ひきこもり支援メールマガジン「ほっ都マガジン」 第55号
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┃ ■ほっ都マガジン■ ひきこもり支援情報メールマガジン      
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┃  −ひきこもり支援情報と、ホッとする「安心」をお届けします−  
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               第55号:2011年9月27日発行


 □ こんにちは。

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」の第55号で
 す。

      近頃は天気が不安定で、傘が手放せませんね。

  実は私は雨が非常に苦手でして(得意な方っているんでしょうか?)
 仕事帰りに雨が降っていると、かなり気が滅入ります。(雨を眺めるだ
 けなら好きなんですが)
  
  そこで考えているのが、好みのデザインの傘を探して買ってみようか
 な、ということです。
  
  普段は普通のビニール傘を使っているんですが、気に入った雨具があ
 れば、雨の日も待ち遠しく感じるんじゃないかなと思います。

  嫌なことでも、好きなことと上手く結びつけられれば、何となく楽し
 い気持ちで過ごるかも、と期待しています。
 
 
 
  ▽▼▽▼ 目次 ▽▼▽▼

 1.はじめに

 2. リレーコラム「人生の見つめ直し」
   (あやべ若者サポートステーション 
           「チーム絆」ピアサポーター 町田健史 さん)  
 
 3.イベント等情報

 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み


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┗■ 1.はじめに
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 □ ひきこもり支援情報をお届けします!

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」では、皆さま
 が、常にひきこもり支援の最新情報を入手できるように、月刊で記事を
 お届けしています。

  メルマガの発行は、原則として、毎月第4火曜日です。
 よろしければ、お知り合いにも紹介してあげてくださいね。


 □ バックナンバーはポータルサイトで!

 「ほっ都マガジン」は、「ひきこもり支援情報ポータルサイト」
 (http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/)にバックナンバーを掲載して
 います。よろしければ、ご覧ください。


 □「インターネット相談」をご利用ください!

  相談は、ひきこもりの問題解決のための第一歩です。ひきこもりで困
 っておられるご本人・ご家族の方は、ぜひ、インターネット相談を利用
 してみてください。
 
  ○ インターネット相談(ひきこもり支援情報ポータルサイト)
   専門の訓練を受けたスタッフがお答えいたします。  
     http://www.kyoto-hikikomori-net.jp/consul/
   時間:24時間いつでも受け付けています。



┗■ 2.リレーコラム「人生の見つめ直し」
(あやべ若者サポートステーション 
           「チーム絆」ピアサポーター 町田健史 さん)
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  先日、ある本に上記のタイトルでこんな文章が載っていました。

 「会社などの組織内で鬱などになり、休職を余儀なくされてしまい組織内

 でのキャリアアップが頓挫してしまう。このことで、人はキャリアアップ

 の階段を登る事に格別な意義を見出せなくなり「何かが終わる」局面を迎

 える事になる。その後、自分の人生を見つめ直し、仕事の他にも実は多く

 の役割がある事に気づくという意味の「ニュートラルゾーン 過去・自己

 への探索」を始める。そうした過程を経て、ついには新たな役割やその内

 容に応じた自己イメージと目標を設定する事が出来「何かが始まる」局面

 に展開していくでしょう。」


  後半、難解な内容で僕は解りづらかったですが、要は「人の持つ価値は

 仕事だけではなく他にも沢山あるのでは?自身が大事にしている他の事に

 も目を向けリスタートしましょう!」だと思います。この本では、職業人

 の他に、家庭人・学生・趣味人・息子や娘・ボランティアなどの役割をい

 くつか組み合わせながら人は生きていると述べています。恋人や友人など

 との関係も役割のひとつではないでしょうか。結婚しているサラリーマン

 ならば、職業人・家庭人・両親が健在なら息子・資格修得の勉強をしてい

 るのなら学生・釣りなども好きなら趣味人・などの役割を同時に担ってい

 る事になります。職業人としての役割に多くのエネルギーを注いで生きて

 きた人が職場で休職状態となったとしても、今一度人生を振り返り自分の

 価値観を見つめ直す事がリスタートには必要であるという事でしょう。


  これを不登校の人達にあてはめてみました。彼ら彼女らは「ニュートラ

 ルゾーン 過去・自己への探索」の果てにいったい何を見出すのでしょう?

