ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第55号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第55号:2011年10月26日発行


 □ こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第56号です。

    近頃は心地の良い秋晴れが続いていますね。

  1年で一番過ごしやすい時期かもしれません。

  ただ、まだまだ寒暖の差は激しいようですので、皆様お身体には普段

 以上に気を遣っていただきたいと思います。

  さて、来る10月29日(土)から11月6日(日)まで、国内最大

 の文化の祭典「第26回国民文化祭・京都2011」が開催されます。

  全国から多くの方々が京都に集まる国民文化祭では、府内全域で

 約70の文化イベントを開催いたしますので、是非、皆さんにもこの

 文化の祭典を楽しんでいただければと思います。    


 
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
   (「チーム絆」ほっこりスペースあい 平本 さん)  
 
 3.イベント等情報

 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。



┗■ 2.リレーコラム
    「急がば回れ 〜先を急がず 自分と向き合う 時間を大切に〜」
 ( 「チーム絆」ほっこりスペースあい 平本 さん)
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  人は自分の限界を超えるような困難やつらさに直面した時、その場に身
 
 を置くことに耐えられなくなり、自分を守るための場所に避難したくなります。
 
 
  親や家族などが心配して、いろいろと声をかけていると(刺激を与えて

 しまっていると)それを自分に対する非難ととらえてしまい、親と顔を合

 わせることや会話することを避け、自分を守るために避難場所から出て来

 なくなります。

 
  さらに親や家族からの非難が続き、それに耐えられなくなると 暴力が始まって

 しまう場合もあります。

    
  親や家族が自分を非難しなくなり、見守ってくれるようになると、疲れ

 た体を休めるように“心を休める”ことが出来るようになっていきます。


  やがて“自分と向き合い始める”ことが出来るようになり“心のしこり”

 (疲れ・傷)をほぐす作業を、時間をかけて始め出します。本人は、家族と

 顔を合わせることを避けながら、家族が寝しずまった時間や、また家族が

 出掛けた昼頃に起きだしたりしながら、ゲーム等に(一見)熱中しながら、

 自分の内面との対話を続けていきます。—これを“蚕が蝶になるためのさ

 なぎの時期”という心理臨床家もいます— 
 

  やがて、身体の熱が引いて行くように、心のしこりも薄皮をはがすよう

 に、徐々に軽くなっていきます。その時期に自分の辛かった思いなどを話

 し始めたりもします(たまっていたものを吐き出さないと前に進めません)。

 
  そして、少しずつ行動化が始まります。夜、外へ散歩に出掛けたり、コ

 ンビニ等に買い物に出掛けたりするようになることもあります。そのため

 にお風呂に入るようになってきたりもします。やがて家族の居る場所に出

 てきて、会話を交わすようになってきます。


  しばらくすると、自分のペースで、自分の歩み(自立)を進めていくよ

 うになっていきます。

  
  
  コミニュケーション不全の方の場合は、それぞれに適した対応も合わせ

 て必要となりますので、府家庭支援総合センターや、保健所の精神保健福

  祉士など、専門の方とご相談することも大切だと思います。



┗■ 3.イベント等情報
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 ◎NPO法人 恒河沙母親の会さんからのお知らせ

 “社会体験活動支援事業”<Let's Enjoy テニス>

 □趣 旨:普段一人では出来ないような経験を積める活動の一環として
      テニス教室が催されます。
      
 □集合日時:平成23年10月28日(金)
       恒河沙母親の会事業所
       京都市上京区中立売通千本東入田丸町379−3
              午前11時集合

 □開催時間:午後1時から午後4時30分 

 □会 場:京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)

 □参加費:無料
   

 “社会体験活動支援事業”<お寺の掃除をしようよ>

 □趣 旨:お寺の掃除を通して普段取ることのできない汚れを取るのと
      同時に心の汚れも取りましょう。月日がたって汚れきってし
      まった道具も、磨き続けることによって少しずつ輝くかもし
      れないように、あなたもまた輝きますように、、、。

 □掃除日:11月12日(土)

 □集合場所:恒河沙母親の会事業所
       京都市上京区中立売通千本東入田丸町379−3
       午前11時集合

 □開催地:滋賀県大津市松本2−10−10 安養寺

 □対象者:ひきこもりをされている方等で外に出て社会体験をしてみた
      い方

 □参加費:無料


【上記2つの事業のお問い合わせ・申し込み】
  NPO法人 恒河沙母親の会
  
  TEL&FAX 075−414−4192

  ※申込の際は上記連絡先まで一度お電話ください。
  (予定は変更となる場合がございます。)


┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘

 ☆☆☆ 地域版チーム絆 ☆☆☆

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人京都教育サポートセンター(中京区)
    075-241-9188  (火・水・金・土  11:00〜16:00)
            ※出張相談(毎週木曜日・予約制)乙訓総合庁舎(向日市)

   NPO法人インホープ (下京区)
    075-352-0557  (水・木・金・土  13:00〜19:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:00〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

   NPO法人夢街道国際交流子ども館(木津川市)
    0774-26-0271  (月・火・水・木  10:00〜15:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    ※出張相談(第一・第二月曜日・予約制) 
                     福知山総合庁舎(福知山市)
                     舞鶴総合庁舎(舞鶴市)
                     宮津総合庁舎(宮津市)
                     峰山総合庁舎(京丹後市)


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第56号はいか
 がでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは、「チーム絆」ほっこりスペースあいの
 平本 さんに原稿を寄せてもらいました。
  
  自分のことをじっくり考えて、良い方向性を見出す、という作業は
 心を落ち着けてこそ出来るものなのかもしれません。

  だとすれば、そうした環境をつくっていくための取り組みを進めていく
  ということが、何よりも大切なことなのかもしれないと感じました。 


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┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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