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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン
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第46号:2010年12月28日発行
□ こんにちは!
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第46号で
す。
今年もとうとう幕を閉じる時期となりました。皆さま、この一年、い
かがお過ごしでしたか。
人生には、経済上、健康上、人間関係上の波があるようです。
今年、良好だった方には、引き続き、凪いだ状態が続きますように。
今ひとつだった方には、来年の上昇気流を、心からお祈り申し上げます。
それでは、今号もご愛読ください。
▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼
1.はじめに
2.リレーコラム「見透かされているということ」
(NPO法人ノンラベル「チーム絆」精神保健福祉士 佐川ひとみさん)
3.トピック「年金確保法案」の動向
4.イベント等情報
5.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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┗■ 1.はじめに
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□ ひきこもり支援情報をお届けします!
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
お届けしています。
メルマガの発行は、毎月第4火曜日です。
よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。
□ バックナンバーはポータルサイトで!
「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
(http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
います。是非ご覧ください!
□ 「電話相談」「インターネット相談」をご利用ください!
相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、電話相談を利用してみてく
ださい。
○ 電話相談
精神保健福祉相談員等がお答えします。
電話:075−531−5255
開設時間:月曜日から金曜日(祝日を除く)
9時から12時、13時から16時
○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
時間:24時間いつでも受け付けています。
┗■ 2.リレーコラム「見透かされているということ」
(NPO法人ノンラベル 佐川ひとみさん)
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自分が静止した状態でいると、動いている人たちのことがよりはっきり
見えます。いい部分も悪い部分もくっきり見えます。
そして、精神状態が良くない方は、それをネガティブな思考へ繋げてし
まいがちになります。
社会の矛盾、適当さ、ずるさ、ごまかしはひきこもられている方々には
すべて見透かされています。それが社会へ踏み出す時、大きな足止めにな
ってしまっていると思います。
理解したい相手と向き合う時、自分自身に不満やイライラが溜まってい
るとゆがんだ反応しかできません。
つらい経験は生きていればどんな人でもそれぞれ経験しているので、受
け入れる精神状態であれば、ちがう悩みや痛みでも共感することができる
のではないかと思います。
「根性」がないから仕事をすぐやめてしまうんでしょうか。
やめたくなくても矛盾が激しいことにたくさん気づいてしまうと「根性」
が萎えてしまいます。振り絞ろうにも気持ちの「核」が萎えると、自分自
身では、どうにもなりません。
「どうせ自分は会社にとって使い捨て」「ここにいてもずるくて嫌な人ば
っかり」と思うときは誰しもあると思います。
一口に「甘えてる」って言いきっていいんでしょうか。
その場所に居て、これから先の自分がどうなるか、が見えてきたときに
希望がなかったら、その場所に居たくないと思って当然だと思います。
一度社会に出て、その矛盾にもまれて生活し始めると、そこに基準が決
まってしまいますが、違う見方からすると理不尽なことや、納得いかない
事だらけです。
今まで私は理解したい相手と会話する時、一般的な反応を自動的にして、
それで「私は正しい対応をした」と思っている事があったのですが、それ
は間違いでした。
「必死」で生きていると、すごくたくさんのものを逃してしまいます。
理解したい相手と向き合う時の為に、一番にご自身の心と体を大切にして
自分のためのリラックスできる時間を過ごしてください。
これを書いている自分自身がゆとりや落ち着きがないので、なんだか書
いていて落ち込んできてしまっているのですが、意識することから始めた
いと思います。
┗■ 3.トピック「年金確保法案」の動向
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ひきこもりの背後に、疾病や障害がかくれていることは、時折、あり
ます。
そんな時、経済的な保証となる「障害者年金」は、大切な存在です。
ただ、20歳から納付義務が生じる年金は、月々の納付額が低額とは言
い難いことや、免除や猶予の制度を知らないために、中には、放置され
ている方もおられるようです。
放置していると、「障害者年金」の受給資格を失いますので、注意し
ましょう。
今般の臨時国会で、放置されている年金を遡及納付できる「年金確保
法案」が継続審議になりましたが、この法案の内容について、お知らせ