 友人関係を失い外出も出来ない状態になった場合、何の役割を見つけ出す

 のでしょうか?僕自身、学生時代に引きこもりになった時、自分の過去を

 振り返りました。そこで見出したものは「自分には何の価値(役割)も無

 い」ということでした。「過去・自己への探索」の末、自身の価値観が一

 つづつ消滅していく、そんな気分でした。学生時代においては多くの役割

 が学校の中に集約されている事が多いからだと思います。ただ、そんな環

 境下でも息子・娘としての役割だけは、ご両親が健在な限り普遍的なもの

 ではないでしょか?ご両親共々が息子さんや娘さんに対して「どんな事が

 あってもあなたは大切な子供」とメッセージを送る事が、息子・娘として

 の役割を思い出させ「何かが始まる」局面に展開していく第一歩になるの

 では?と考えてしまいました。



┗■ 3.イベント等情報
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 ◎京都市・京都若者サポートステーションさん及び
  財団法人京都市ユースサービス協会さんからのお知らせ

 <インプロビゼーション・ワーク 演劇の表現力を取り入れて>

 □趣 旨:俳優の 二口大学 氏 及び 広田ゆうみ 氏 をお招きし、 
      ゲームや役者のトレーニング方法を使って、「自分を表現する」
      方法をさがします。

 □日 時:2011年10月17日(月)から11月28日(月)
                      (毎週月曜日:6回) 
      18時から21時まで ※10/31は除く        
 
 □場 所:京都市東山青少年活動センター
       京都市東山区清水5丁目130番地の6(東山区総合庁舎内2F)

 □定 員:10名(先着順)
       (現在就職活動中の学生及び、職についていない15歳から
        概ね34歳までの方) 

 □参加費:無料
      
 【お問い合わせ・申し込み】
  2011年10月1日(土)13時より
  直接来館または電話・Eメールにて先着順受付

  京都市東山青少年活動センター
  (平日10時〜21時、日祝10時〜18時、水曜休館)

  Mail:higashiyama@ys-kyoto.org
      Tel :075−541−0619
   
  ※詳細についてはお申し込みの際にご確認ください


┗■ 4.京都府からのお知らせ 「チーム絆」の取り組み
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  京都府では、2008年度から、「チーム絆(きずな)」の取り組み
 を行っています。

  「チーム絆」は、主に義務教育終了後から20歳未満のひきこもり初
 期段階の青少年を対象に訪問・相談を行い、必要とする支援について適
 切な支援機関を紹介することなどを通じて、ひきこもり初期段階の青少
 年の社会的自立を支援しています。


 ☆☆ 京都府家庭支援総合センター「ひきこもり相談・チーム絆」 ☆☆
   
   電話相談:月曜〜金曜 9:00〜16:00 
                 ※祝日・年末年始を除く
   来庁相談:予約制(まずは電話でご連絡ください。)  
 
   ┌────────────────────────────┐
   │専用電話:075-531-5255
   │専用メール:team-kizuna@pref.kyoto.lg.jp              
   └────────────────────────────┘

 ☆☆☆ 地域版チーム絆 ☆☆☆

 ★★★ 京都市・乙訓・南丹地域チーム★★★
  NPO法人京都教育サポートセンター(中京区)
    075-241-9188  (火・水・金・土  11:00〜16:00)
            ※出張相談(毎週木曜日・予約制)乙訓総合庁舎(向日市)

   NPO法人インホープ (下京区)
    075-352-0557  (水・木・金・土  13:00〜19:00)

  アウラ学びの森 知誠館(亀岡市)
    0771-51-2434  (火・水・木・金  10:00〜16:00)

 ★★★ 山城地域チーム ★★★
   ほっこりスペース あい(宇治市)	
    0774-32-6187  (水・木・金・土  11:00〜16:00)

   NPO法人夢街道国際交流子ども館(木津川市)
    0774-26-0271  (月・火・水・木  10:00〜15:00)

 ★★★ 中丹・丹後地域チーム ★★★
   NPO法人まごころ(綾部市)
    0773-40-2556  (月〜金10:00〜18:00、日10:00〜20:00)
    ※出張相談(第一・第二月曜日・予約制) 
                     福知山総合庁舎(福知山市)
                     舞鶴総合庁舎(舞鶴市)
                     宮津総合庁舎(宮津市)
                     峰山総合庁舎(京丹後市)


 ▽▼▽▼あとがき▽▼▽▼

  ひきこもり支援情報メールマガジン「ほっ都マガジン」第55号はいか
 がでしたでしょうか?

  今回のリレーコラムは、あやべ若者サポートステーション「チーム絆」
 ピアサポーター 町田健史 さんに原稿を寄せてもらいました。
  
  「自分が何のために生まれてきて、何のために生きているのか」
 ほとんどの方が一度は考えることなのではないでしょうか。

  すぐには答えが出ず、苦しくなってしまう時もありますが、その答えは
 自分が出会った人たちや経験したこと全てを参考に、一生をかけて出せば
 いいものだと思っています。


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┃○ 発行:京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト
┃     (事務局:京都府 府民生活部 青少年課)
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