ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第86号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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                第86号:2014年5月27日発行


 □  こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第86号です。
 
  急に暑くなってきましたね。体調管理にはご注意下さい。
   
  ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
  の支援情報をお届けしています!

    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
  (NPO法人まごころ 日下 恵太)

 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。


┗■ 2.リレーコラム

 当事者から支援する側に回って

 NPO法人まごころ 日下 恵太

 私がひきこもり支援に携わるようになって5ヵ月が経ちました。

 長かったような短かったような・・・・。

 タイトルにあるように「まごころ」に来るまで私は、1年ほどひきこ

 もっていました。

 理由は割愛しますが、2〜3日に一度、深夜に食糧の買い出しへ行く

 以外一切外に出ることはなかったと思います。

 もちろん一緒に遊びに行く友達なんて一人もいませんでした。今でも

 いませんけど・・・・。それでも社会的には外に出れています。

 ひきこもっている人みんなそうだ!とは言えませんが、私は「恥ずか

 しい」という自覚を持っていました。

 そしてひきこもりから脱却しなければという強迫観念を、常に皆さん

 が考えている以上に持っていました。

 ですので表面的には開き直っていましたが、「将来について真剣に考

 えてるのか?」のような話が出た時には激昂していました。

 特に家族に対しては変にプライドを持って接していたと思います。

 では支援する場合どうすればいいのか?

 個人的な意見ですが、余裕のある期限を定めた計画的な有期支援では

 ないかと考えます。

 上述したようにひきこもりから脱却したいとの思いは非常に強いので

 すが、その生活が続けていられている現実もあり、行動を起こせない

 状況が多くあったように思います。

 その行動を起こせるような計画を提示してあげられることがきっかけ

 になるのではないでしょうか。

 それでも脱却出来ない方も多くおられると思います。

 ひきこもり期間が長くなればなるほどその傾向があるのではないでし

 ょうか。

 そのような場合、在宅ワーク・SOHO(パソコンなどの情報通信機

 器を利用して、小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事

 業者)等を勧めるのも1つの手ではないかと思います。

 1〜2年かけてPCスキルを学ぶ必要がありますが、当人にとって社

 会に出ることに比べると比較的簡単なことなのではないかと思います。

 また、外に出る事以外での目標にもなって良いのではないでしょうか。

 最後になりましたが、実際に支援する側にたって感じたことは、皆必

 死に生きようとしているということです。

 色々な表現の仕方がありますが私の語彙ではこの表現が的確です。

 そんな頑張っている方を応援することが私のモチベーションになっています。


┗■ 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    080-2538-3036(月・火・木・金 12:00〜17:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (月・火・水・木  10:30〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第86号はい
  かがでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは NPO法人まごころ 日下恵太さんに原稿を
 寄せていただきました。
   
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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