します。
□法案の名称
「国民年金及び企業年金等による高齢期における所得の確保を支援す
るための国民年金法等の一部を改正する法律案」
□対象保険
国民年金の未納保険料
□事後納付期間
現在の2年から10年に延長
□時限期間
3年間の時限措置
詳細は厚生労働省HP
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/dl/174_07a.pdf
┗■ 4.イベント等情報
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◎NPO法人京都オレンジの会さんからのお知らせ
<「ネットいじめ」監視・通報モニター参加青少年募集>
□趣 旨:「ネットいじめ」という社会問題が青少年の心を傷つけること
を防止するため、学校裏サイト等をパソコン・携帯電話等にて
監視・通報するためのモニターを募集。
□日 程:12月1日〜2月28日の中から、参加希望者と調整の上決定
□時 間:午後2時〜4時
□場 所:情報センターISIS京都
□方 法:パソコン・携帯電話等にて学校裏サイトを監視(検索)を行い、
裏サイトを、京都府教育委員会ホームページの「ネットいじめ
通報サイト」に送信
□募 集:若干名
□協力金:参加者には、2000円の調査協力金をお願いします。
詳しくは、
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/event/pdf/bosyu.pdf
【お問い合わせ】
NPO法人京都オレンジの会
TEL:075-752-0289
◎株式会社タナカテックさんからのお知らせ
<ひきこもり者の就労体験>
■日時:1月12日(水)、2月2日(水)
13:00〜17:00
■内容:金属加工・部品製作の作業補助
詳しくは、
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/event/pdf/taiken_tanakatec.pdf
【お問い合わせ】
株式会社タナカテック
京都市南区吉祥院池ノ内町47
TEL:075-681-8741
┗■ 5.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
を行っています。
「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
年の社会的自立を支援しています。
本庁のチーム4名と、府内各地の7団体で行っています。
ご遠慮なく、ご連絡くださいね!
☆☆☆ 本庁チーム絆 ☆☆☆
電話相談:月曜〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜17:00
※祝日・年末年始を除く
来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)
┌────────────────────────────┐
│専用電話:075-414-4304
│専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp
└────────────────────────────┘
☆☆☆ 地域版チーム絆 ☆☆☆
★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
NPO法人京都教育サポートセンター(中京区)
075-241-9188 (火・水・金・土 11:00〜16:00)
NPO法人ノンラベル(南区)
075-921-3088 (月・火・木・金 10:00〜16:00)
NPO法人インホープ (下京区)
075-352-0557 (水・木・金・土 13:00〜19:00)
アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
0771-51-2434 (火・水・木・金 10:00〜16:00)
★★★ 山城地域チーム ★★★
ほっこりスペース あい(宇治市)
0774-32-6187 (水・木・金・土 11:00〜16:00)
NPO法人夢街道国際交流子ども館(木津川市)
0774-26-0271 (月・火・水・木 10:00〜15:00)
★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
NPO法人まごころ(綾部市)
0773-40-2556 (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
※出張相談(第一月曜日・予約制)中丹広域振興局(舞鶴市)
丹後広域振興局(京丹後市)
▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼
ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第46号はいか
がでしたでしょうか?
ご家族や支援者は、ひきこもり者の心を知るとともに、各種の支援制度
にも通じることができれば、いいですね。
来年も、役立つ情報の提供を目指してまいります。皆さま、良いお年を
お迎えください。
「ほっ都マガジン」に関するご意見・ご感想など、読者のみなさまから
のメールをお待ちしています。
是非、下記アドレスまでお寄せください。
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃ (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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┃○ ご意見・お問い合せ:webmaster@kyoto-hikikomori-net.jp
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