ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第90号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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                第90号:2014年9月23日発行


 □  こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第90号です。
 
  朝晩は涼しくなってきましたね。気温差があると体調を崩しやすいです。
  体調管理にはご注意下さい。
   
  ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
  の支援情報をお届けしています!

    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
  (京都府家庭支援総合センター 三宅 小百合 主査)

 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。


┗■ 2.リレーコラム

 「私に何ができるだろう」

  京都府家庭支援総合センター  三宅 小百合


  相談を受ける側が「何ができるだろう」なんて言ってたら始まらな
  いとは思いますが、どんなケースの相談でも、いつも思います。

  「何が」というよりも、「まず何を」と考えます。

  相談のお話を聞いていて、似ているような、違うような、それでい
  て過去の例が参考になりそうな…聞きながらいろいろな気持ちが湧
  き上がってきます。

  相談の中身は深刻なものも多く、話されること自体、御本人も御家
  族も、本当は辛いと思います。

  まして、初めてお会いする場合、信頼関係もできあがっていない状
  態では、本当にお話しづらいと思います。

  それでもたくさんのお話を聞かせてくださいます。
  その場の私は「まず何ができるだろう」と精一杯考えます。

  「まず、少しでもホッとしてもらおう。」
  「笑顔を取り戻してもらおう。」
  「今の状況がその方だけの課題じゃない、と安心してもらおう。」
  本当にいろいろなことを考えます。

  私たちがお話を聞くことで、気持ちが少し落ちつけば、その落ちつ
  いた御家族が御本人に接することで、何らかのメッセージが穏やか
  に伝われば…私たちが決め手となる『何か』を持っている訳ではあ
  りませんが、違う誰かの考えに触れていただいて、新しい考えが生
  まれて、それがヒントになって状況が変わることを思い描いていま
  す。

  私たち一人ひとりは、育った環境も、出会った人も、聞いてきた声
  も、全く同じ歩みの人は誰ひとりいないはず。
  感じ方、考え方も全く同じ人なんていないと思っています。

  だからこそ、自分以外の他の意見にも触れてほしい。
  困った時、迷った時には『誰か』に打ち明けてほしい。
  ある種の『相談慣れ』をしてほしいと思っています。

  小さな存在の私、社会を動かす大きなうねりを作りあげることはで
  きません。
  でも、少しずつ丁寧に、身の回りから小さな変化を起こすことに希
  望を持っています。
  過度な期待は少々困りますが、一緒に希望を掲げて目指していきま
  せんか。

  全ての人が傷つかず大切にされる、そんな社会にしていきたいなあ。


┗■ 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    080-2538-3036(月・火・木・金 12:00〜17:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (月・火・水・木  10:30〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第90号はい
  かがでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは 京都府家庭支援総合センター 三宅 小百合
 さんに原稿を寄せていただきました。
   
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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