ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第11号
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
                第11号:2007年1月22日発行


□ こんにちは!

 ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第11号です。
 ご愛読いただきありがとうございます。


 ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
 の支援情報と、ひきこもりに悩んでおられる本人、ご家族への「安心」
 をお届けしています!


 ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1. はじめに

 2. 支援の現場から 〜支援団体活動紹介〜
    「特定非営利活動法人 京都オレンジの会」

 3. イベント情報

 4. 京都府からのお知らせ

 △▲△▲△▲△▲△▲△▲




┗■ 1. はじめに
 └──────────────────────────── 

□ ひきこもり支援情報をお届けします!

 ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、
 みなさんが常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、
 月刊で記事をお届けしています。

 メルマガの発行は毎月第4火曜日です。
 お知り合いにもぜひ、紹介してあげてくださいね。


□ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを
 掲載しています。ぜひご覧ください!


□ 「電話相談」をご利用ください!

 相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。
 ひきこもりで困っておられるご本人・ご家族の方は、
 ぜひ電話相談を利用してみてください。
 
 ○電話相談(ひきこもり相談支援センター)
  精神保健福祉相談員等がおこたえします。
  電話:075−641−2291
  開設時間:月曜日から金曜日(祝日を除く)
       9時から12時、13時から16時
 
 ○インターネット相談につきましては、平成19年12月をもって、
  一旦受付を終了しておりますので、御了承ください。



┗■ 2. 支援の現場から 〜支援団体活動紹介〜
 └────────────────────────────

□ 今回は京都市東山区で活動されている「特定非営利活動法人 京都
オレンジの会」の取組についてご紹介します。
  「特定非営利活動法人京都オレンジの会」から、紹介記事をお寄せ
いただきました。


 ☆☆☆私たちが考える若者の就労支援☆☆☆

昨年秋、私たちの事務所に一本の電話がありました。私はその電話を取り
一人の三十代前半の若者の相談に耳を傾けました。話の内容は次のような
ものでした。「そちらでは仕事の紹介はしていただけるんでしょうか?」
「残念ながら紹介はしてないんですよ。社会参加のための仕事体験はあり
ますけど。」私が答えると若者はため息をついて「そうですか。」とがっ
かりした様子の後で「実は、僕ホームレスになるかもしれないんです。」
と。彼は明日、会社の面接試験があり、その月にはすでに6回会社に面接に
行き就職ができなかったようです。彼の住んでいるアパートの家賃も3ヶ
月滞納していました。20代はいろいろなアルバイトをしたり、フリーター
として過ごしていたようです。今、彼の働きたいという意志は強く感じま
した。いざ就職という事になると30代にはいってはとても厳しいものがあ
ったのです。「ホームレスになりそうなんです。」という彼の悲痛な叫び
声が頭に残りました。今、若者はどうしているんだろうか——社会に参加
したいのにできない、そんな社会的ひきこもりの若者たちに対する就労支
援のあり方で、私たちが本当に心から望んでいる活動は次のようなもので
す。
「僕、社会に出るのが不安なんです。ひょっとしたらホームレスになるか
もしれないんです。」とそんな若者の声を聞いたら、「すぐにおいでよ、
家族会の協力で作った若者たちの居場所があるよ。良かったら来ないかな、
一緒に鍋を囲みながら君の話を聞きたいね。」と伝えたいです。社会に生
きづらさを感じた若者と一時を過ごし、癒しあうことができれば私たちに
とってこの上ない喜びとなります。また、次のステップアップとして社会
参加するための仕事体験を実践しながら働く自信をつけていける、そんな
場所を提供しています。「みんなで働いて、元気を取り戻そう。」という
想いでスタッフも若者たちもみんな一つの、仲間です。
       
                       特定非営利活動法人京都オレンジの会 (山田)
            http://orange-net.info/kyoto/

 ☆☆☆                ☆☆☆
 
 京都オレンジの会の情報は、
 ひきこもり支援情報ポータルサイトでもご紹介しています。
http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/shien/detail/orange.php

 ☆☆☆

 次回号では「パレットハウス共同作業所」をご紹介する予定です。



┗■ 3. イベント情報
 └────────────────────────────

○ ラカン精神科学研究所からのお知らせ

2月母親教室日程のお知らせ

2月4日(月)AM10:00〜12:00
ラカン精神科学研究所(京都市伏見区深草フチ町)で母親教室を開催しま
す。日々子育てするなかでの疑問、悩みなど話し合い、症例や理論をまじ
えながらアドバイスします。
今、子どもさんに何らかの問題があっても、なくても、安心して自信を持
って、楽しく子育て出来るようにと願いつつ、この教室を毎月開いていま
す。お子さんの年齢に制限はありません。もちろんお父さんの参加も歓迎
です。参加費は500円です。

お問い合わせはラカン精神科学研究所まで 

? 075-644-8126 または 050-1035-4401


○ 京都ひきこもりと不登校の家族会ノンラベルからのお知らせ

アスペ・ノンラベル設立3周年記念講演会のお知らせ

ニキ・リンコさん、2008年2月京都で再び講演決定!

