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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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┃ −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−
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第54号:2011年8月25日発行
□ こんにちは。
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第54号で
す。
一雨来た後、少しだけ涼しくなってきたような気がしますが、皆様い
かがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目で空調の温度調節も難しい時期ですし、体調には普段
以上に気をつけないといけませんね。
ただ、こうした季節だからこそ、木陰から見上げる光に透ける緑の
美しさや、朝起きて、窓の隙間から入ってくる風の心地よさといった、
普段は意識することの出来ない喜びを感じています。
それは本当に小さな喜びですが、それだけで一日一日を少し楽しく
過ごせるような、そんな気がしています。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2. リレーコラム「声かけのタイミング」
(アウラ学びの森 知誠館 北村真也 先生)
3.イベント等情報
4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報をお届けします!
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
お届けしています。
メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
います。よろしければ、ご覧ください。
□「インターネット相談」をご利用ください!
相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
してみてください。
○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
時間:24時間いつでも受け付けています。
┗■ 2.リレーコラム「声かけのタイミング」
(アウラ学びの森 知誠館 北村真也 先生)
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子どもが学校へ行かなくなり始めた時、親は何とかして学校へ行かそう
とします。でも、たいていそれはうまくいきません。そのうちお腹が痛く
なったり、頭が痛くなったり、あるいは熱が出たりして身体的な反応が出
てきます。子どもは何とかして、学校へ行かなくてもいい状況を作り出し
たいわけです。親とは気持のベクトルが全く逆なのです。
ところがそんな子どもの気持ちも、やがて学校へ行かなくてもいいこと
が保障されると少しずつ変化し始めます。もう学校へ行かないことにエネ
ルギーを注ぐ必要がなくなるからです。それからは、次第に時間を持て余
すようになります。朝起きてから、何もやることがないのです。テレビな
んかも夕方以降ぐらいしか見たい番組はありません。そこでネットを使っ
て、youtube上にある動画を見たり、ゲームをしたりすることで時間を
つぶすようになっていくのです。
そのうち、生活のリズムが乱れ出す子どももいます。昼頃に起きてきて
朝方に寝る。それは時間を持て余す昼間を睡眠で消費したいのか、あるい
は学校へ行っていない時間帯に誰かと会うことを避けたいのか、彼らは夜
型の生活を送る傾向にあるのです。
そんな生活を送りながらも、彼らは決してこの生活に満足しているわけ
ではありません。これまでのこと、そしてこれからのこと、彼らの頭の中
では様々な葛藤がうごめいています。自信の無さ、将来に対する不安、ど
うしていいかわからない混沌とした思い…。そんな気持ちの中で彼らは日
々の生活を過ごしているのです。
だから「タイミング」があるのです。再び動き始めるタイミング。彼ら
が今の自分に満足していないからこそ、何か新しい方向性や進むべき道が
見え始めると動き始める可能性があるのです。そしてその「タイミング」
を見つけるためにも、子どもとの関係性が大事になってきます。そこに良
好なコミュニケーションがあって初めて、この「タイミング」が見えてく
るのです。
┗■ 3.イベント等情報
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◎親子支援ネットワーク♪あんだんて♪さんからのお知らせ
<子育ての悩みを分かち合う 子育てシンポジウム
「子どもたちがハマるゲーム・パソコン・ケータイを考える」>
□趣 旨:「ぱそこんる〜む123」主宰、財団法人インターネット協会認定
インターネット利用アドバイザー
竹内 義博さんをお招きしてお話を伺います。
□日 時:9月4日(日)午後1時30分〜午後4時30分
□場 所:アスニー山科 生涯学習センター研修室
京都市山科区竹鼻竹ノ街道町92番地ラクト山科C棟2階
□定 員:60名
□参加費:会員1000円 一般1500円
学生・子ども 無料(会員のご家族は会員扱いとなります)
【お問い合わせ・申し込み】
親子支援ネットワーク♪あんだんて♪
TEL:075-595-8255
┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
を行っています。
「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
年の社会的自立を支援しています。
☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00
※祝日・年末年始を除く
来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
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│専用電話:075-531-5255
│専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp
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☆☆☆ 地域版チーム絆 ☆☆☆
★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
NPO法人京都教育サポートセンター(中京区)
075-241-9188 (火・水・金・土 11:00〜16:00)
※出張相談(毎週木曜日・予約制)乙訓総合庁舎(向日市)
NPO法人インホープ (下京区)
075-352-0557 (水・木・金・土 13:00〜19:00)
アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
0771-51-2434 (火・水・木・金 10:00〜16:00)
★★★ 山城地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい(宇治市)
0774-32-6187 (水・木・金・土 11:00〜16:00)
NPO法人夢街道国際交流子ども館(木津川市)
0774-26-0271 (月・火・水・木 10:00〜15:00)
★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
NPO法人まごころ(綾部市)
0773-40-2556 (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
※出張相談(第一・第二月曜日・予約制)
福知山総合庁舎(福知山市)
舞鶴総合庁舎(舞鶴市)
宮津総合庁舎(宮津市)
峰山総合庁舎(京丹後市)
▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第54号はいか
がでしたでしょうか?
今回のリレーコラムは、アウラ学びの森 知誠館の北村真也先生に原稿
を寄せてもらいました。
何かしたいと思っているのにどうしていいか分からない、そんなときに
そっと手を貸して貰えると、とっても嬉しくなりますよね。
日々子どもたちと心で接しているからこそ、そういったことが見えてく
るんだなぁと感じました。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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