ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第77号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第77号:2013年8月27日発行


 □  こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第77号です。
 
  暑い日が続いてますね。。
  熱中症には十分ご注意下さい。
   
  ほっ都マガジンでは、毎月第4火曜日、新着情報を中心に、ひきこもり
  の支援情報をお届けしています!

    
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム
  (「アウラ学びの森」 北村 真也)

 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。


┗■ 2.リレーコラム

  不登校になったからこそ出会える世界がある
  -機会開発 Opportunity Development-

  アウラ学びの森 北村 真也

  私たちが初めて出会った不登校の生徒は、今、大学院で社会学の研究を

  行っています。

  その子と出会うことがなければ、私たちが不登校の子どもたちの教育に

  かかわることは、きっとなかったのかもしれません。

  その子は、アウラを卒業したのち、高校、大学、そして大学院へと進み、

  まさに不登校や引きこもりといったことを社会学的な視点から研究して

  います。

  そしてそんな彼は今、私たちが受託している文科省の研究事業を手伝う

  ために、アウラへと再び戻ってきています。

  またある生徒は、不登校経験から高校への進学を断念し、高認受験から

  大学へと進学し、語学の腕を磨いています。大学入学時のTOEFL は、550。

  3回生になった今では、600に届くまでになっています。

  彼女は英語以外にもフランス語、アラビア語を習得し卒業と同時にアメリカ

  の大学で自分の専門性を見極めようと考えているようです。

  さらに、こんな生徒もいます。彼女は不登校になってから、友達との関係

  も疎遠になりだんだん絵の世界にのめりこむようになってきました。

  そして不登校になったことで彼女は、彼女自身の絵の才能を開花させて

  いったのです。

  彼女の才能は、大学の先生たちによって、またプロの芸術家によって評価され、

  彼女自身は自分のキャリアの方向性を見定めていくようになったのです。

  そんな彼ら彼女らの経験は、学校という枠組みの中では決して生じえな

  かったものかもしれません。

  それは、社会の大きな物語から逸脱することで初めて見えてきた彼ら自身

  の独自の世界だったのかもしれません。

  「不登校になったからこそ、見えてくる世界がある」

  私たちは不登校という経験を否定するわけでも、また肯定するわけでも

  ありません。

  ただ、その経験をかけがえのないものへと置き換えていくためには、一体

  何が必要になるのかを考えることが、私たちの役割なのだと考えるのです。

  不登校という経験もまた、何かを生み出す〈機会〉として存在するのかも

  しれません。

  
┗■ 3.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(左京区)
    080-2538-3036(月・火・木・金 10:00〜16:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:30〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    

 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第77号はい
  かがでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは 「アウラ学びの森」北村 真也さんに原稿を
 寄せていただきました。
   
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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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