「スルーできない脳—自閉症が疲れる理由」
ニキ・リンコさんが、アスペルガー障がい当事者としてのありのままの生
活と生きづらさ、どんな支援が欲しいか、などについてぶっちゃけトーク
してくれます。

日時:2008年2月2日(土)午後1時30分開場、2時開会、4時30分閉会
場所:KBSホール(京都市上京区烏丸上長者町 KBS京都放送会館3F)
〔第1部〕
「アスペ・ノンラベルの支援と今後の課題」
   講師:田井みゆき(ノンラベル代表)
〔第2部〕
「 スルーできない脳—自閉脳が疲れる理由 」
   講師:ニキ・リンコさん(翻訳家)
定 員:700名(受付順)
参加費:3,000円
申込み:参加を希望される方の氏名、所属、郵便番号、住所、電話番号、
FAX番号を、FAXまたはパソコンメールにてお送り下さい。お申込頂いた方
には詳細案内と、参加費のお振込み案内等を送付いたします。お振込みの
確認ができた方から、受講票を送付しますので、当日受付でご提示下さい。

主催:ノンラベル
後援:日本自閉症協会京都府支部、オンリーワンの会(高機能自閉症・ア
スペルガー症候群及び周辺の発達障害京都親の会)、京都LD親の会たん
ぽぽ、京都ADHD親の会クローバー、京都市、京都府

◆お申込み・お問合せ

〔ノンラベル事務局〕
〒601-8201 京都市南区久世川原町115番地
TEL.075-921-3338 
FAX.075-921-5055
mail:non-label@mist.ocn.ne.jp 




┗■ 4. 京都府からのお知らせ
 └────────────────────────────

○社会的ひきこもり・不登校を共に学ぶシンポジウム

  京都府では「ひきこもり」で苦しんでいる若者や、その家族の方をサポー
 トし、社会全体でこの問題の解決に取り組むため、「社会的ひきこもり・不
 登校を共に学ぶ」シンポジウムを開催します。
  家族に、地域に、教師に、行政に、民間支援団体に何が求められているの
 か、また青少年本人は、何から始めればよいのか。当日は、精神科医の先生
 の講演会や、支援情報の紹介等を行います。
  参加は無料です。定員150名で、先着順で申し込みを受け付けています
 ので、ぜひ御参加ください。

 ☆☆☆参加希望の方は☆☆☆
 【氏名・職業・電話番号】をお書きの上【第1回・第2回いずれを希望する
 か】を明記いただき、FAX(075)414-4303、メール(seisho@pref.kyoto.lg.jp)
 もしくは電話(075)414-4304でお申し込みください。


★社会的ひきこもり・不登校を共に学ぶシンポジウム第1回(北部)★

日時  平成20年1月26日(土) 午後1時〜4時30分

場所  舞鶴市西駅交流センター(JR西舞鶴駅)ホール

定員  150名(要申込・先着順) ※入場無料

内容  詳しくはチラシ
    http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/kyoto/img/symposium.pdf

        をご参照ください。
    ?基調講演「ひきこもりはなぜ『治る』のか?」
     講 師:齋藤 環氏 (爽風会佐々木病院診療部長・精神科医)
    ?京都府における「ひきこもり支援」の取組紹介
    ?民間支援の取組紹介
       ・フリースクール・寺子屋みらいの会(向日市)
       ・聖母の小さな学校(舞鶴市)
    ?不登校・ひきこもり経験者による演劇「折り紙気分」
    ? 民間支援団体等合同説明会(個別説明・資料提供など)


★社会的ひきこもり・不登校を共に学ぶシンポジウム第2回(南部)★

日時  平成20年2月10日(日)午後0時30分から午後4時30分まで

場所  文化パルク城陽大会議室(城陽市寺田今堀・近鉄寺田駅徒歩10分)

定員  150名(要申込・先着順) ※入場無料
 
内容  詳しくはチラシ
    http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/kyoto/img/symposium2.pdf
        をご参照ください。
    ? 基調講演「ひきこもりからの回復 親たちの10ステップ」
     講 師:中垣内 正和氏(水明会佐潟荘副院長・精神科医)
    ? 京都府における「ひきこもり支援」の取組紹介
    ? 民間支援の取組紹介
       ・ NPO法人夢街道国際交流子ども館(木津川市)
        ・ ほっこりスペースあい(宇治市)
        ・ フリースクール・寺子屋みらいの会(向日市)
    ? 民間支援団体等合同説明会(個別説明・資料提供など)


○ ひきこもりを支える家族教室

 生活の中で、ひきこもりの状態にあるご本人への対応に困っていること
 がるかと思います。
 ご家族は、日々悪戦苦闘されながらもなんとか対応の工夫をされている
 ことでしょう。
 「家族教室」では、他のご家族と、今の問題を出し合い、対応へのヒン
 トを得ていただく機会になることを願っています。
 
 講師及び運営は、京都府ひきこもり相談支援センタースタッフが担当し
 ます。
 さまざまな視点、対応・工夫の仕方、考え方のくせなど、ご家族にあっ
 た対応を集団の力を借りながら、見つけて行けたらと思っています。参
 加は無料です。お気軽にご参加下さい!!

 年間のスケジュールはひきこもり支援情報ポータルサイトをご覧ください。
 http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/kyoto/kazoku.php

 開催場所は、京都府精神保健福祉総合センター及び京都府中丹西保健所
 京都府ひきこもり相談支援センター(電話075−641−2291)
 までお問い合せください。



 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第11号は
いかがでしたでしょうか?
みなさんのご意見、ご感想をお待ちしています。

次回メルマガは、2月26日(火)発行予定です。

 △▲△▲△▲△▲△▲△▲



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
┃○発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃   メールマガジンワーキンググループ 
┃    (事務局・京都府府民労働部青少年課)
┃
┃○ご意見・お問い合せ:webmaster@kyoto-hikikomori-net.jp
┃
┃○記事の無断転載・転写・コピー・転送等はご遠慮願います。
┃ 
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
┃配信登録・停止:https://kyoto-hikikomori-net.jp/mail/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━