ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第51号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第51号:2011年5月24日発行


 □ こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第51号で
 す。

   新緑がまぶしいこの頃ですが、生き物たちも繁殖期のようで、街中で
 ひな鳥をよく見かけるようになりました。

  親鳥にえさをねだったり、一生懸命追いかけたりしている姿が微笑ま
 しく、眺めることが日々の楽しみになっています。

    決して無理にというわけではありませんが、もし、このメルマガの読
 者に、長年家の中にとどまっておられる方がいらっしゃるようなら、
 この機会に、外を眺めてみるのもいいものですよ。

 
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2.リレーコラム「ひきこもり支援の困難性」
  (京都府青少年課 職員 堀川 幸絵)  
 
 3.イベント等情報

 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。



┗■ 2.リレーコラム「ひきこもり支援の困難性」
     (京都府青少年課 職員 堀川 幸絵)     
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  ひきこもり初期段階にある青少年支援「チーム絆」は、この4月から、
 京都府青少年課から家庭支援総合センターに移転し、臨床心理士や精神
 保健福祉士などの専門スタッフが、より高度な支援を行う体制を組みま
 した。

  私は、昨年度一年間、青少年課で「チーム絆」のメンバーとして、
 ひきこもり支援に携わってきましたが、ご本人やご家族の真摯な思いに
 寄り添いながら、ひきこもりという状態像について、十分なご説明をす
 ることがとても難しく、毎日、力量不足を痛感したものです。

  移転により、今年度から「チーム絆」のメンバーから外れたため、あ
 らためて、ゆっくりこの一年間を振り返ってみたところ、ひきこもり支
 援の難しさは、次の2点の要因に由来するのではないかと、思い至りま
 した。

  1点目の難しさは、ひきこもりが多様な原因を含む「状態像」だとい
 うことです。

  厚生労働省の「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」でも、
 ひきこもりの原因の三分類が、紹介されています。
http://www.ncgmkohnodai.go.jp/pdf/jidouseishin/22ncgm_hikikomori.pdf

 ?精神障害(統合失調症、気分障害、不安障害など)
 ?発達障害(広汎性発達障害、知的障害など)
 ?パーソナリティ障害、身体表現性障害など

  これらの原因を見分けることは、ご本人やご家族にとって、大変難し
 いことです。もちろん、否認の気持ちも働きます。

 ?であれば、早急な薬物療法が必要とされます。
 ??であれば、精神療法的アプローチや生活・就労支援が必要とされます。

  これ以外に、思春期の「自分探し、自分作り」が煩悶を生み、ひきこ
 もりを生じさせることもあります。
  この場合、十分にひきこもって、孤独な内的作業を行うことが、大き
 な心的成長に繋がることがあります。

  このように、ひきこもりの原因によって、ベストな対処法は異なるの
 です。

  2点目の難しさは、ひきこもりがご本人の意思によるため、支援者が
 安易にその意思に反して、ご本人にお会いしにくいことです。

  したがって、ご家族からのお話だけで原因を推測し、対応法を模索し
 なければならないことが多々あります。

  ひきこもり支援はそもそも、最適な支援手段を選択しにくい特性を内
 包しているのです。

  このようなひきこもりを巡る困難な環境のなかで、「チーム絆」の支
 援者たちは、日々悪戦苦闘しています。

  家庭支援総合センターへの移転を機に、より高度な支援が行えるよう
 体制の充実を図り、また、職員も一歩一歩ですが、ひきこもり支援のス
 キルの向上を図っています。

  どうか、息長い目で、我々の取り組みを見守っていただきますよう、
 心からお願い申し上げます。  



┗■ 3.イベント等情報
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 ◎NPO法人あったかサポートさんからのお知らせ

 <対談「もうひとつのキャリア教育と就活」>

 □趣 旨:ジェンダーと自己責任論の視点から現行のキャリア教育のあ
      り方について検証

 □日 程:6月5日(日)15:00〜17:00
 
 □参加費:100円

 □場 所:同志社大学 臨光館201教室

 □対談者:川口 章 (同志社大学政策学部教授)
      筒井 美紀(法政大学キャリアデザイン学部准教授)

 詳細はこちら
 http://blogs.dion.ne.jp/attaka33/archives/10141864.html

 【お問い合わせ・申し込み】
  NPO法人あったかサポート
   TEL:075-352-2640



 ◎ファーストステップ・ジョブグループさんからのお知らせ

 <ひきこもり当事者本人に対しての家族の対応を学ぶ連続講座>

 □趣 旨:同じような悩みを抱えるグループメンバーと体験を共有しな
      がら、親自身の対応を考える勉強会

 □日 程:第1回 6月11日(土)13:30〜16:00
           立命館大学衣笠キャンパス 敬学館 252教室
          
      第2回 6月25日(土)13:30〜16:00
           立命館大学衣笠キャンパス 敬学館 232教室

 □対 象:ひきこもりの子どもをもつ親御さん             

 □費 用:無料

 □講 師:上田 陽子(ファーストステップ・ジョブグループ代表
            立命館大学客員研究員)       

 □定 員:20名

 【お問い合わせ・申し込み】
 ファーストステップ・ジョブグループ事務局
   TEL:090-9253-7052



┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
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 ☆☆☆ 地域版チーム絆 ☆☆☆

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人京都教育サポートセンター(中京区)
    075-241-9188  (火・水・金・土  11:00〜16:00)

  NPO法人インホープ (下京区)
    075-352-0557  (水・木・金・土  13:00〜19:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:00〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

   NPO法人夢街道国際交流子ども館(木津川市)
    0774-26-0271  (月・火・水・木  10:00〜15:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    ※出張相談(第一月曜日・予約制)中丹広域振興局(舞鶴市) 
                    丹後広域振興局(京丹後市)



 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第51号はいか
 がでしたでしょうか?

  季候が良くなり、ひきこもり関連のイベントも増えだしてきています。
 時機を逃さずご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いいたし
 ます。

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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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