、その後回復した彼も、当然のことながら単に怠けていたのでは

 ありませんでした。それどころか、自分の周りを取り巻く環境、そして自

 分自身との攻防で精一杯だったのだと思います。そこには途方もない負荷

 が発生し、それに立ち向かうだけで彼のエネルギー容量を超えてしまった

 のでしょう。


  簡単に言えば、その人の持つエネルギーよりもその人にかかる負荷が大

 きいとき、人が動けなくなるのは全く不思議な事ではなく、むしろ当然の

 ことなのだと思います。


  そんなときに必要なのは、まず環境を整えたり、自分の考えを整理する

 等によって負荷を減らすことだと思います。しかし、負荷を減らすにもエ

 ネルギーが必要だというのに、そんな余裕は無い状況な訳ですから、周り

 の方々のサポートによって、こうした変化を与えたり、又は活力を回復さ

 せられる取り組みが重要なのだと思います。

  
  地域の関係性が希薄化しているといわれる中で、私が何より驚いたのは、

 こうしたサポートに日頃から取り組み、青少年の支援のために全力で行動

 されている方々が京都府には本当に数多くいらっしゃるのだということで

 す。

  
  ストレスの多くが人間関係から生じ、人間関係の挫折が、人への猜疑心

 に変わるのだとすれば、こうした方々の存在は、それだけで青少年にとって

 支援者であると同時に希望であり、かけがえのない存在なのだと感じます。


  私自身、少しでも人の役に立ちたいと考え、公務員を志しましたが、少し

 でも皆様に追い付けるように、そして少しでも皆様の活動のお手伝いができ

 るように、日々、精進していこうと思っています。
 
  


┗■ 3.イベント等情報
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 ◎たんば・しもやま・まなび座さんからのお知らせ

 <“青少年の社会体験活動支援事業”みんなで作るサッカー体験>

 □趣  旨:“11対11、フルコート、30分ハーフ(休憩10分)”
       で2試合を行います。(コートの設営等も自分たちでします)

 □集合日時:平成23年1月27日(金)11:30

 □集合場所:恒河沙母親の会事業所
          京都市上京区中立売通千本東入る田丸町329−3
              
 □開催時間:13:30〜16:30
         (雨天時には11:30の時点で中止決定)

 □会   場:山城総合運動公園
          宇治市広野町八軒屋谷

 □参 加 費:無料

 □募集人数:事前予約制・20名程度
   
【問い合わせ・申し込み】
  
 《特定非営利活動法人 恒河沙母親の会》
     
  〒602−8288 京都市上京区中立売通千本東入る田丸町329−3

  TEL:075−414−4192

  URL http://gougasya.s11.xrea.com/ 



 ◎ファーストステップ・ジョブグループさんからのお知らせ

 ファーストステップ・ジョブグループ勉強会
  <「ひきこもり」に対しての家族の対応を学ぶ連続講座>
 
 ※第1回(2011年6月11日)第2回(2011年6月25日)につづいての講座です。
   第1回、第2回に参加されなかった家族の方も、どうぞご参加ください。


 □プログラム
  ●第3回 ・「今できる行動」を認める、「今できる行動」を創る
        ・今ひきこもりのままでできる「仕事」の創出
        ・「仕事」行動を成立させるためにどのような環境を創っていくか 

  ●第4回 ・「ファーストステップ・ジョブ」の成立(個別的、具体的に)
        ・個々の家庭から仲間家族へ、次のステップに向けて

 □日  時 
  ●第3回 2012年1月21日(土)午後1:30〜4:00

  ●第4回 2012年1月28日(土)午後1:30〜4:00

 □会  場 立命館大学衣笠キャンパス 学而館
         ※第3回は2階・第2研究室、第4回は2階・第1研究室

 □講  師 上田 陽子 先生(FSJG代表・立命館大学客員研究員)
         協力スタッフ:FSJGメンバー
       
 □対  象 家族の方(ひきこもりの子をもつ親御さん)

 □定  員 20名 ※定員になり次第締め切らせていただきます。

 □参 加 費 無料 

 【問い合わせ・申し込み】

  《ファーストステップ・ジョブグループ事務局》

  TEL:090−9253−7052

  E-mail:yyn-yoko@kcn.ne.jp 



┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
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 ☆☆☆ 地域版チーム絆 ☆☆☆

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人京都教育サポートセンター(中京区)
    075-241-9188  (火・水・金・土  11:00〜16:00)
            ※出張相談(毎週木曜日・予約制)乙訓総合庁舎(向日市)

   NPO法人インホープ (下京区)
    075-352-0557  (水・木・金・土  13:00〜19:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:00〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

   NPO法人夢街道国際交流子ども館(木津川市)
    0774-26-0271  (月・火・水・木  10:00〜15:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    ※出張相談(第一・第二月曜日・予約制) 
                     福知山総合庁舎(福知山市)
                     舞鶴総合庁舎(舞鶴市)
                     宮津総合庁舎(宮津市)
                     峰山総合庁舎(京丹後市)


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第58号はいか
 がでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは、私、京都府府民生活部青少年課の足立がコラム
 を書かせていただきました。
  
  先達の皆様の前で拙い文章を晒すことに対し、非常に恥ずかしく感じる
 ところがありますが、ひきこもり支援に携わる行政の人間として、正直な
 気持ちを綴ったつもりです。

  今年もいろいろあったなあ、と思うのは毎年のことですが、特に今年は
 忘れられない年になりました。

  皆様にとって来年が良い年でありますように。

  ありがとうございました。
  
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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